【21卒】西日本鉄道の冬インターン体験記（文系/コーポレート・地域マーケット部門）No.9992（九州大学/男性）（2020/7/21公開）

「まちづくり」を行う時には、予想以上に頭を使うということを学んだ。立地であったり建物の中に入れるテナントなど、考えることがたくさんあった。当然、規模が大きいほど多額な費用がかかってしまうので、入念に準備をして取り組む必要があることを学べた。

博多・天神の再開発事業についての知識があればよかった。きっとグループワークの中でも活かすことができたと考える。

単なる「まちづくり」の新規アイデアワークだけでは、この企業で働いている姿を想像するのは困難であった。確かに社員の方との座談会などはあったが、それだけでは業務の内容は分かっても、あまり体感が湧かなかった。参加しても参加しなくてもあまり変わらないと思った。

インターンシップ参加者が知ることのできる企業情報を得ることができたので、そういった意味では本選考での志望動機等の差別化に活かすことができると感じた。あとはその企業に対する熱意が大切だと考えた。そのため、本選考では多少は有利になるのかなと感じた。

何度も言うが、新規アイデアワークだけではその企業で働くイメージを持つことは難しい。長期的なインターンシップなどとは大きく違い、1日完結型のインターンシップだと困難だと感じた。なので志望度が高まったとも低くなったとも言えないが、陸運業界として社会的魅力があるので、面白そうだとは思った。

インターンシップで高い評価を得た学生は、本選考で早期選考を受けることができる。早期選考に入ると面接の回数も少なく、内定が出る可能性はぐんと上がると思うので、有利になるとは考える。

インターンシップ参加者は、追加で別の新規アイデアワークのインターンシップに招待される。ただ、グループワークの内容が変わるだけであとは何も変わらない。

金融業界やインフラ業界を中心に見ていた。ただ、これらの業界は社会に大きな影響を与えることができるため志望していたものであり、陸運業界もなくてはならないものであるので興味や関心はあった。しかし、陸運業界は今後の人口の減少を大きく受けてしまい、かつ「まちづくり」も行ってはいるが、人口減少下で行うメリットがあるかは疑問視しているため、志望度は高くなかった。

陸運業界の動向などを知ることができたのは良かった。ただ、西日本鉄道も、競合他社である九州旅客鉄道もコア事業である自動車事業や鉄道事業では利益を確保できていないという現状も知った。陸運業界に属する企業も「まちづくり」や「不動産事業」に力を入れていくと考えており、それはあまり自分にとっては興味がないため、特に変化はなかった。