【21卒】ハリマ化成の夏インターン体験記（理系/技術系総合職）No.8937（筑波大学大学院/男性）（2020/6/19公開）

イノベーションを起こすためにはいかに普段、自分の周囲のあらゆる物事に対してアンテナを張っているのかが大切であるということを学んだ。また、社内で活躍できる人材がどのような人物であるのか理解することができた。これはこの会社だけでなく、普遍性がある内容だと思う。

日常生活で「不便だ」「不思議だ」「もっとこうなればいいのに」といった要望やモヤモヤしたものを書き溜めておくと、インターンシップ当日に煮詰まることはないと思う。

今回のインターンシップは会社説明会と、実際に新入社員研修で行っているイノベーション研修というものを体験するもの。その企業の業務の一端を体験するわけでも、事業所見学を行うわけでもないため、働いている姿をイメージできるとは言い難い。ただし、このインターンシップ参加者には続編があり、そちらは工場見学も兼ねているので企業研究には大いに役立った。

このインターンシップの続きの回で実施したプレゼンで最高評価を得ることができたため。そこでは、参加した他の学生や役員の方々から自身のプレゼン内容に対するフィードバックをいただけるのだが、そこで「大変興味深い」というコメントをいただいたため、会社トップ層に印象づけることができたと思った。

志望度が上がった理由は、夏のインターンシップの続きで開催されたインターンシップにおいて、工場見学があり、そこで社員の雰囲気や現場の様子を肌で感じることができたから。また、漠然としていた企業のイメージが明確になったほか、事業内容や求められている人材に対する理解も深まったため。

インターン参加者のみのシークレットセミナー(元リクルート社員の方をお招きした就活セミナー)に招待された。また、年明け後に実施される早期選考は最後までインターンシップに参加した者のみに受検資格が与えられた。

このインターンシップ後、続きを希望する者には課題が与えられる。続きのインターンシップではその課題を人事部長や役員の前でプレゼンする。これに参加すると希望者には早期選考の受検資格が与えられる。

インターンシップ参加前から化学業界をメインに考えていた。その他は製薬や食品、官公庁、教育など、就活初期の頃は幅広く業界を見ていたが、インターンシップ参加を通して、自分が本当に将来やりたいことが化学業界にあるということが明確になった。インターンシップに参加したことで、むしろ他の業界は自分に合わないことが間接的に感じられたように思う。

インターンシップに参加したことで志望業界を化学業界1つに定めることができた。そのため、就活を行う際の業界研究は比較的無駄なく実施することができたと思う。また、志望企業を選ぶ上で、自分が何を判断材料に企業を選択するのかが理解できた。さらに、このインターンシップ経験がそのまま学生時代の経験になるので、他の企業のES作成時の材料にもなった。