21卒 インターンES
生産技術職
21卒 | 岡山大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマの概要(500字以内)
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A.
経口投与はその利便性のため、薬物治療において最も汎用される投与方法である。しかし、新規医薬品候補化合物の中には溶解性が低いものが多く、経口製剤としての開発が困難なケースが存在する。そのため、製剤的な工夫により溶解性を改善することが望まれており、難溶解性薬物の経口製剤化研究が盛んに行われている。したがって、製剤投与後の経口吸収挙動を正しく評価・予測できることは重要となる。一方で、多くの薬物は初回通過効果の影響を受けることが知られているため、小腸と肝臓の初回通過効果に対する寄与を定量的に評価することは重要な意味を持つ。そこで私は、まず初回通過効果を受ける難溶解性薬物に対して可溶化検討を行った。続いて、小腸・肝臓同時灌流実験及びミクロソームを用いたin vitro代謝実験により小腸利用率(Fg)及び肝通過率(Fh)を算出し、初回通過効果を評価した。そして、当研究室で構築した予測モデルを利用して経口吸収挙動の予測を試みた結果、良好に予測することに成功した。 続きを読む
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Q.
インターンシップを通じて学びたいこと(500字以内)
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A.
私は、貴社インターンシップを通して、生産技術職に必要なスキル・マインド、並びに、医薬品が製品化されるにあたり必要となる生産技術職の業務や製品化の流れについて学びたいと考えています。さらに、貴社が有している世界トップレベルの生産品質、「ファイザー・クオリティ」を生み出すことを可能にしている、最先端の医薬品製造設備、製造技術を備えた名古屋工場を見学し、現場における具体的な業務内容や、世界中に供給可能なスケールでの設備や技術、生産技術力を自身の肌で体感することで、医薬品の製造工程、製造業務についての理解を深めたいと考えています。また、ワークショップやプレゼンテーションなどのプログラムを通して、社員の方々とのセッションや、トップクラスの製薬企業で活躍したいと考える同世代の方と意見交換をすることで、製薬企業への理解を深めるとともに、製薬企業で働くうえで、現在の自分に足りない部分を客観的に自己分析したいと考えています。そして、今後何が必要なのか考え、自身の私生活や残りの学生生活での課題とし、その課題に対して取り組み、貴社や社会にとって必要不可欠な存在になりたいと思います。 続きを読む
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Q.
(ファイザーに限らず)現時点でやってみたい仕事や目標(200字以内)
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A.
私は、製薬企業の生産技術職に就きたいと考えています。特に、医薬品製造の最後の砦であり、これまで医薬品研究開発に携わってきた人達の思いを患者様へと確実に伝えていくという点に強い魅力を感じています。将来は、自身の作る1錠1錠が患者様の命に繋がるという自覚を持ち、高品質な医薬品を安定生産することで、世界中の人々のQOLの向上、幸せに貢献できるような存在になりたいと考えています。 続きを読む