【学生の人数】5人【面接官の人数】6人【面接官の肩書】役員、人事【面接の雰囲気】役員の方々はかなり圧迫感を最初は感じたが、面接が進むにつれてほとんど感じなくなっていきました。やりやすい方だと思います。【自己紹介・自己PRをしてください】(所属大学、専攻、そして名前を言いました。)大学では熱工学研究室に所属し、伝熱工学を主に学んでいます。また、水素エネルギー利用に関して水素吸蔵合金を用いるための研究を行っています。自己PRとしましては、私は物事を結果が出るまで粘り強く、継続して行う人間です。大学では、航空宇宙分野に携わる上で必須となる英語に粘り強く取り組み成果を出しています。大学入学時にTOEICでスコア635を取得したあとも、リスニングが弱いと分かったので、TOEICを勉強するのはもちろん、大学の留学生と積極的にコミュニケーションをとり、大学主催の海外語学研修に参加するなど様々な機会を作って、積極的に英語に取り組みました。計画通りにいかないことも多かったですが、そのたびに週1でも決めたことはやる、など英語に触れ続けることを粘り強く継続しました。その結果、現在、TOEICも自己ベストでスコア755まで取得していますし、そのスコアから大学院では日本人学生としてただ一人、留学生とともに講義を英語で受け、修士論文も英語で執筆し英語で発表することになっています。また、大学の国際交流センターの臨時職員に日本人学生として初めて採用され、英語を実践的に使う環境に身を置いています。以上のように大学で培われた英語力は御社に入っても必ず活かされると思います。【研究内容に関して教えてください。】水素吸蔵合金(以下、MHと記す)は,可逆的に水素を吸蔵・放出する能力を有し、水素エネルギーの利用上重要な水素貯蔵あるいは水素精製に応用されている.MHの組成で一般的なAB5型に属すLaNi5は、優れた性質を持つ一方でLaがレアメタルであるため、コストが高いという欠点がある。私の研究で扱うCaNi5は、Laの代わりにCaを含んでいるためLaNi5に近い性質を持つ上、安価である。この点で、近い将来必要となる大規模な水素精製装置や貯蔵装置の実現において大幅なコストダウンにつながると期待される。MHの水素化・脱水素化反応は熱化学反応であるため,MH充填層における反応熱の伝熱や圧力損失を把握することで、MHの利用上不可欠な反応速度を決定できる。そこで、CaNi5が水素の吸蔵・放出を繰り返す回数とその水素吸蔵量が,伝熱特性および通気抵抗にどのような影響を及ぼすかを調べている。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】評価されたと感じた点はなかったが、質問されたことに関しては堂々と答えれた点がよかったのかもしれない。
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