22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 京都工芸繊維大学大学院 | 女性
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Q.
当社に興味を持たれた理由と、あなたの能力をどのように生かしたいとお考えですか?
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A.
幼少期よりセンフィークシャンプーを使用しています。地元・京都の企業であること、ユーザーに長く愛されていることなどからずっと貴社を意識していましたが、昨年染毛剤に関する研究を始めた時から一層意識するようになりました。創業時の目標通り、ユーザーを思って高品質な製品を開発し続ける貴社の一員となり、人々の美容と健康に貢献したいと考えています。 現在の研究テーマは「アブラヤシ種子殻抽出物を用いた染毛加工」です。アブラヤシは食用油・工業油の原料植物で、消費拡大により搾油後の大量の廃棄物が問題となっています。本研究では、このバイオマス資源を染毛剤として活用する可能性を拡大することを目的としています。また、現在広く使用されている酸化染毛剤はアレルギー反応を起こしやすく、皮膚炎等の健康被害を恐れて染毛を避けるユーザーもいます。アブラヤシ種子殻抽出物を用いた染毛剤は植物由来であり安全性も期待できることから、そういった層へより多くの選択肢を提供し美容への興味を引きだすことができると考えられます。この研究を経て得た知識と視点は、きっと貴社の製品開発の助けとなると考えています。 続きを読む
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Q.
自己PR又は、特技・長所・短所について詳しくご記入ください。
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A.
私の趣味はプリン作りで、週に一度必ず作っています。プリンは材料も調理手順も至ってシンプルですが、卵黄のみを使う、牛乳の一部を豆乳に置き換える、また蒸らし時間を変えるなどの操作で仕上がりに大きな違いが出ます。元々料理が好きではなく、動機も昨年春の休校の影響で余っている牛乳の積極的消費が農林水産省から呼びかけられたため、プリンが大好きな家族にせがまれたため、と受動的なもので、当初は継続する気は全くありませんでした。しかし製作を始めてみると、味の改良のために試行錯誤することが楽しくなり、毎週末の習慣となりました。このように、試行錯誤が好きで探究心が強いところが長所ですが、一度のめりこむと満足するまで同じ事ばかりを繰り返してしまうところが短所です。 社会へ出てからもこの試行錯誤を楽しむ態度を活かし、行き過ぎを諫めてくださる方の力を借りながら、仕事に趣味に邁進していきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
10年後の美容業界や美容室の展望について、あなたの考えや提案をご記入ください。
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A.
近年SDGsへの関心が高まっていることから、美容業界は環境負荷の低い製品の開発が求められると考えています。バイオマス資源を用いたカラー剤やヘアケア剤の開発を行えば、SDGs達成にも寄与できると考えています。また、この数年で多様性を認め合おうという価値観が急速に拡大しています。10年後にはカラーやパーマをタブーとする価値観が日本の企業や学校から消え、ヘアスタイルを楽しむ人が増えるのではないかと考えられます。美容業界では、幼年期の敏感な肌でも気軽に楽しめるカラー剤の開発や、古い価値観の方に対しても受けのいいビジネスマン向けのヘアスタイル・カラーの提案などを行うようになると考えられます。 続きを読む