18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 同志社大学大学院 | 男性
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Q.
あなたの研究テーマや得意技術について専門外の人にもわかるよう説明し、その技術を用いてどのような社会課題の解決に貢献できる(したい)か説明してください。
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A.
私はプラズマを用いた水素負イオン生成の高効率化を目指して研究しています。核融合炉の加熱機構に用いられる水素負イオン源は、核融合実現に向けて生成効率の向上が求められ、装置内にセシウムを添加することで性能を高める方法が考えられています。一方で、この方法では整備コストや人体への安全面に問題があります。そこで、新しい構造のイオン源を設計開発し、内部のプラズマの診断により水素負イオンが効率よく生成される条件を調べることで、セシウムフリーな装置での水素負イオン生成の高効率化を目指しています。そして、私は高効率な水素負イオン源の開発によって、核融合発電の実用化に寄与し、世界的な電力不足問題の解決に貢献したいです。また、核融合発電は、膨大なエネルギー・CO2を排出しない・水素という豊富な燃料資源が存在する点から、将来的に世界を支えるエネルギー源のひとつであり、その実用化は持続可能な社会の実現に貢献できます。 続きを読む
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Q.
学生時代(大学・大学院)に周囲を巻き込んで困難を乗り越えたエピソードを説明してください。その中であなたの果たした役割やこだわった点を具体的に説明してください。
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A.
テニス初心者でも大会に参加しやすい環境づくりに取り組みました。私は大学時代、6つのテニスサークルが加盟する大会の運営役員として、大会参加者のリストを管理する仕事をしていました。活動を通じて、テニス初心者の方が大会参加に消極的であることに気づき、理由を聞いて回ったところ、試合の流れやルールが分からないことが大会参加への障壁になっていることを知りました。そこで私は、どうすれば初心者の方でも試合に出たいと思ってもらえるかを考え、他の役員に呼び掛けて実践形式の練習会を企画しました。練習会では特に試合形式の練習を多く取り入れることで、ルールや流れと共に、試合の楽しさを伝えられるように努めました。その結果、次の大会では団体戦における参加チームが、各サークルから1チーム以上増え、また練習会に来てくれた多くの方が参加してくれました。私はこの経験から、人々の要望を聞き、その実現に向けて実際に行動する力を身につけました。 続きを読む