20卒 インターンES
総合職
20卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
(1)当社インターンシップに期待すること、(2)インターンシップで取り組んでみたいテーマをお書きください。
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A.
私は貴社インターンシップを通して、「シンクタンクの仕事を知りたい」と考えています。私はこれまで、日本の方向性を形作る仕事がしたいと思い、専門の土木工学の知見を活かせる官公庁への就職を中心に考えていました。しかし、官公庁事業を含む諸事業に対して、当事者からではなく少し離れた客観的な立場から課題を見つめ提案を行うシンクタンクのアプローチを知り、客観的、俯瞰的な視点からこそ見えてくる物事の本質があると考え、シンクタンク業界に興味を持ちました。中でも、元々興味のあった官公庁事業案件の比重が大きい点で貴社に興味を持ち、貴社の仕事についてもっと知りたいと感じました。こういった経緯から私は貴社インターンシップで、日本の方向性を形作る「国策」に対して行うシンクタンクプロジェクト、又は国策ありきで始まるのではなく、貴社発信で日本の方向性を形作る提言を行う研究開発部門でのワークに取り組んでみたいと考えています。前者では、実際に稼働しているプロジェクトに関連する業務に取り組むことで貴社の仕事を肌感覚で体感し、国策に対して貴社が持つ視点を学び、官公庁が持つ視点との違いを理解したいと考えています。後者では、社会問題の解決を目指しながらビジネスとしての収益性も確保するという課題に取り組むことで、新たなビジネスモデル創造のヒントを得たいと考えています。 続きを読む
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Q.
自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。
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A.
火山噴火に伴う道路・河川・空港を中心とする土木インフラへの降灰被害軽減に対する対策を研究しています。日本は世界有数の火山大国で、国内における火山噴火のリスクは常に存在しており、火山噴火に伴う降灰は、噴火災害の中でも特に広範囲に被害をもたらす現象です。例として、1707年の富士山の宝永噴火では、首都圏においても数センチ~数十センチの降灰記録がありました。もし同規模の噴火が現代に発生した場合、降灰による土木インフラへの多大な被害によって、都市機能の麻痺が想定されます。この問題に対する解決策として、噴火予知の科学技術が十分に整備されていない現代では、噴火直後の速報的な火山灰分布予測により降灰地域を特定し、行政が迅速に徐灰等の対応を行うことが重要であると考えられます。私はこの研究背景のもと、実際に起きた噴火現象に対して数値モデルを用いた火山灰分布予測計算を行い、使用数値モデルの精度について検証しています。昨年の霧島山新燃岳噴火及び今年の草津本白根山噴火直後には、現地で降灰量測定調査を行い、現地調査結果と数値計算結果の比較を行うことで使用数値モデルの精度を検証しました。本研究結果を発表した平成30年度日本自然災害学会学術講演会では、学術発表優秀賞を頂いております。 続きを読む
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Q.
自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください。
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A.
私は他者の長所を最大限引き出すマネジメントができ、他者と自己の総合力を高めることが出来ます。私はテニスサークルに所属し、団体戦のダブルス選手でした。私はダブルスの醍醐味を、各選手の1+1を、2ではなく3にも4にもすることが出来る点だと考えます。私は、調子の浮き沈みが少なく、安定したプレーが特徴の選手でしたが、1プレーで局面を打開できるような馬力に欠けていました。そこで私は、試合の空気を変えることのできる1ショットを持つ選手とペアを組むことになりました。しかしペアの選手は一方で緊張をしやすく、調子があがるまでに時間を要する傾向がありました。そのため私は、ペアの選手のパフォーマンスを最大限発揮させるため、なるべくペアの選手が試合の序盤からボールに触る回数が増えるようなゲームプランを考え、プレー間では持ち前の穏やかな空気感で時にはジョークを交えながら緊張をほどき、試合の展開が変わる場面では一緒に声を出してお互いの気持ちを盛り上げました。結果的にペアの選手の調子が上がると、均衡した試合はこちらに流れが傾きました。ペアの選手とはお互いのプレースタイルやコミュニケーション方法に信頼を寄せ合い、複数シーズンに渡ってペアを組み続けました。このように、他者の長所を最大限引き出すマネジメントで他者と自己の総合力を高めることができる技術は、今後チームで仕事を進めていく上でも発揮できると考えております。 続きを読む