20卒 インターンES
総合職(海外)
20卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
インターンシップを希望する理由
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A.
私は現在、早稲田大学創造理工学部社会環境工学科の学部三年生であります。今学期から、当学科の授業では将来を見据えた授業が開講され、また学部四年生や大学院一年生、二年生の先輩方と交流する場が多くなり、自身の将来の進路について考え始める時期になって参りました。そんな中、直近の問題といたしましては、大学院に進学するか否かであります。先日、授業の一環として某建設会社によって開催された現場見学会に参加し、社員の方に詳しくお話を伺う機会がありました。お話を伺う中で、将来自分がやりたいことをイメージできなければ、大学院に進学するか否かは判断できないという結論に至りました。今回のインターンシップでの経験をその判断材料の一つにしたいと思っております。 また、なぜ国内インターンシップではなく海外インターンシップを希望しているについてですが、理由は主に二つあります。一つ目は、海外(主に東南アジア)で日本の土木技術の需要が大きいからであります。二つ目は、以前から海外での仕事に興味を抱いていたからであります。文字数の関係上、詳しくは以下の「大学または大学院での研究内容と将来の進路」内にて伝えさせていただきます。 続きを読む
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Q.
インターンシップに期待すること
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A.
インターンシップを希望する理由の一つに、大学院に進学するか否かを判断するのに必要な材料を獲得したいという旨を述べました。そのためにも、今回のインターンシップではより多くのものを自分の目で見て、体験したいと思っております。また、実際の施工現場を未だかつて見たことがないので、屋内での作業もさることながら、屋外での作業にも積極的に参加し、ものづくりの現場、を見たいと思っております。また、海外志向があることも伝えさせていただきましたが、海外での土木事業には多くのリスクがあり、現状、日本の企業が海外で成功を収めることは難しいと聞きます。そのリスクのうちには、現地スタッフを統括することの難しさや宗教・文化の違いがあると聞きました。その現状を見ること、また海外事業において他にどのようなリスクが存在するのかについて理解を深めたいと思っております。さらには、建設コンサルトという業種が実際に行っている業務がどのようなものであるのかにつきましても理解を深めたいと思っております。 続きを読む
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Q.
大学または大学院での研究内容と将来の進路
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A.
私は早稲田大学創造理工学部社会環境工学科の学部三年生でありますが、当学科において研究室配属は学部四年生からであり、現在研究等はしていない段階であります。研究室配属についても未だ検討中ではありますが、現状では海岸工学の分野に興味を抱いております。 現在研究等は行えていないという状況から、ここでは私が現在思う自身の将来の進路について述べさせていただきます。 終戦後、高度経済成長期において著しく発展した日本の土木業界でありますが、近年日本国内での社会基盤事業の市場は縮小しているのが現状であります。国交省の示すデータによりますと、建設投資額は1992年をピークに年々減少してきており、現在の建設投資額は1992年と比べておよそ半減しております。さらには、2035年には新規(充当可能)費がほとんど確保できないだけでなく、維持管理費・更新費が投資可能額を上回る額になると推計されております。またENJINEERING NEWS RECORDによると、1990年の建設業界の世界売上高ランキングでは、上位20位の内に日本の企業が9社入っており、かつ2~6位を独占していたのに対し、2012年では日本の企業は19位、20位のわずか2社にとどまっております。 このようなデータからも、日本国内の市場がこの先減少していくことは必至であると推測されます。しかし、日本には高度な土木技術があります。私は、この高度な土木技術を効果的に発揮することができるのは、海外市場であると考えます。東南アジアをはじめとする現在経済成長著しい諸国では、多くの社会基盤事業が進行中でありますが、その技術的援助を土木技術の発達している日本が積極的に行っていくのがよいと考えます。過去の日本は終戦後、当時日本に比べ大きく発展していた欧米の技術を輸入することによって大きく復興してきました。これに習い、これからは大きく発展を遂げた日本が技術を輸出していく側になるべきであると考えます。 もちろん日本国内においても、この先維持管理・更新を中心に土木の需要がなくなることはありません。しかし、私は海外で日本の土木技術を生かし、現地の人々の暮らしを格段に豊かにする仕事に興味があります。Civil Engineering には、現在発展中である一国の人々の暮らしを格段に豊かにする、それだけの力があると思っております。 また、以前から海外での仕事に興味があったという旨を前述させていただきましたが、それには私の素性が関係していると考えております。私は、幼少期にではありますが、親の仕事の関係上スペインとイタリアに合わせて約7年半住んでいました。その時の働く父の姿を見ていたことが、海外で働くことに興味を抱くようになった一つの理由になっていると同時に、幼少期を海外で過ごした経験はコミュニケーションの点において私のアドバンテージになると考えます。 これらのことより、私は土木技術者として将来海外を活躍のフィールドの場とすることを考えております。 続きを読む
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Q.
学生生活で力を入れていること、自己PR等
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A.
大学では、積極的に外国語授業を履修して参りました。一年前期後期、二年前期後期では必修科目ではありますが英語の授業を履修しました。また、他外国語としては一年次に西語初級ⅠA,ⅠB,ⅡA,ⅡBを履修し、比較的時間割に余裕のあった二年前期ではイタリア語(入門)とアイスランドの文化と言語(入門)を履修しました。他国の言語・文化を少しでも理解することは大切なことであると考えます。なぜなら、他国の言語・文化を理解することは他国の人その人自身を理解するときの手助けになり、またその効果は決して小さなものではないと考えるからであります。また、三年前期(今学期)では、水理・水質実験を国際コースの学生たちと共に受講しております。およそ100名の当学科の中で、希望する2人の学生が国際コースの学生たちと共に水理・水質実験を受講することができたのですが、なかなか海外へ留学するチャンスのない自分には絶好の機会だと思い、応募致しました。彼らはそれぞれ異なる国から日本に留学しに来ているのですが、その様子を見ていると自分も刺激されることが多々あります。彼らはとてもフレンドリーで私たちを快く受け入れてくれました。以前彼らと交流会をしたのですが、ネパールからきている学生は彼女の信仰する宗教によって牛肉を食べることができず、またパキスタンから来ている学生は、これもまた同じように、彼の信仰している宗教により断食中であることが分かりました。このような宗教による文化の違いを痛感したのは初めてのことであり、以前からそのような宗教の違いがあることは知っていたものの、やはりしっかりとは理解できていなかったことに気が付きました。このような体験からも、自分の目で見て実際に経験することの重要性を感じました。 また、学業以外での活動といたしまして、私はテニスサークルに所属しております。ここで出会った仲間たちとは多くの時間を共有し、関わってきました。私の今までの人生の中で最も濃密なかかわりを持つコミュニティーであると言えます。先輩・後輩・同期とのかかわりで、人との接し方の多くを学びました。人のよいところを吸収し見習うことも多く、私の人格形成に影響を及ぼしていることは必至であります。具体的には、損得を考えない優しさ、人を受け入れる懐の深さ、物事(この場合はテニスですが)に打ち込むひたむきさ、情報管理・整理の効果、人をむやみに傷つけない、または反発の買わない言葉の使い方等であります。これらは私が大学に入学し、サークル活動を行ってきた中で吸収し得たものであります。また一方で、チームとして一つの意思を共有し、長期間にわたって同じ目標に向かって行動することの難しさも痛感しております。社会に出ていくに従い、チームとして活動する機会がより一層増えていくことと思いますが、私の所属するサークル活動での現在の経験が必ずや生きてくると考えます。仲間と真摯に向き合い、時には困難にぶつかりながらも改善を図っている現在のこの経験は、将来の私の大きな強みになると考えます。 続きを読む