【学生の人数】1人【面接官の人数】8人【面接官の肩書】技術部の部長【面接の雰囲気】通常の面接形式ではなく、あらかじめ自己PRや自分の研究内容についてのスライドをパワーポイントで作成し、その発表後に質疑応答を行うという形式だった。始まる前に人事の人が気さくに話しかけてくて緊張をほぐしてくれた。【海外での勤務に興味はあるか。また、どのような国を想定しているのか。】将来的には海外勤務の機会を強く希望します。学生時代の短期留学や国際ボランティアの経験から異文化や外国語環境での生活に強い魅力を感じています。また、今後国内における新設橋が減少していく中で、海外にはまだまだ長大橋への需要があり、そういったビックプロジェクトに関わる機会が多いと認識しております。海外での実績の大きな貴社で世界に技術を発信していくとともに、私自身の人生の大きな経験にしたいと考えております。短期留学や海外の友人とのやり取り、オンライン英会話での勉強を通して、日常会話に支障がない程度の英語力を身に付けました。この力は御社の中でも生かすことが出来ると考えています。また、勤務地としては、まだまだ発展途上であるアジアやアフリカの国々を想定しています。特に近年はスリランカやインドなど南アジア諸国での仕事が増えてきていると聞いております。【研究を進めていく上での問題点や今後その問題をどう解決していくのか。】現在大きな問題点は2つあります。1つは実験によるデータ量が膨大になってしまい、データ処理に時間がかかるという点です。時間がかかりすぎると、本研究の目的である簡易的な床版の健全度評価という観点からふさわしくなくなってしまいます。現在はエクセル上でマクロを用いることで、データ処理をある程度簡略化できました。今後も効率的なデータ処理の方法を模索して、より簡易的に橋梁の健全度を評価できるようにしていきたいと考えています。 また、現在の段階では橋梁全体の挙動を把握するのみで、具体的にどの部分に損傷があるかを発見するところまで至っておりません。今後は床版をより細かく分割した単位での測定や解析を行い、損傷箇所の発見までできるようになることを目標としています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】プレゼンテーションとなるため、わかりやすく簡潔なスライドを作ることが求められているとOB訪問の際にも言われており強く意識した。また、面接官からの質問には自信を持ってよどみなく答えた。一方で、研究内容に関わる質問等で分からない点については誤魔化そうとせず、今後の課題にしたいなどと答えた。相手は専門家であるため、誤魔化そうとすると見抜かれる可能性が大きい。
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