【プロジェクト成功の秘訣】【19卒】伊藤忠丸紅鉄鋼の冬インターン体験記（文系/基幹職）No.2179（大阪大学/男性）（2018/4/4公開）

総合商社にあまり興味はなかったが、ネットや本の情報だけで好き嫌いを判断するのは良くないと思い、実際に体験することで、本当に興味がないのか確かめたかったため。また、1日だけの開催だったため参加しやすかったため。

ESのみの選考であったため、自分が商社のビジネスについて体験を通して理解を深めたいことをわかりやすく伝えることを意識した

大型プロジェクトを成功させるためにどこの会社と契約するか

1日目にやったこと

午前中に商社業界や伊藤忠丸紅の業務説明があり、昼ご飯を食べながら座談会が行われる、その後午後からグループでワークに取り組んだ、発表は一応あったが全員は発表していない

審査などはなかった

なし

様々な関係各社と粘り強く交渉を重ねて、利益を挙げられるようなプロジェクトにするといっていたこと。まず会社として第1に利益を上げることを重要視しているのだと感じた。

苦労したことは、ワークの難度が高いわりに、メンバーの思考力や理解力に差がかなりあったため、ほとんど議論に参加できていなかったり、ちんぷんかんぷんなことを言い始める人がいたところだ。どのインターンシップに行っても選考が楽なところはレベルが総じて低い。

商社のビジネスは世界中を飛び回るという華々しいイメージが先行している一方で、様々なステークホルダーとの利害関係を粘り強く交渉していくといった地道で泥臭い仕事も多いのだと分かった。また、商社にしかできないことというのはどんどん減ってきているのではないかと考えた。

商社のビジネスの流れをしっかり理解しておけばワークが順調に進んだかもしれないが、それだとワーク以外の時間が退屈になってしまう。

自分で働きたい部署を選ぶことができないいわゆる配属リスクがあること、大きいプロジェクトを手掛けるため個人の成果が分かりにくいこと、その会社でしか生み出せない価値があるとは思わなかったこと、第1に利益を上げることが大事との考えが自分の考えとは異なっていることなどから。

志望度が高い人が多く、そういう人たちは優秀なだけでなくしっかりと考えたり勉強したりしているので中途半端な気持ちで受けても受からないだろうと思ったため。また、倍率が高いということで単純に受からないだろうなと思う、自分に自信があって目がキラキラしている人が受かるイメージ。

商社でしかできないことなどはあるのか知りたくて行ったが、貿易は独自でやろうとしている会社が多くなっているという話もあったし、投資の分野では今までの経験やノウハウ、そして人材を有効活用していくといっていたが、そこにあまり独自の価値を見出すことができなかったため。

商社のビジネスは従来のものから少しずつ変化して言っているように感じるが、その背景や今後の流れなどを理解するためには1度体験を通して理解することが必要だと感じたから。

就活を始めてしばらくたっていたが、特になかったため、ITベンチャー企業や金融業界、コンサルタント、日系メーカー、マスコミなどなどとにかく幅広い業界を見ていた。特に、インターンシップに参加することで本選考を有利に進めたかったため、優遇がありそうな会社をネットで調べたり、先輩に聞いたりして受けるようにしていた。

自分が価値を感じたり、自分のモチベーションが高く維持できる環境で働くことは非常に大切だと改めて考えるようになった。また、食わず嫌いは良くなく、業界を絞る前にいろいろみてまわることは視野を広げたり、新たな可能性を模索する意味でも必要なことだと感じた。さらに、行きたくない理由をも明確にすることも求められると思う。