【革新的アイデア創出】【22卒】ハリマ化成の冬インターン体験記（理系/研究開発職）No.15713（富山大学大学院/男性）（2021/6/19公開）

大学では化学を専攻していたことから、地元やその周辺の地域に事業所を置く化学メーカーで働きたいと考えていた。また地方の大学では王手や大企業に就職することは難しいと考えたため、中小企業を中心に探していたところ、この会社を見つけ、インターンシップの参加を決意した。

事前に企業のホームページを確認して、企業が取り組んでいる事業内容や強みを勉強した。
また、エントリーシートを第三者に添削してもらい、誤字脱字を対策した。

インターンに参加するための選考基準がOpenESであったため、他の企業に提出したものでブラッシュアップを行っていれば有利になると感じた。

顧客のニーズを解決する新事業立案（グループワーク+個人ワーク）

初日で企業の説明やグループワークがあり、学習したことを活かして個人ワーク、スライド発表を行った。

新しいアイデアを生み出す力、イノベーション力

世の中に存在するニーズを探索し、会社が持つコア技術でそれを解決せよ

1日目にやったこと

企業の概要や事業内容、強みについて説明会を行った。またイノベーションを起こすために必要な考え方を身に付けるために、グループワークやスライドを用いたプレゼンテーションを行った。

2日目にやったこと

３日間に行う発表のための説明会を行った。内容としては、顧客が持つ潜在的なニーズの探し方について、企業に問い合わせる方法やアンケートを取る方法についての講義があった。

3日目にやったこと

１か月の個人ワークを通して作成したスライドの発表および、参加メンバーの発表に対してエクセルファイルのコメント欄にコメントを記入した。後日、コメントに対して研究開発所長や人事からのフィードバックがあった。

研究開発部門の所長、副所長

なし

個人ワークのスライド発表に対して人事や研究員からフィードバックが貰えた。ニーズの目の付け所には評価されたが、その手法から発生する新たなデメリットや、製品への導入コストを考慮することも大切であることを学ぶことができた。

日常生活のなかにある不便なことや解決されていない問題に対して、会社のコア技術が適用できるニーズを探索することに苦労した。また、自身が認識している問題が普遍的なものであるかどうかを調べるためにアンケート調査を行ったが、その母集団を確保することに苦労した。

グループワークに主体的に取り組む学生が多く、議論が活発にすすむことを実感できた。

イノベーションを創出するための考え方や、日常生活の中で見落としがちな不快感や不便な問題に焦点をあてるトレーニングをすることができた。そして見つけ出した問題を棚に上げることにとどめず、それを解決するための主体的を持ち、自発的に動くフットワークを身につけることができた。

化学メーカーであり、化学反応や素材を中心に扱うため、製品の化学的な性質やその合成、用途に関する知識を勉強することで、新規事業案により具体性を持たせられると思った。

インターンシップで体験したイノベーションを生み出すプログラムを通して、顧客が持っているニーズを探索することや、課題を解決するためのノウハウから研究開発職で仕事をするイメージを想像することができた。また先輩社員さんとの座談会を通して、一日の仕事のスケジュールや、チームで働くことから、働いている自分を想像することができた。

インターンシップで行ったプレゼンテーション発表に対して貰ったフィードバックが辛辣であったため、選考に参加しても内定を得ることは難しいと思った。また、早期選考では推薦応募が推奨されており、一般応募で選考に進む自分には内定を得ることが困難であると考えたため。

インターンシップの参加を通して化学業界の動向や、イノベーションを創出する方法を勉強することはでき、志望度の向上につながった。その一方で、先輩社員さんや参加している学生の雰囲気が運動系や体育会系であり、文化系の自身が入社した後の人間関係にギャップが生じないか心配になった。

インターンシップ参加者限定で早期選考が行われた。入社する社員の半数以上は早期選考の応募者から選ぶと人事の方が言っていたため、インターンシップへの参加が本選考に有利に働いていると感じた。

この会社のインターンに参加する前は、自身が化学系の研究室に所属していることから、化学メーカーや製薬メーカーで働くことを希望して就職活動を行っていた。その中でも地方大学出身であるため、中小企業のメーカーを中心に企業選びを行っていた。特にワークライフバランスや人間関係を就職活動の軸として、インターンシップで関係を構築しようと考えていた。

インターンシップに参加した後は、この企業が若手社員に対して裁量を与えており、やりたい仕事を通して活躍が期待できる働き方に興味を持った。また、化学メーカーで働くことに対する意欲が強くなり、国内の同業他社のインターンに参加することで、自身が望んでいる働き方にマッチする企業をより積極的に探すようになった。