【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】営業の方/人事の方【面接の雰囲気】私が緊張しているのを感じ、リラックスするように仰っていただいたり、雑談から始めてくれたので本音で話すことができた。また、本気で私のことを知りたいと思ってくれているような質問や対応だったので、深堀されていてもそのような気持ちにならなかった。【学生時代頑張ったことを教えてください。】私はゼミ活動に最も力を入れて取り組みました。私のゼミには『過去を超え続ける』という絶対ルールがあります。歴代の先輩や過去の自分の成果を超えていなければ提出や発表さえ出来ません。この厳しいゼミの集大成に、10年間受け継がれるプロジェクト作成がありました。先生にすら「前回を超える事は難しい」と言われるほど壁は高いものでしたが、300日もの期間をかけてこれに挑みました。まずは歴代から受け継いだプロジェクトを超える為のアイデアを集めようと、皆で長期休みも返上し毎日話合いを繰り返しますが、やはり10年の壁は高く解決の道は見えませんでした。皆のモチベーションも下がり、先生には合宿を行わない選択を迫られるほどでしたが、「前例のない困難は、前例のないほどの驚きを生み出すチャンス」であると考え、皆で合宿の決行を心に決めました。そこで過去を徹底的に分析し直しました。前回だけでなく歴代のプロジェクトを洗いざらい見直し、歴代の経験者に話を伺う中で、技術先行型のプロジェクトであったことに気付きました。プロジェクトが誕生してしばらくは、システムやルール等の技術面を進化させることが参加者の楽しさや面白さに繋がっていました。しかし年月が経つにつれてその技術的進化が参加者のニーズを超え、プロジェクトが複雑になり本来の目的が伝わらなくなっていました。このことに気付き、歴代のように受け継がれたものに+αを付け足すのではなく、参加者の声を重視し、培われたシステムと融合させることを目指した結果、先生をも驚かせるゼミ史上最高のプロジェクトを作ることが出来ました。この経験から、長く続くものほど高い技術を追い求め、本来のニーズの声を見失ってしまう恐怖を肌で感じました。相手の一歩先を行くような素晴らしいモノを提供するためには技術の追求だけでなく、“消費者のニーズ”を見極め、掛け合わせることが重要であると感じました。注意したことは、何を問題ととらえ、私はどのように行動したか。チームでの活動だったので、自分自身の行動や想いが伝わるように話した。【企業選びの軸を教えてください】風通しの良い組織であること、また顧客だけでなく、最終消費者のために成長している企業であることです。私は仕事を通して驚きを生み出したいと考えています。しかしこれを実現させるためには、相手の予想を超えることが必要であり、自分だけの考えや行動では実現できないと思います。様々な価値観が交わり、最終消費者まで見据えて考えることで初めて驚きは生まれます。そのような企業で働きたいと思ったため、この2点を企業選びの軸として挙げました。一見当たり前だと思われる答えなので、その理由をいかに分かりやすく伝えるかを注意しました。志望動機にも繋がるところであり、話す内容に一貫性が出るところであったので、「驚き」が目的であることを伝えようとしました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】1次面接では志望動機は聞かれず、学生時代頑張ったことやアルバイトでの経験等、自分自身に関することを聞かれた。物事に対し、問題意識をもって自分の考え方で行動しているかどうかが重視されていたように思う。そのため、学生時代頑張ったことやアルバイト、自己PRなど、深堀される傾向にある。すべての行動になぜそれに取り組もうと思ったのか、何が問題だと感じたのか、周りの人はどう感じているのかを考えると良いと思う。
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