【面接タイプ】オンライン面接【実施場所】オンライン【会場到着から選考終了までの流れ】ケース面接のお題が人事社員から提示→それについて考える(30分ほど)→現場社員に対して発表の順で選考が行われた。【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】若手の現場社員【面接の雰囲気】まず、人事社員よりケース面接のお題が提示されるのだが、人事社員はインターンシップからの顔馴染みであるのでフランクな感じで始まった。実際にケース面接の発表パートになると、人事社員が入室してくるのだが、そちらはアイスブレイクも特になく緊張感を持って面接が進んだ。【日本にいる犬の数は何匹か。(フェルミ推定)】結論から申し上げますと、日本にいる犬の数は1560万匹となりました。ここからは、その結論に至るまでの過程についてお話しさせていただきます。まず、日本にいる犬とは大きく分けて、野良と飼育下にある犬に分かれます。そして、飼育下にある犬はペットショップと個人所有に分かれます。今回は、飼育下で個人所有の犬に絞って数を推定したいと思います。実際に推定に移っていきますと、犬の数というのは「日本の世帯数×犬の所有率×平均飼育数」となります。ここで、日本の人口という個人ベースの考えではなく、世帯ベースだ考えたかと言いますと、個人ベースでは重複が生じてしまうためです。そのうえで、上記の式に必要な項目について検討していきます。まずは、日本の世帯数です。これは、日本の人口÷平均世帯人数で求められ、1億2千万÷3=4000万世帯となります。次に、犬の所有率です。これは、まず世帯のうちどれくらいがペットを飼っており、そのうち何割が犬を飼っているかに沿って考えます。ペットを飼っている世帯を5割、犬を飼っている世帯を6割とします。そうすると、日本の世帯のうち約3割が犬を飼っているということになります。最後に、平均飼育数です。これを、1.3とします。以上の数値を式に当てはめると、4000万×0.3×1.3=1560万匹となります。以上のことから、命題に対する答えは1560万匹となりました。【犬に関連した新規サービスを提案してください。(ケース問題)】結論から申し上げますと、犬に関連する新規サービスとして「獣医看護師の予備校」を提案します。ここからそれに至るまでの背景についてお話しさせて頂きます。まず、現状分析です。日本ではペットして飼われる犬は増え続けています。しかし、その一方で犬が殺処分されているという現実もまたあります。次に、ペットとして犬を飼う場合のフローについて考えてみます。フローは、買う→飼育する→看取るという段階となります。まず、買う段階について考えてみると、先ほど殺処分を解決する糸口として里親募集をマネタイズすることが考えられます。次に、飼育するフェーズについては、犬用の服飾品製作、マイクロチップ、犬用フィットネス、アニマルセラピーなどが考えられます。最後に、看取るフェーズについては、ペット保険、ペットお墓、剝製を含めたそっくり人形、獣医看護師の予備校が挙げられます。私は、上記の案のなかから新規性と市場規模という観点で獣医看護師の予備校という案を推します。獣医看護師が普通の看護師のように、免許制になるというニュースを先日拝見しました。これから、獣医看護師も予備校を伴う国家資格として広く普及することが見込まれ、そこに対してビジネスを行うことは理にかなっていると考えます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】フェルミ推定など自分の至らない点を素直に認めたことと、面接官の指摘をその場で柔軟に受け止めてアイディアを出せたことが評価されたと感じている。下手に面接官の指摘に対して、食い下がるのは得策ではないと思う。
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