【22卒】極洋の夏インターン体験記（文系/総合職）No.17199（大阪教育大学/女性）（2021/8/11公開）

一人主体性の感じられない学生がいたが、他はおおむね皆が意見を言えていたように見えた。

実際に食品メーカーの企画が何をやっているのか、何に気をつけて仕事をしているのかを知ることができてよかった。ただ自分が作りたい商品を作るだけでなく、他の製品との差別化や材料の入手ルート、水産資源のため材料となる水産物の入手が安定してできるか、など、現実的な問題があることを知る良い機会となった。

水産物を取り扱う代表的な会社の商品を少しでも知っておくと、ニーズがもう少しつかめたのではないかと思う。

やはりオンラインで数十分議論するだけだと、いくら社員の方がアドバイスをくださるといっても学生のグループワークの域を出ないため、想像できなかった。実際に企画に携わる社員の方のところでやるとまた違ったのかもしれない。データなどももう少しあると、実際の入手状況や売り上げ、在庫をイメージ出来て働く自分が想像しやすかったように思う。

この仕事をもっと知りたい、この仕事を通じて社会に貢献したいと思うことができたから。もともと食品の企画がやりたかったこともあり、水産という好き嫌いの分かれる食品でこそ万人が美味しいと思えるような仕事をしたいと思ったし、その気持ちを十分伝えられる、わかってもらえると社員の方と関わって感じたため。

仕事をおぼろげながらもイメージすることができたため、志望度が上がった。水産物は加工品も多く、極洋は魚によって専門の人がいるため、魚の無限の可能性を引き出すことができ、それは自分の夢の実現につながると感じた。しかし、極洋でないといけない理由は見つけられなかったため、志望度が急上昇したわけではない。

面接ではインターンシップの内容、企業についてあまり聞かれなかったため、インターンシップに参加しても本選考には特に有利にならないと感じた。企業理解は深まるため、進路について悩む一助にはなると思う。

インターンシップ参加者の中で十数人が懇親会（質問会）に誘われた。そこでは、質問だけで1時間が終わるほどたくさん質問をすることができた。面接が短縮されるなどの特典はなかった。

食品、化粧品業界を志望していたが、明確に志望している企業があるわけではなかった。漠然と「人を幸せにしたい」という思いはあったが、業界理解も企業理解も足りておらず、とりあえず自分のよく知っている業界をなんとなく志望していた。これからインターンや会社説明会に参加して、とりあえず小売系などから一社内定をもらってから考えようと考えていた。

食品業界への興味がわくとともに、極洋への興味も少しわいた。インターンシップの勝手がわかったため、説明だけのインターンシップは時間の無駄になると思い、自分に今必要なインターンシップを取捨選択できるようになった。また、インターンシップに付随する説明を聞いて、大きな会社はやはり研修が厳しいことに気付き、中小企業にも目を向けてみようと思った。