【未熟から成長へ、挑戦の軌跡】【23卒】ＷＤＢエウレカのリサーチサポート職（研究開発職）の本選考体験記 No.21118（非公開/非公開）（2022/3/15公開）

会社説明会

会社の説明や選考の流れについて

説明会では良いところだけでなく、課題についてもお話していただいたのでとても良かったです。質疑応答の時間もしっかりととってくださったので、その場での疑問は全て解消しました。

説明会後にWEBでのテストがあったため、選考を受けるには参加必須だと思います。

対策は特に行っていませんでした。初めてのSPI試験でしたが、基本的な計算問題や空間把握のようなものが非言語では多かったのでそういった問題を解いておくといいと思います。

SPI：言語、非言語(英語はない)、性格

全体で1時間くらいだったと思います。

なし

事前に送られるURLからの参加→面接→逆質問→退出

研究内容が主な質問だったので、専門用語はあまり使わずにわかりやすく伝えることを意識しました。研究を行っている方が面接を行うとは聞いていましたが、誰もが自分の研究テーマに関して知っているわけではないということを念頭に概要の説明をしました。

終始和やかな雰囲気でとても話しやすかったです。自分が話したことに対して、相槌や感想で反応してくださるのでリラックスして話すことができました。

なし

なし

研究内容について教えてください。

私は、タンパク質の研究を行っています。研究で使用しているタンパク質は毛髪の伸長を抑制したり、神経の分化を誘導したりする機能を持っています。また、この機能は受容体に結合することによってはたらき、脱毛やがんの発生につながります。そのため、タンパク質に核酸分子を結合させることで受容体とタンパク質が結合するのを阻害し、脱毛やがんの発生を防ぐことができると考えています。将来的には、育毛剤やがん治療の貢献につなげていきたいです。私が行った具体的な実験の内容としましては、タンパク質についている不純物を取り除くための精製を行いました。大腸菌を破砕して取り出したタンパク質についている不要なタグをプロテアーゼを用いて切断し、タグとビーズの相互作用を利用した精製を行いました。精製の確認としてSDS-PAGEの電気泳動を行い、適切な分子量の位置にバンドがみられたため精製が成功したことが確認できました。

自分が思う長所を教えてください。

私の長所は行動力です。昨年おこなったボランティア活動では、人手不足によって予定通りに活動が進められていないという課題がありました。新たに人を増やすということはできなかったため、私はとにかく活動の量にこだわりました。私は1日で5つ程度の項目しか活動できていませんでしたが、1日に20個を目標としてとにかく行動することを心がけていました。また、そのことを自分1人で行うのではなく仲間と話しをするなかで提案していったところ、全員に賛成していただき、一人ひとりが活動の量を増やしました。その結果、元の予定よりも早く活動を進めることができました。また、協力しなければ量をこなすことはできないため、仲間同士のコミュニケーションがより活発になりました。この経験から、私は課題を解決するために行動する人だと考えています。この行動力を活かして、自ら学び、考えていくことで知識や経験を積み、成長を遂げていきたいです。

事前に送られるURLからの参加→説明→面接→実技→FB→退出

自分の考えをしっかりと言葉にすることや自分を大きく表現しようとしないことが大切で、評価されたと感じています。個別フィードバックでのお話から誰かのコピペはバレると思ったので自分が経験して感じたことを大切にして、それを言葉にするという素直な姿勢が重要だと思います。

とても和やかな雰囲気でした。最終面接をグループ面接にしていることや少し変わった内容を組み込んていることについての意図を説明していただいたのがとても親切だと思いました。

1人1人に対して、個別でフィードバックがありました。私は、落ち着いていて自分をしっかりと持っているが、もし営業職などを希望する場合はよりスピード感を意識するといいとアドバイスをいただきました。また、目立つような笑顔はなかったが逆にとても自然な笑顔が見られ、良い表情だと言っていただきました。

なし

就職活動をするうえで感じた自分の弱みと学んだことを教えてください。

私が就職活動で感じた弱みは自分の意見がなかなか出せないということです。グループディスカッションなどで、周りの人がどんどん意見を出しているのを聞いているとどれも自分には考えられなかったような素敵なものだと感じ、そんななかで自分の意見を言えなくなってしまっていました。しかし、出す意見が必ずしも素晴らしいものである必要はなく、とにかく発言することの方が大切だと感じました。新たな提案ができなくても、いいと思うかそうでないかを理由を含めてしっかりと伝えることで見えてくる道があるので、発言することが重要だと感じました。学んだことは、行動することの大切さです。どうしても就職活動では不安を感じてしまう場面がありました。しかし、不安は「知らない」ということから生まれると思いました。そのことについて知っていれば不安はあまり感じません。そのため、私はとにかく知るために行動することが大切だということを学びました。

5年後にどうなっていたいですか。

私は、自立した人間になっていたいです。今はまだ、知識や技術が未熟ですが、研修や研究を通して研究職の人としてのスキルを身に着け、また、一人の人間としても成長し、誇りをもって生きていたいと思っています。様々な研究に関わるなかで視野を広げ、自分が進む道を明確にしていたいです。また、5年後となると、後輩もいると思うので、後輩の疑問や悩みを解消してあげられるような存在になっていたいです。自分のことだけでなく、周りの人たちがどのように過ごしているのかを見て、困っている人がいれば迷わずに手を差し伸べる人でいたいです。人の上に立つということは簡単なことではないので、これからも、もちろん5年後も日々努力を欠かさずに、自分を磨き続けることで、慕われるような存在になりたいです。