(1) What[何に取り組み、どのような目標を掲げた?]
バレーボールサークルの活動です。目標は、年に2回ある関東圏のバレーボールサークルの大会である同好会リーグで3年ぶりに準決勝リーグへと進出することでした。
(2) Result[結果はどうだった?]
6月に行われた春季同好会リーグでは、2回戦敗退をしたものの、そこから、選手一人一人の『武器』が磨かれたチームを作ることで、11月に行われた秋季同好会リーグでは3年ぶりに準決勝リーグに進出する事ができました。
(3) How[目標達成に向け,どのように行動した?]
私がチーム作りにおいて意識したことは2つあり、1つ目が「団結力」、2つ目が「課題設定」です。1つ目の「団結力」ではチームが同じ目標に向かって一丸となることを目標としました。練習で多くチーム反省を行う事や、チーム内でノートを回し、それぞれの考えを共有する事を取り入れました。その結果、チーム内で密に意思疎通をすることで、絆の強いチームができました。2つ目の「課題設定」では、特に個人の役割を明確化しました。指導にあたり、選手がどのようにプレーしたいのかという部分に目を向け、指示ではなく提案を行うことで選手の個性を活かすことを意識しました。その結果、選手個人が、チームが勝つために出来ることを見つけ、個人が活きるチームができました。
(4) Why[なぜその行動をとった?]
6月のリーグ戦では、「団結力」のみに重きをおいたチーム作りを目指し、チームが同じ方向を向く指導を心がけましたが、結果は2回戦敗退でした。敗因を分析すると、選手が伸び伸びとプレー出来ていないという要因が考えられました。そこから、先輩への相談や、コーチングの参考書を通じ、チーム力向上には「個人のパフォーマンス」が不可欠だと感じたため、個人を活かすような「課題設定」を行いました。
(5)Learn to Next[この経験から何を学び、次のアクションにどう活かす?]
指導者として「個人の能力を活かすの事」の大切さ、「個人が生きたチームの強さ」を学びました。次に自分が選手という立場になっても、チームメイトが個性を発揮できるような気配りや、鼓舞をしていきたいと思います。
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