【挑戦と笑顔の航空物語】【19卒】ＡＮＡ関西空港のグランドスタッフの本選考体験記 No.6022（青山学院大学/女性）（2018/12/20公開）

志望理由を記入してください/あなたの強みを記入してください。また、入社後どのように生かせますか

TOEICを直前まで受けて少しでも点数をあげる。パンフレットを手掛かりにネットで調べて自分だけの理由を作る。

日々の英語の勉強の継続。SPIの参考書を解く。

英語、計算、国語、性格診断

立派な回答はしていませんが、その場の自分の言葉で話せたこと。（グループに3か国語話せる方がいらっしゃいましたが、丸暗記しているような話し方で、面接官の反応があまりよくなかったです。）

受験生の皆さんが髪の毛等きちっとされていて、1次面接からレベルが高いなと感じました。面接官の方は和やかで緊張をほぐそうとしてくださいました。

今までに頑張ったことはありますか。

アルバイトを頑張りました。パン屋さんでしておりまして、気難しいお客様がいらっしゃったのですが、常連の方だったので、毎回笑顔で接するように心がけました。ピザを毎回買われていたので、「お好きなんです？」とお伺いしているうちに、「妻と食べえるんです。」とだんだん笑顔で話してくださるようになり嬉しかったです。
→初めての面接だったので、何が言いたいのかよくわからない回答になってしまいました。ですが、笑顔で楽しくお話することで、面接官の方も笑顔で頷きながら聞いてくださいました。アルバイトの話はNGの業界もあるようですが、航空業界はむしろ聞かれます。売上等の堅い話ではなく、お客様のことが好きなんだな、と思ってもらえるような温かいエピソードが良いと思います。

最後に一言か質問があればどうぞ。（＊時計を見ながら言われました。）

（＊挙手性だったので、お時間大丈夫ですか？と伺ってから答えました。）
本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。私が初めて訪れた空港が関西空港でして、このような機会を頂けたことを大変うれしく思っております。御社は中国へのハンドリングが多いと伺っておりますので、入社することができましたら、関西らしいあたたかいJAPANクオリティを中国にも広めていきたいと思っております。本日はありがとうございました。
→面接中に企業研究を入れる機会がなかったので、最後の一言で、入れるようにしました。他の方は質問をしていましたが、一言の方が反応が良かったように思いました。質問する場合は説明会で聞けるようなありきたりな質問ではなく、企業研究を入れて、調べているからこそできる質問をすると良いと思います。

企業への理解を評価して頂けたと思います。2次面接では、企業理解に関する質問がメインでそこから深堀もされました。説明会に1回しか行っていなくて、パンフレットだよりで不安があったのですが、語句を覚えるまで熟読することで、面接官の方から「よく知っているね」と言って頂けました。

1次同様和やかな雰囲気で行われました。他のお部屋では質問によっては圧迫された方もいるようでした。2人で30分程度だったので、いつもより長かったです。

アルバイトでのクレーム対応の経験はありますか。

自分のコミュニケーション不足でお客様にご迷惑をおかけしてしまったことがございます。私はホテルの宴会場でウエイトレスをしております。中国人のお客様だったのですが、中国では少し食事を残すことがマナーだと伺っておりましたので、スープをおさげしたところ、「スープはどこ？」と尋ねられ、しっかりと確認をとらなかったことで、このようになってしまいました。
→面接官の方が笑ってくださいました。面接というより会話に近いテンポで進んでいたので、短く答えるように意識しました。事前準備では、この場合の改善策も考えていましたが、場の雰囲気を考えて言いませんでした。改善策が聞きたければ、面接官の方から返しで言われると思うので、型にはまらずお話するように心がける方が良いと思います。

なぜ数ある航空会社の中で、関西空港を志望しているのですか。

まず私は地元の関西で働きたいという思いがございます。また御社は中国全土のANAさんの品質管理をされるなど、ANAグループを引っ張る存在であることに魅力を感じております。私のゼミナールの教授が中国出身でして、馴染みがございます。他にも、御社はとても元気なイメージがございます。以前カスタマースキルコンテストの動画を拝見させて頂きまして、とても大きな声援が印象に残っておりまして、私もその一員になりたいと思いました。
→志望動機で言っていない志望動機を言いました。志望動機に繋がる質問も多いので、1つの会社につき5個くらい志望動機を用意しました。他のお部屋では「国際空港だからという理由以外で関西空港を志望する理由」を聞かれ、だまってしまったら、かなり雰囲気が悪くなったという声を聞きました。

面接官の方と楽しくお話できたことかと思います。時折褒めてくださったのですが、「とんでもございません。」と謙虚に話すようにしました。相手の良いところをたくさん言うようにしました。そのためには、企業研究が大切です。

前回同様、和やかな雰囲気で行われました。個人面接だったので、こちらのペースに合わせて頂けました。面接官との間に距離があったので、少し緊張しました。また、自分にしか注目が来ないという意味では緊張しました。

LCCとANAの違いはなんだと思いますか。

（想定外の質問だったので、内心焦りながらその場で考えました。）
そうですね。LCCは様々な職種を一人で担当しなければいけないところがANAとの違いだと思います。安全にお客様のために、というところは同じだと思うのですが、より限られたコストで運行しなければいけないところが大変だと考えています。ですが、その分自分ができる業務の幅が広がると思うので、やりがいがあると思います。
→私は志望動機でLCCハンドリングをしたいと言ったので、質問されました。正直、違いはコスト面しか考えていなかったのですが、グランドハンドリングを兼ねていることでより広く挑戦できる、というポジティブ面を答えられたのは良かったと思います。面接では、常に前向きな回答をするように心がけました。

エントリーシートには、「準備力がある」というところを強みに書かれていますが、グランドスタッフに活かせそうなところはありますか。

私は真面目なところがあるので、そこを活かせるのではないかと思っております。危険物など分からないことがありましたら曖昧にせずに先輩方に確認したり、お荷物の超過などもしっかりお断りすることで、飛行機の安全運航に貢献して参りたいです。
→自分の強みや長所を考える時は常にグランドスタッフにどう活かせるかを考えると良いと思います。航空業界はバリバリの総合職ではなくお客様に好印象で接してくれる人を求めているので、長所を言う時は言い方に注意しました。しっかり内容はアピールしつつ、声のトーンをあげたり、口調や言い回しに気を付けて謙虚に話すようにしました。また、ここまでサービス系のお話をしていたので、バランスを考えて、業務に活かせそうなところにしました。