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【金属の未来を拓く】【22卒】UACJの技術職の本選考体験記 No.13868(室蘭工業大学大学院/女性)(2021/6/9公開)

株式会社UACJの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2022卒株式会社UACJのレポート

公開日:2021年6月9日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 室蘭工業大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
  • 日鉄パイプライン&エンジニアリング
  • UACJ
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

1次面接、SPIはオンラインでおこない、最終面接は対面でした。対面の場合は体温測定、全員マスク着用で、面接官と距離が離れていました。

企業研究

UACJに興味を持った点、他社と比べたときの志望度合、入社してやりたいことはよく聞かれた項目であった。入社してやりたいことは技報や中期営業計画から会社が今後どのようなビジョンをもっていてどのような研究を行っているのかを調べた。また、UACJはアルミを扱う会社なので、今後のアルミがどこで使用されるのかなどの展望などもネットや論文を探して調べた。ESや面接で言う際に会社が目指すものと自分がやりたいことがマッチするようにした。UACJに興味を持った点や他社と比べたときの志望度合のような志望理由を問うような質問は、どうしてUACJに入社したいのかを明確に言うと評価が高いと思う。特に志望度合は5:3:2など比ではっきりと聞かれるので志望理由の明確化は必要に感じる。やりたいことのイメージをもつために長期のインターンは最適ではないかと感じた。

志望動機

私は銅管の淡水腐食に関する研究を行っています。銅管は家庭用熱交換器や給湯給水管に使われており、自分の研究が生活を豊かにできる可能性があると感じました。そこで私は人々の生活を支えたり、関わるような仕事がしたいと考えました。UACJは自動車や飲料缶、航空機などに使用されており生活を支えており、金属から生活を豊かにできるのではないかと考え志望しました。特に最近は自動車の軽量化においてアルミが注目されており、UACJではボデイパネル材やコンデンサに注力されている点にとても興味を持ちました。アルミが自動車材料に使用されるにあたって、異種材料接合が問題となってきます。私が所属している研究室ではアルミとCFRP、鉄のガルバニック腐食についても研究しており、ゼミなどで学ぶ機会があり、学んだ知識を生かせるのではないかと考え志望いたしました;

エントリーシート 通過

実施時期
2021年03月 上旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

当社の、どのような部分に興味・関心を持ちましたか?(200文字以内)
当社では、どのような職種を希望しますか?また、その理由は何ですか?(200文字以内)
あなたの強みは何ですか?また、それをどのように仕事に生かしたいですか?(200文字以内)
業以外で力を入れたこと(サークル活動・アルバイト・趣味等)を教えてください。(250文字以内)
研究テーマの目的・背景・内容などを教えてください。(250文字)

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

Webで入力

ESを書くときに注意したこと

200~250文字とかける量が少なかったため、簡潔にわかりやすくなるように注意してかいた。

ES対策で行ったこと

教授や研究室の同期に何回かみてもらい、アドバイスをもらった。また、先輩のESもいくつかよみ参考にさせてもらった。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

WEBテスト 通過

実施時期
2021年03月 下旬
実施場所
自宅
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

Webテストの参考書をといて、自分が苦手なところは何度も復習した。

WEBテストの内容・科目

SPI:言語、非言語、性格

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

一般的なSPI(Web)と同等の問題数、制限時間

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 上旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
人事部
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
1週間以上

会場到着から選考終了までの流れ

自己紹介や研究内容、ガクチカなどきかれたあと、深堀りのための質問をされた。その後はそれ以外の質問を3問ほどされた。最後に逆質問を聞かれ、終了。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

制限時間を設けられる質問が多かったので、時間を確認しながら答える必要であった。深堀りでは端的にわかりやすく答えることが大切だと感じた。

面接の雰囲気

雰囲気は厳かであった。特に、研究内容については面接官がどのような研究を行っているのか理解しようという姿勢がみられた。他の質問においても学生がどんな人物であるのかを理解しようと多くの質問や「こういうことですか?」という確認が多かったように感じた。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

3分以内で研究内容、困っている点、どのように乗り越えようとしているのかについて教えて下さい。

私は銅管のマウンドレス型孔食に及ぼす水質因子の影響について研究しています。銅は耐食性、熱伝導性がよく家庭用熱交換器や給湯給水管に使用されています。しかし、淡水中において腐食によって穴がああいてしまう事例が多く報告されており、問題となっています。マウンドレス型孔食は他の孔食に比べて経が小さく深さ方向の進展がはやいことが問題です。淡水中の成分のシリカがマウンドレス型の孔食に影響を与えていると考えられていますが、どのぐらいの濃度が必要なのかなど詳しいことはわかっておりません。また、シリカはアルカリ性であるほど溶解量が増加する性質をもちます。このことから、水質因子であるシリカとpHがマウンドレス型孔食にどのような影響を及ぼすのかを研究しています。実験方法としては、銅イオンシリカを含んだ水にNaOH溶液をもちいてpHの調整を行うことで腐食生成物を人工的に作り出し、定性・定量分析を行っています。苦労している点はpHの調整が難しいことが挙げられます。解決方法としては今用いているNaOH溶液の濃度を下げることを考えています。
深堀りされた

自分のまわりの出来事で関心のある事はなにか

サークル活動についてです。私はワンダーフォーゲル部に所属しており、今年は多くの新入部員が入りました。コロナが理由で昨年は思いどおりに山登りに行くことができず、後輩の育成したり、経験を積んだりということが満足にできませんでした。コロナが流行する前までは、毎週山登りをして、山中に宿泊したり、いろいろな山域の山へ登ったりしていましたが、去年は日帰りの山登りがほとんどでした。また、昨年度や今年度多くの経験を積んだ上級生が卒業してしまうこともあり、今年下級生の育成をしなければ来年度以降サークル活動が縮小されていくのではないかという不安があります。
深堀りされた
Q.今年もコロナによる問題があると思うが、どのように対処していくのか
A.山に登らなくてもテントで泊まったりというのは学校付近でもできるので、そのような山に登らなくてもできるようなことは感染症対策をして講習をひらくことで下級生に伝えていこうと考えています。

グループディスカッション 通過

実施時期
2021年05月 下旬
実施場所
東京本社

形式
学生4 面接官2
時間
30分
開始前のアイスブレイク
あり
プレゼン
なし

当日の服装
リクルートスーツ

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

ビルにはいり、エレベータであがり、オフィスの入り口で待機。担当の人が来て受付を済ませ、控室に案内される。その後しばらくして選考をうける。

グループディスカッションの流れ

30分でGD。はじめに司会、書記、発表者2人を決めるように指示される。最後の5分で発表。ホワイトボードは自由に使用していい。社員は2人で、様子をみていた。

雰囲気

学生同士で雑談をしたり和やかな雰囲気だった

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

テーマ

健康を維持するために最も大切なことはなにか

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

コミュニケーション能力を見られているような印象があった。自分の役割をしっかり認識して、発言するといいと感じた。また、人の話に耳を傾けるのも重要だと感じた。誰かが発言するときはその人の方をむいて聞くことを心がけた。リーダーシップというよりも協調性をみられていると感じた。

最終面接 通過

実施時期
2021年05月 下旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
東京本社

形式
学生4 面接官5
面接時間
90分
面接官の肩書
人事部2人、人事部長1人、研究管掌役員、材料系管掌役員
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

ビルにはいり、エレベータであがり、オフィスの入り口で待機。担当の人が来て受付を済ませ、控室に案内される。その後しばらくしてGDがあり、そのあと最終面接を行う会場を案内される。控室にもどりすこし休憩をとったあと最終面接。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接官と距離があり、マスクをしているので大きな声で答えること、緊張で早口にならないようにした。共通質問が6問と個別質問が1人10問ぐらいあり、共通質問は事前に教えてもらえるため考えておくことが必要。共通質問は端的に簡潔に伝えることが重要だと思う。どの質問にも自分の意見、考えを伝えることが重要で評価されるのではないかと感じた。

面接の雰囲気

厳かな雰囲気の面接だった。最後の方は学生の答えに対して談笑するような場面がいくつかあった。ESを見ながらメモをとったりと真剣に学生の話をきいていた。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

大学時代に複数の人と協力して、最後までやり遂げたこと、その際の苦労と解決策(3分)

私はワンダーフォゲル部に所属しており、その中で知床岬を目指したことです。山へ登る前には部員同士でどのような日程でどのようなルートを進むのか、またイレギュラーな事態が発生した場合どのような行動を取るのかを話し合い計画を立てます。しかし、計画通りには進まないことが多く、知床においても日程の初めの方で計画より遅れが生じました。計画をたてる際にはネットや今までの記録を参考にしますが、知床においては最近の記録がなかったため、思っていたよりも道が崩れており進むのに時間がかかってしまったことが原因でした。計画に遅れが生じた時点で、参加していたメンバー全員で話し合い計画の立て直しを行いました。その結果、予定通りではなかったものの、目標であった岬にたどり着くことができました。日程としては約10日間で45km歩くという行程でした。この山登りの中で苦労した点は2つあります。1つは体力面で辛かったということです。私は10日間という長期の山登りは初めてで、思ったよりも荷物が多く重かったことや道が整備されておらず木をかき分けながらすすむのに余計に体力が必要で今までの山登りの中で一番大変でした。また、他のメンバーは男性であったため、歩行のペースが違い遅れをとってしまうこともありました。そのときの解決策としては素直に休憩をとってほしいことを伝えるということでした。自分の状態を客観的に考えて、力尽きて動けなくなる前にメンバーに相談しました。山登りは目的地にたどり着くことが目的の一つですが、何よりも安全が第一です。安全に登る上でメンバーの状態を把握するのは大切ですが、他人の状態はわからないことが多いため、自分で自分の状態を把握して伝えるということが大切であると感じました。2つ目の苦労点は想像していたよりも危険箇所が多かったということです。天候が悪かったため足場がわるくなっている場所が多かったため、もし足を滑らせてしまっても安全なようにロープを出すことを提案しました。その後に同じ場所を通った他大学のグループはロープを出さなかったため、事故にあってしまいました。自分が意見を言わなかったら同じことになっていたかもしれないと思うと、些細なことに対しても意見を言うということは大切だと言うことを感じました。私は知床岬を目指すという経験から、チームで目標を達成するには自分も歩み寄って、伝えるということが大事であると感じました。

現在選考を受験している他社と比較した志望度合いと理由(3分)

現在研究している銅管は家庭用熱交換器や給湯給水管などで用いられており、自分の研究が生活を豊かにできる可能性があることを実感しました。そこから私は生活を支えたり、生活に関わったりするような仕事がしたいと考え就職活動をしています。御社以外に選考中の他社はガスや水道管やプラントなどのパイプライン事業をしており、インフラを支えているという点で応募いたしました。しかし、仕事内容としては施工管理や設計、品質管理であることから今まで大学や大学院で学んできたことを活かすことが難しいのではないかと感じています。
また、研究から金属が生活を支えているということに気づき、金属を通して生活を豊かにできるような仕事がしたいと考えました。御社は自動車のボデイパネル材やコンデンサ、飲料缶など生活に関わるような製品を製造しており、自分の就職活動の軸にマッチしていると感じています。現在、自動車の軽量化においてアルミニウムが注目されており、今後アルミニウム需要が増加するのではないかと考えています。しかし、アルミニウムが自動車材料に使用されるにあたりガルバニック腐食などが発生し、異種金属接合が問題となっています。私が所属している研究室ではアルミ、鉄CFRPのガルバニック腐食についても研究しており、今後自動車に使用される材料の腐食についてゼミ学んだり、論文を読む機会があることから学んできた腐食の知識が活かせるのではないかと考えています。
御社であれば大学で学んできた知識を生かして、アルミニウムから生活を豊かにできるのではないかと考えたため志望いたしました。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年06月 上旬

内定を承諾または辞退した決め手

UACJはアルミ圧延の最大手で収入が安定しており、自分がしたい研究を仕事として行うことができると感じたため。

内定後の課題・研修・交流会等

なし

内定者について

内定者の人数

10~20人

内定者の所属大学

東京大学、早稲田大学、九州大学

内定者の属性

男声が多い、理系大学院

内定後の企業のスタンス

合格連絡をもらって7日以内に受諾の連絡、私は自由応募だったので合格連絡10日以内に学校推薦状必着で内々定が確定となった。

内定に必要なことは何だと思うか

インターンや工場見学などは参加したほうがよい。工場見学でも最後のほうには若手社員との座談会があるので、その時聞いたことや感じたことは面接やESなどの志望動機で話すことができると思うのでオンラインであっても参加すべき。ESや面接では端的にわかりやすく答えることで評価につながるのではないかと思った。推薦、一般と受験方法はあるが推薦が特に有利というふうには感じなかった。また、学歴もほとんど関係ないと思われる。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

最終面接が集団面接であったり、GDがあったりしたので協調性のある人間が内定をもらえているのではないかと思う。また、自分の考えがしっかりあって、質問に対して簡潔にわかりやすく伝えられる人物が求められていると感じる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

会社説明会はなく、企業を知れるのは採用サイトの情報だけなので、インターンや工場見学は絶対に参加すべき。選考ステップも一般でうけても1次面接の次は最終面接なので1次面接で気を抜かないようにすること。いろいろな質問がくるので心構えしておくだけでも違うと思う。

内定後、社員や人事からのフォロー

まだ参加できてないが、内定者懇親会があり、内々定者との顔合わせができるので参加していただきたいと連絡があった。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社

迷った会社と比較して株式会社UACJに入社を決めた理由

私が株式会社UACJを選んだ理由としては、今後アルミは自動車の軽量化において欠かせない材料であり需要が増加すると予想し、そのアルミ圧延の最大手がUACJであるため安定した収入が得られるのではないかと思ったため。またUACJならば自分の研究をいかした仕事ができるのではないかと感じたため。また、ものづくりに関わることができるのは、日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社よりもUACJだと感じたため。

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UACJの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社UACJ
設立日 1964年12月
資本金 522億7700万円
従業員数 10,460人
売上高 8927億8100万円
決算月 3月
代表者 田中信二
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番2号
平均年齢 41.0歳
平均給与 684万円
電話番号 03-6202-2600
URL http://www.furukawa-sky.co.jp/
NOKIZAL ID: 1572860

UACJの 選考対策

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