【論理的思考力の鍛錬】【22卒】稲畑産業の夏インターン体験記（文系/総合職）No.15053（名古屋外国語大学/男性）（2021/5/28公開）

専門商社の中でも年収が高く、インターンシップに参加して企業研究や、早期選考の枠が欲しいと考えたからです。海外展開を広く行っていると感じ、大きな事業規模の中でどのように社員が働いているのか、インターンシップを通して学んでみたいと考えたからです。

企業のホームページやIRをしっかり読み込んで、この企業で何がしたいのか、就職活動の軸をしっかり確立させてから申し込みました。

アンケートのみで参加の可否が決まったので、一つひとつの設問をしっかり考えて回答しました。適正というよりも熱意を重視していると感じました。

新人研修で行っている企業独自の論理的思考力について学んだ。

グループで自己紹介→論理的思考力の練習→実践問題

商社マンに必要とされる論理的思考力の形成と商社業界の厳しさ

「自分の頭で考える」

1日目にやったこと

論理的思考がどのようなポイントで考えることによって効率よく発揮されるのか学びました。グループで別れ、社員が出した問いに、事前に説明された企業独自のフレームワークにあてはめ、グループで結論を出して、発表しました。

2日目にやったこと

一日目で学んだフレームワークを応用して、商社として顧客に何を提供できるのかを8人ほどのグループで考え、発表しました。しかし、発表までの時間がとても短く、発表内容も厳しく詰められました。

人事部長

なし

いままでの人生で私たちがどのような考えかたをして成長してきたのか、考えさせられたことが印象に残りました。過程を褒められてきたのか、それとも成果を褒められてきたのか、社会人になるにあたってどちらの考え方を重視する必要があるのか、考えることが重要だと学びました。

グループワークがいままで一番時間が短く、大人数の中でアウトプットが求められたので、非常に難しかったです。人事はその短い時間で考えたアウトプットに対して厳しい態度で追及するので、どのグループメンバーも委縮してしまい、自分の力を発揮できた学生というのはいなかったと思います。

一日目のインターンシップは比較的和やかでしたが、二日目は一週間たってからの日程だったので、顔ぶれが変わり、新しいメンバーでグループワークを行いました。各グループで優秀そうな学生もいましたが、人事に上げ足を取られて撃沈する人が多かったです。

商社が商流に介在し利益をあげるためには、社員一人一人のレベルの高さが求められることを学びました。また、テーマである「自分の頭で考える」こと、「ビジネスを創造していく事の難しさ」を学びました。独立系の商社であるこの企業では、このインターンシップからは、非常に成績に対して厳しいことを体験できました。

論理的思考力の形成のために、本を読んでおけばよかったと感じました。レベルの高い企業では優秀な学生も多く、自身の知識不足、社会に対する問題意識のなさに気づきました。普段のニュースをただ見るだけではなく、そのニュースの背景はどんなことが隠れているのか、普段から意識しておけば、インターンシップで学ぶことも多かったと思いました。

今回のインターンシップではフレームワークが主に行われ、実際の業務や会社説明会についてはなにも案内がなかったからです。自身で情報をつかむことも大切だと思いますが、インターンシップだけではフォローされなく、後日希望者には座談会で質問ができるという形式だったので、このインターンだけではイメージが難しかったです。

インターンシップをとおして、私はこの企業にあまりマッチしていないと感じたからです。商社という業界で働く以上、きつい業務が多いと思いますが、インターンシップから、この企業ではフォローされるというよりは、その環境のままたたき上げられるという様に感じました。

インターンシップで印象がとても悪くなったからです。グループワークでもほとんど考える時間が与えられず、その発表自体もひたすら上げ足をとられ満足度が非常に低かったです。また、二日目の日程が一日目と一週間空いていたのですが、二日目では一日目の内容を覚えているか厳しく確認され、答えられなかった学生は、「後で君のことを確認しておくから。」と、学生に伝え、終始ピリピリとした雰囲気でした。この企業は良く言えば体育会系、悪く言えばパワハラまがいのことをされると感じ、働きたくないと感じました。

インターンシップだけでは、判断できないと感じました。後日の懇談会で案内があったとも聞きませんでした。そのため、本選考までに何かフォローアップがあるのかはわかりません。

専門商社を中心にインターンシップに参加していました。その中で、メーカー系、独立系どちらも参加できるように応募していました。この企業のインターンシップ参加後、独立系の商社では、自分にマッチしていないように感じました。そのため、このインターンシップ以降は、商社が扱っている商材を生産しているメーカーも志望企業にいれるようになりました。

メーカーがバックにいない分、社員に求めらる仕事量も相応に多く、私はメーカー向きの人間だと感じるようになりました。独立系の専門商社では自由にビジネスができる分だけ、一人一人に求められる責任も大きく、自分自身には向いていないと感じるようになりました。自分の適性はどの業界か、考えなおすいい機会になったと思います。