18卒 本選考ES
格付アナリスト
18卒 | 大阪大学 | 男性
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Q.
あなたが学生時代に注力したことを教えてください
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A.
応用計量経済学の小原ゼミで、「女性管理職比率の増加がアジア企業に与える影響」について半年間研究し、同級生と2人で共同論文を執筆した。1つの事柄をじっくりと調査し、客観的な分析により証拠に基づいた正しい提言を行えることに魅力を感じた。「学部で1番の論文」を目標に、2人で研究に力を注いだ。具体的には、女性管理職比率の上昇が企業に与える影響について先行研究をもとに4つの仮説を立て、アジア17カ国10年分のパネルデータを収集・作成し、統計分析によって仮説を定量的に検証した。その結果、女性管理職比率の上昇によって企業内の労使関係が向上するという因果関係を統計的に明らかにすることができた。この研究成果を論文としてまとめ、最終報告会で発表した際には、地道なデータ収集と緻密な分析によって因果関係を明らかにしたことから、指導教官に修士論文並みの出来栄えと称賛され、強い達成感を感じた。予め綿密な計画を立て粘り強く着実に研究に取り組んだこと、また教官や他のゼミ生から得た指摘を素直に聞き入れ軌道修正に活かしたことが共同論文成功の要因だったと考えている。 続きを読む
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Q.
格付アナリストを志望する動機を教えてください
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A.
私は将来自身の高い専門性を武器に、個人として最も信頼されるプロとして働きたいと考えている。三重県の田舎で生まれ育った私は、幼いころから好奇心や探究心が人一倍強く、1つの分野を究めることにやりがいを感じてきた。大学時代にもそうした好奇心や探究心から、ゼミで計量分析を用いた研究や論文執筆に人一倍力を入れて活動してきた。そうした思いから、仕事においても日々専門性を磨くことができ、その高い専門性を活かした調査や分析によって顧客に貢献できる格付アナリストの仕事に強い興味を感じた。また、これまでゼミで学んできた定量・定性分析や論理的な文章執筆の手法、1年間の香港での交換留学で培った語学力や会計・ファイナンスの知識は格付けアナリストとして働く上で仕事に直接活かすことができると考えた。とりわけ貴社は、入社後にアナリストとして一貫したキャリアを築くことができる環境があり、専門性を活かしたスペシャリストとして働きたいと考える私の考えに合致すると感じたため、貴社で格付アナリストとして働くことを志望している。 続きを読む
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Q.
弊社に入社したとして、10年後、格付アナリストとしてどんな仕事をしてみたいですか
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A.
10年間の業務の中で、事業債格付やストラクチャードファイナンス格付など幅広い分野で経験を積んだ上で、自身の専門分野において担当アナリストとして市場に個人の名前が知られるプロとして活躍していたいと考える。具体的には、自身が担当する業界において、財務を中心とした格付モデルなどによる定量分析に加え、経営者へのインタビューの実施やIR説明会への参加、工場・店舗見学などによる定性分析を行い、得られた知見をレポートにまとめることによって、1人のプロとして意見を表明できる仕事をしたい。そのために、入社10年後までには証券アナリストや簿記を中心とした資格取得を自主的に行うことで財務分析などに必要となる前提知識を身に付けておきたいと考える。また自身のもつ強い好奇心や語学力を活かして、英語のレポートの読み込みや業界情報の理解などの面で幅広い情報収集を積極的に行い、担当領域については一人前のプロとして常に自身の意見を表明でき、社内外から個人として頼りにされるプロとして活躍したい。その上で、同僚や部下との意見・情報交換を積極的に行うことで、個人としてだけでなく、会社全体として高い調査・分析を提供できるように貢献していきたい。 続きを読む