18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 岐阜大学 | 男性
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Q.
あなたの研究テーマや得意技術について専門外の人にもわかるよう説明し、その技術を用いてどのような社会課題の解決に貢献できる(したい)か説明してください。
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A.
私の研究テーマは医用画像からがんを検出するソフトウェアの開発です。撮影装置の技術進歩に伴い、患者一人当たりの撮影枚数が増加しています。医師の診断にかかる時間は増加し、疲れによって病気を見落としてしまう可能性があるため、診断を補助するシステムの開発が望まれています。そこで、本研究の目的は画像内のがんを自動で検出し、その結果を医師に提示することで、診断の負担を減らし、病気の見落としを防ぐことです。研究で使用する画像はがんが存在する箇所を正常な組織よりも明るく映し出します。しかし、臓器によっては正常でも明るく映ってしまうため、誤ってがんと検出してしまいます。本手法では、まず臓器ごとに標準的な明るさのモデルを構築します。次に、診断対象の画像とそのモデルを比較し、対象画像の明るさを正規化します。正規化によって、がんのみが明るく映るようになり、検出が可能となります。現在はモデルの精度とがんの検出率の向上を目指しています。 続きを読む
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Q.
学生時代(大学・大学院)に周囲を巻き込んで困難を乗り越えたエピソードを説明してください。その中であなたの果たした役割やこだわった点を具体的に説明してください。
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A.
私が周囲を巻き込んで困難を乗り越えたエピソードは,プログラムで制御するラジコンのコンテストです。これは4人1チームで協力し、20チームで順位を競うコンテストでした。私のチームは優勝を目標に掲げていました。しかし、作業を進めると、メンバーの進行度に差が生じました。それはメンバーが自身の作業に集中しすぎ、コミュニケーションが取れていないからでした。私はチームの問題を解決するためには、解決のために最も行動し、その姿をメンバーに示すことが重要だと考えています。そこで、細かく進捗を聞き、メンバーで共有するよう働きかけました。さらに、作業が遅れている人のフォローを提案するとコミュニケーションが活発になり、段々とメンバーの進行度の差が減りました。さらに、より良い機体を作るための案をメンバー全員が意欲的に提案するようになりました。最後はあと一歩及びませんでしたが準優勝を獲得することができました。この経験から、チームとしての力を最大限発揮するためには、コミュニケーションを密にとることが何よりも重要だと学び、問題解決に向けたリーダーシップが身に付きました。 続きを読む