- Q. 志望動機
- A.
オタフクホールディングス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒オタフクホールディングス株式会社のレポート
公開日:2019年6月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
企業研究をするためにも必ずマイナビ主催の合同説明会に参加することが重要だと思う。6月にある夏季インターンシップフェアや10月、11月、2月にあるマイナビ業界研究フェアに積極的に参加し、会社の情報を集めることが効率的な企業研究の仕方だと思う。ホームページだけの情報だけでは限界がある。こういうのに何回も参加し、人事採用の方に疑問に思ったことを質問していくことによって会社の理解も深まっていくし、人事の方に顔も覚えてもらうことができ志望度の強さをアピールすることができる。実際に私は何回も説明会に行き、人事の方とお話しをしていたので選考も優位に進めたと感じた。また、オタフクの人事の方は質問してくれた学生の顔と名前は必ず覚えてくださるので積極的な姿勢が大事。食品メーカーなので実際にスーパーに行って商品がどんな売られ方をしているのか、どんな商品があるのかなど確認しておくことも大事。
志望動機
私は食品は作る・食べるを通して喜怒哀楽を味わうことができると考え、それを老若男女に伝えることに魅力を感じたため食品業界を志望しています。その中でも貴社を志望する理由は2つあります。一つ目は中小企業であることです。国内・海外事業の更なる拡大を模索されており、新規事業にも挑戦されている貴社で私が十三年間の野球人生で得たチャレンジ精神が発揮できるのではないかと考えたからです。将来は販路を広げるために未開拓の地に自ら飛び込んで、海外でも活躍できる人間になりたいと思っています。二つ目はメーカーであることです。私は「ウチの商品が…」と言えるような仕事に就きたいと思っていました。創業がお酢であるソース会社は貴社が国内唯一であるため、「ウチの商品が…」というプライドを背負いながら仕事ができることに魅力を感じています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望動機、あなたが食を選ぶ基準、入社して実現したいこと、研究内容、アルバイト経験の有無
ES対策で行ったこと
自分らしさを出すためにネットからの引用はやめ、自分で書いたものを他人に添削してもらった。合同説明会で聞いた内容を盛り込むように意識した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPI対策の参考書を何回も解き直した。時間も意識して問題を解く練習をした。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生2 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 営業〇〇支店長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
聞かれたことに関して最初に結論を述べていたこと。ダラダラ話すのではなく短く、丁寧に話したことが評価された。
面接の雰囲気
面接を始める前にウォーミングアップとして好きな食べ物を聞かれた。雑談に近く、面接官も緊張を和らげるように気遣ってくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
入社して実現したいことは何ですか。
私がオタフクソースの仕事を通じて実現したいことは貴社の海外進出と同時に私も海外へ踏み出せるだけの語学力の習得です。貴社が近年、力を入れられている海外事業に携わり、「コト売り」を通して世界中の人々にオタフクの商品を使用して作ることのできる粉ものや漬物などの食文化を広めたいです。商品を売って終わりではなく、世界中の人々に広める過程で異文化に直面すると思いますが、それをしっかりと理解し、学んでいくことでより視野の広い人間に成長できるのではないかと思っています。そして、海外事業を通して得た視野の広さを私がリーダーシップを発揮する場面で生かしていきたいと考えています。そのためにも国内で営業経験を積み、海外市場の勉強をしたいと思います。
学生時代に最も打ち込んだこと。
卒業研究です。私はもみ殻を使ったヒラタケというきのこの栽培の研究をしています。先行研究のない未知の研究ですが、意欲的に取り組んでいます。研究前から沖縄の気候が栽培環境に適していないことはわかっていましたが、150個ある培地全てできのこが生えてこなかった時は素人である私が研究を続けていくことに限界を感じました。そこで、菌類学という授業で習ったことや文献を読んできのこについて勉強し直し、菌かきという作業を施すと150個ある培地全てからきのこが生えてきました。沖縄でもきのこ栽培ができることを証明したと同時に、亜熱帯地域でのきのこ育成が地球温暖化に耐えれるきのこ栽培に繋がるかもしれないという新しい価値を生むことができました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事採用、役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
緊張せずにはきはきと答えることができたのが大きいと思う。覚えてきたことを言うのではなく、自分の言葉で伝えることが重要。
面接の雰囲気
あちらが水を用意してくださっており、緊張をほぐすために水を飲んでから面接が始まった。雑談に近く、話しやすい雰囲気だった。
2次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったこと。
学生時代に力を注いだことは部活動です。小学4年から13年間野球を続けてきた私にとって全体練習が平日2時間、土日4時間の練習量では成長できないと思い、全体練習の前後や早朝2時間の自主練習を開始しました。うまくなりたいという気持ちで周りに流されずに継続していましたが、1人ではできない練習にも挑戦したいと考え、1人1人に声をかけ、100~200球もボールに触れる機会と練習仲間を増やしていきました。練習試合後には積極的に声をかけて相手チームの練習状況を聞き、チームの課題を確認し、ミーティングで伝えました。また、自主練習で成長した自分のプレーを普段の練習や試合で見せ、勝ちたい気持ちを伝えてチームメイトのやる気に刺激を与え、県で最下位だったチームが1勝できたことは全員の自信になりました。「自分の成長がチームの成長、会社の成長に直結する」という思いでこれからも周りを巻き込みながら色々なことに挑戦したいです。
大学で学んだこと、研究内容について教えて下さい。
農学部亜熱帯生物資源科学科に在籍しており、食品・発酵・生物資源について勉強しています。食品は栄養やその機能、食品衛生について学びます。三大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)、ビタミン、ミネラルについてです。発酵は微生物の種類と機能特性、微生物機能を利用した有用物質について学びます。お酒、みそ、醤油などの発酵食品の作り方についてです。生物資源は身の回りの生物・植物について学びます。石油資源に代わる生物資源について発表しました。研究テーマは「ヒラタケ栽培のもみ殻の利用性」で、ヒラタケを2種類のもみ殻を用いて栽培する研究です。3種類の培地を150個作成し、きのこの生育状況を毎日観察しました。研究は今でも継続して行っています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生3 面接官6
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長、取締役、社長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最後に言い残したことがある方は挙手でお願いしますという場面で自分をよりアピールすることができたと思う。
面接の雰囲気
最終面接でしかも役員の方が4人いたので緊張感があった。どの方も笑顔で対応してくれたのでそこまで緊張しなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
自己PRしてください。
私は責任感のある人間です。沖縄県森林管理課より「沖縄きのこ大使」の任命を受け、県産きのこのPR活動をしてきました。県内のスーパーで紹介したり、アンケート活動を通じて「亜熱帯の沖縄で栽培できるとは知らなかった」、「地味でごはんの主役にならないからあまり買わない」、「おいしくない」という消費者の声を聞き、きのこの魅力と県産きのこの消費拡大を目的に料理コンテストや収穫イベントの企画・運営に携わりました。生産者の方を呼び、栽培・収穫の仕方を説明してもらったり、研究で学んだきのこの栄養成分が体にどのような効果があるか説明し、おいしい食べ方を提案しました。きのこ大使の仕事を通じて、きのこと消費者、生産者と消費者を繋ぐことができました。県から任命され、県のために仕事をすることに重圧も感じましたが、きのこ大使としての責任を果たすことができ、達成感を味わうことができました。
あなたの強みを教えてください。
私は成果が出るまで粘り強く挑戦できる人間です。私はきのこの研究をしています。1度で成功しないことや失敗が多く、時間がかかる作業が苦手ですが、先行研究がない未知の研究を自分が開拓したいという好奇心で取り組んでいます。涼しい場所を好むきのこを亜熱帯である沖縄で栽培することは困難で、実験を2回行いましたが、きのこは生えてきませんでした。まず、実験ノートにメモしてあった実験方法を見直し、失敗原因を考察しました。次に、きのこの英語文献を読んできのこについて勉強しました。専門用語が多くかつ英語なのでわからない英単語はその都度調べました。実験方法を変更して実験すると、生えてくるようになり、成功しました。成果が出るまで粘り強く挑戦する姿勢が身についていたため、この研究を半年続けることができ、成果も出すことができたと感じました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
役員面接通過の連絡の際に内定を出した場合、就活を辞めるか続けるか聞かれた。六月終わりまでは待ってくれる。
内定に必要なことは何だと思うか
選考はとにかく人柄重視だが、エントリーシートを通過しないと次の選考に進めないので手を抜かないこと。夏季か冬季のインターンシップに応募すること。私は参加することができ、名前を覚えてもらうことができた。選考もこのおかげで進むことができたと感じた。エントリーシートが通過すると面接時に履歴書の提出が課される。そこでまた質問事項に答えないといけないので準備しておくこと。役員面接では研究内容を主に聞いてくるので答えれないと厳しい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
人柄とオタフクの社風に合うかが大事だと思う。インターンシップでは性格診断もしたので企業とマッチするかがこの時点で見られている。勝因は合同説明会に何回も言って志望度が強いことをアピールしたことだと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
特に注意することはない。ただ今年の内定者は体育会系が多かった気がした。海外進出に力を入れているので語学力がある人が通過しやすいと感じた。内定者には中国人、韓国人、東南アジア出身の方もいた。語学力がなくても自分をアピールできれば大丈夫。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定者懇親会があり、社員・内々定者で食事をした。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 海外拠点で働きたい
入社を迷った企業
万田発酵株式会社
迷った会社と比較してオタフクホールディングス株式会社に入社を決めた理由
自分の直感を信じた。2年生の時、合同説明会に参加し、話を聞いてこの会社に入りたいと思ったのが最初だだった。雰囲気がよく、社員ファーストというのが伝わってきた。海外事業に関わりたいと思っていたので、進出を強めているところに魅力を感じた。この世からお好み焼きソースがなくなることはないと考えていたので、将来性に安心感があった。また、今後の成長も見込め、かつ自分が働いている姿が想像できたのでこの会社を選んだ。
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オタフクホールディングスの 会社情報
会社名 | オタフクホールディングス株式会社 |
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フリガナ | オタフクホールディングス |
設立日 | 1952年10月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 597人 |
決算月 | 9月 |
代表者 | 佐々木茂喜 |
本社所在地 | 〒733-0833 広島県広島市西区商工センター7丁目4番27号 |
電話番号 | 082-277-7112 |
URL | https://www.otafuku.co.jp/ |