【無添加の挑戦】【19卒】ファンケルの冬インターン体験記（文系/1dayインターンシップ）No.2627（中央大学/男性）（2018/4/6公開）

もともと化粧品業界を希望しており、中でもファンケルは無添加化粧品を扱っているともともと知っていたので興味を持ち、参加した。自分がアトピー性皮膚炎を患ってるため無添加・低刺激の化粧品を展開しているこの会社への志望度が高く、実際にどのような人が働いているのか見てみたかったという気持ちもあった。

ESを書く上で、企業のホームページを見てどのような理念を持つ会社なのかを調べ、それに沿うような自分の要素を見せられるように自身のエピソードを整理して記入した。ファンケルの場合、「世の中の『不』を解消する」という理念を持っていたので、チャレンジ精神や課題解決のエピソードが適していると考えた。

新商品を売り出すための企画立案（ファンケルの既存商品に類似する新商品についてどのように消費者の関心を獲得するか）

1日目にやったこと

午前に化粧品業界についてとファンケルについての説明が行われ、午後はその情報を参考にしながら上記のテーマにてグループワークが行われた。グループワーク自体の時間は1時間ほど、その後に発表が3分程度の尺で行われた。

広報部の社員（各テーブルによって異なる）

なし

採用担当の社員からグループワークを行う上でスマホを使って良いと言われていたのだが、「せっかくスマホを使って良いという条件があるのだから、自分たちの提案について確固たるエビデンスを探せるとよかった」とのフィードバックを受けた。

それぞれの学生がマーケティングや広報・広告について学んでいるわけではない中で新商品のPR方法を議論するというテーマ自体がそもそも難易度が高く、班員同士の知識レベルをいかに合わせ、なおかつそれを新商品PRに落とし込むことを1時間程度で行わなければならないことに苦労した。

ファンケルの理念やターゲット層、現在の課題について生の声が聞けたことが非常に参考になった。化粧品業はファッショナブルでトレンドに左右されやすいと考えている学生は多いかもしれないが、そもそもそのようではなく、特にファンケルという企業は創業者の情熱を受け継ぎ丁寧でひたむきな事業を展開しているのだという理解が得られた。

化粧品業界に対するリサーチや、そもそも今日本の市場はどのような課題を抱えているのかなどについての知識がもっとあれば、グループワークをもっとスムースに行えたと思う。

当然のことではあると思うが、たった１時間グループワークを行っただけで具体的に自分が働く姿を想像するには至らなかった。しかし、実際に社員の方々と触れ合い、その話し方や表情などの機微を観察することで、社員の人柄と自分の性質がマッチしていると感じることはできた。

上記の通り、たった1日で、それもグループワークはたった１時間しか設けられていなかったため、このインターンに参加したこと自体が内定に直結するかと問われればそれは違うと考える。しかし、自分自身がこの企業を受ける上ではアピールポイントになると考えられる。

上述したが、企業理念や企業の歴史を深くしることができたこと、また、実際に社員の方々と触れ合う機会を持つことができたことで、自分自身の性質と企業のスタンスがマッチしていると感じることができたため。インターンシップ以外にも、工場見学など様々なイベントを用意していると聞いたため、そちらに参加してもっと深くファンケルを知りたいと感じるようになった。

上述したが、このインターンシップに参加したことが直接選考時に有利になる訳ではないと考える。しかし、このインターンシップに参加して得られた情報や業界・企業に対する理解は、選考時に必ず役に立つと確信している。

自身がアトピー性皮膚炎に悩まされていたため、肌に触れるものを扱う業界・企業で働きたいと考えていたため、医療用医薬品業界、OTC医薬品業界、化粧品業界、繊維の専門商社、衣料品業界を志望していた。具体的には、マルホ株式会社、ロート製薬、帝人フロンティアワコールなどの企業情報を集め、吟味していた。それぞれ皮膚疾患の治療薬、スキンケア製品、肌着などを扱う企業である。

化粧品は直接肌のトラブルを治すことができる訳ではないため、初めは志望度が低かったが、ファンケルの製品は肌トラブルに悩む人々のニーズから生まれた企業だと知り、その創業理念に強い情熱を感じた。結果として化粧品業界に対する志望度が上がり、肌に触れるものを扱うというよりも、扱うものの品質や性質にフォーカスして企業を見たいと案がえるようになった。