アルバイトのプール監視で掃除係を作り、お客様が快適に利用できる環境を提供した。私が勤務する室内プールは営業時間が1日3回に分かれており、掃除は営業終了後にするだけであった。しかし来場者が増えると更衣室やお手洗いが汚れ、私は午後の遅い時間の来場者に不快な思いをさせていると感じた。そこで営業時間の合間での掃除を周囲のアルバイトに提案したところ「仕事を増やしたくない」と反発の声が多数上がった。私はこの反発に対して相手の意見を受け入れた上で、来場者が利用しやすい環境作りが監視員の使命である「お客様の安心・安全を守る」ことに繋がると伝えた。さらに言葉だけでなく、みんなの負担が重くならない掃除の仕方はどうすればいいのかと考えた。そして提案した側の責任として自分の考えを実践しようと思い、まずは自ら率先して掃除を始めた。それを何日か続けるうちに「一緒にやろう」と声をかけてくれて参加する人が増えた。その後一緒に掃除していた人が自分のいない日にも清掃するようになり、全体の取り組みに広がっていった。さらにそれを継続させるためにアルバイト間で話し合い曜日ごとの「掃除係」を決めた。結果プールを綺麗に保てるようになり、お客様からも「清潔なプールで使いやすい」とお褒めの言葉を頂いた。この経験から問題を発見したら自ら率先してその解決策を実行することで徐々に周囲の賛同を得られ、より良い形で問題を解決できると学んだ。
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