【未来を見据えた提案力】【21卒】キヤノンマーケティングジャパンの冬インターン体験記（文系/営業職コース）No.11724（釧路公立大学/男性）（2020/11/17公開）

とにかく名前を聞いたことがある企業の中で自分が興味を持てそうな企業の中から選んだ。特にエンタープライズビジネスユニットの中で、製品とＩＴソリューションを組み合わせてお客様の課題を「見える化」することで合理的かつ効率的な解決法を見つけるワークに参加してみたいと思ったから。

キャノンマーケティングジャパンのインターンシップは先着順のため早くからの行動が必要だった。同じ時期にES選考のあるインターンもあったため、募集が少しばらけていたため、私が応募したときにはまだ余裕があったように感じた。

企業に対してキャノン製品を用いた売上向上の提案/カメラとプリンターのどちらかを選び、年末商戦に向けてのマーケティング施策の提案を行う。

1日目にやったこと

まず午前にキャノンマーケティングジャパンについての説明をされ、その後B to Bの営業提案を行った。６人ごとのグループに分かれ、キャノン製品の説明が描かれたカードが配られ、それを組み合わせて人事の人に提案するワークだった。午後はB to Ｃで同様にワークを行った。

人事課の社員

なし

クライアントに提案するときは「仮説」をもって提案し、お客様に対して質問しすぎないようにしなさいと人事課の人からフィードバックをされたこと。仮説をもって臨むことで、お客様の顕在ニーズだけでなく潜在的なニーズをご提案することができるのでよりご提案に乗っていただける可能性がある。

自分なりの仮説をもってご提案するのがとても難しかったです。しかし、そうすることによってお客様からの顕在ニーズだけでなく潜在ニーズにも応じることができると知り、とても勉強になりました。また一つの課題に対して１５分といった短い時間の中で膨大な量の情報とチームの意見をまとめることに苦労しました。

キャノンマーケティングジャパンはキャノンの営業部門を担っておりクライアントが何を求めているのかを言われる前に予想して提案する、プラスαの価値を提供できるという姿勢が求められていると強く感じた。基本的にキヤノン製品を販売することのメリットをいかに販売店に伝え説得するか、競合他社があふれている中で勝ち取れるのかといった実力主義が求められているということを実感できた。

実際に店舗へ行ってみて商品を取り扱っている棚やお客様の動向を見て置いたらもっとスムーズにテーマに沿った提案ができたのではないかと感じた。

今回のキャノンマーケティングジャパンの営業職コースのインターンは学生が議論しあって、実際の製品の写真や説明を見ながら社員の方が普段考えていることの一端を垣間見ることができた。しかし、実際の社員はもっと過密なスケジュールや営業店との折衝、英語を使ったプレゼンテーションなどもあると聞き、どれだけ大変なのかの想像があまりつかなかった。

インターンシップの参加学生を見る限り、本選考を受ける人も同じ業界でインターンをしている人ばかりではないと感じたから。また学歴に関係なく実力で判断してくれる社風だと感じたため、インターンで得た知識や業界研究、自己分析を詰めていけばキャノンマーケティングジャパンを受けるにあたっては有利に働くと感じたから。

志望度が上がりました。実際に体験することで話に聞くだけでは感じられなかった面白さや達成感を得ることができ、働くことが楽しみだと感じられるようになりました。また社風や社内の雰囲気が自分に合っていると感じたからです。私の強みでもあるメリハリをつけて作業するスタイルにも合致していると感じました。

本選考に参加した際に面接官がインターンシップの時の人で、「参加してくれていましたよね」と言ってくださったのでちゃんとチェックしているのではないかと思う。またインターンシップの時に人事が名簿に加点を書いている欄があった。

公務員試験を受けることを決意していたが、せっかくなら様々な企業を見に行ってみたいと思い、精密機器やＯＡ機器の大手であるキャノンマーケティングジャパンに参加してみた。市役所や官公庁のインターンシップにも参加したがお堅い雑用がメインであまり面白くなかったので、自分から積極的に参加できる面白そうなインターンシップに行きたかった。

実際に大きい企業に入ると会社がでかすぎて自分がどこにいるのかわからず歯車の一つと感じてしまう現象があるが、キャノンマーケティングジャパンはあまりそういった印象は受けなかった。それというのもベンチャーのように多数の販売店に対して自分ならではの売り方を提案して売り込んでいくため一人一人の裁量が大きいように感じたからである。