【現場主義を体現する】【17卒】ＴＯＹＯ　ＴＩＲＥの本選考体験記 No.1769（東北大学大学院/）（2017/6/13公開）

かなり後期の募集だったこともあり、第何志望か詳しく聞かれ、他に内定が出ているかも詳しく聞かれた。その時受けていた他の企業も含め、志望度を正直に伝えたことや、自分の強みだけでなく弱みも把握して、両方を伝えたことなど、正直に伝えたことが評価された点だと思います。また、なぜタイヤ業界に興味を持ったかと、他のメーカーにない企業の強みをはっきり答えられることは最低限必要です。

基本的にはESに沿って質問を受け、補足していく形でした。かなり和やかな雰囲気で、別室から面接室に移動する時に、「緊張しないでいいよ」など声をかけてもらえました。面接中も、たまに笑いがあるような雰囲気でした。

アルバイト経験はありますか？

私は、大学4年の時に二か月間だけ居酒屋でアルバイトをした経験があります。アルバイトを始めたきっかけは、一度自分でお金を稼いで社会勉強をしようと考えたことです。居酒屋を選んだ理由は、朝と昼間は部活動と授業で忙しく、夜間しか時間が取れなかったためです。結局、時間が作れなくなり早々に辞めてしまいましたが、実際に働くイメージをつかむことが出来ました。すぐにやめてしまったアルバイトだったので、明確な辞めた理由とそこから得たものが何だったかを注意して回答しました。

タイヤでなければならない理由を教えてください(ダイバージェントには興味がないですか？)

自分が仕事をするうえで、実際の製品が目に見えることが、仕事から達成感を得るために重要だと考えています。そこで、普段の生活で目にする機会の多い自動車産業に興味を持ち、その中でも、外からはっきり分かり、独自のオリジナリティを出せるタイヤメーカーの仕事に最も魅かれました。そのため、タイヤを作ることにこだわって仕事をしたいと考えています。自動車は多くの部品で出来ており、各部品を専門に作っているメーカーも多いです。その中で、なぜタイヤが良かったのか説明できたほうがいいと思います。また、タイヤメーカーは他のゴム製品を扱っていることも多いので、どちらがやりたいかも答えられるように注意しました。

基本的には1次面接と同じ内容でした。しかし、技術部長面接ということもあり、現在の研究内容やそれをどのように生かしたいかは細かく聞かれ、評価されていると感じました。また、どれだけ企業のことを調べているかも見られていたと思います。部長面接で、福利厚生や勤務地などの基本的なことは聞かないように、待合室で念押しされました。

1次面接の面接官の方が司会役になり、1次の内容をもう一度細かく聞かれました。1次よりは少し硬い雰囲気でしたが、全体的には和やかで、待合室では人事の方に励ましてもらいました。

タイヤメーカーに興味を持った理由を教えてください

「自分の祖父が自動車メーカーで働いていたこともあり、自動車産業に興味がありました。最初のうちは自動車メーカーを中心に就職活動をしていましたが、就職活動をするうちに、弾性物理を研究してる自分の専門内容は、タイヤなどの部品に生かすことが出来るのではないかと考えたことがきっかけでタイヤメーカーを志望しました。」と回答しました。自分がどのような経緯で自動車・タイヤに興味を持ったか注意して話しました。自分の研究内容と絡めて話をして、自分の研究がどのように生かせそうか細かく説明しました。

現在の大学と研究内容を選んだ理由を教えてください

「仙台という地元とは離れた土地で、両親に頼らずに生活しようと考えたのがきっかけです。当時から、将来は技術系の職につきたいというのは大まかに考えていたので、当時、興味のあった情報処理やプログラミングの研究がしたいと思ったこともあり、現在の大学を目指しました。入学後、運動部に入ったこともあり、人間や生物の運動に興味を持ち、生物物理の道に進みました。」と回答しました。自分がどのようなことに興味を持ったか、その過程を意識して答えました。大学に入学する前の内容も関係するので、自己分析を深く行うことが重要だと思います。