【リスクコンサルで未知を解き放て】【22卒】東京海上日動火災保険の冬インターン体験記（文系/TOKIO MARINE インターンシップ 2DAYS(全国支店開催)）No.13668（慶應義塾大学/男性）（2021/4/28公開）

業界No.1かつ年収の高さということで、元々東京海上日動自体に関心があった。しかし夏のプレミアムインターンは受からず、難易度を下げた地方支店インターンに参加しようと思った。そこで、損保業界に自分が関心があるのかどうかを、インターンを経験した上で判断しようと思った。

特にしていないが、地方支店は様々な選択肢があったので、自分とゆかりのある土地の支店を選ぶようにした。

エントリーシート → 最終面接

あなたが学生生活で成し遂げた最も大きな「成果」は何ですか？成し遂げることができた理由もあわせて教えてください。

Webで入力

採用サイトのマイページから提出

おそらくESをもとに面接がされると予想したので、あえて突っ込みどころを残して書くように努めた。

ワンキャリアなどに載っている通過ESを参考にしながら、自分の経験と照らし合わせて書くようにしたこと。

なし

オンライン

面接官は2人いたが、どちらの方も和やかな雰囲気で進めて下さった。学生の話に対して親身になって聞いてくれる印象を受けた。

論理的に、面接官が納得できる内容を話せていれば、うなずきながら聞いてくださったので大丈夫かと思う。そこが評価されたポイントだと思う。

学生時代一番力を入れて取り組んだことを教えてください。

スタートアップ企業での長期インターンの経験を挙げます。私は、収益を安定的に挙げるためのシステムの構築に尽力しました。元々はビジネスモデルも確立されていない中、収益が挙がらない月も多くありました。そこで、私は収益を挙げるための要素を徹底的に因数分解することで、課題の解決をしました。具体的には収益を挙げるために、営業活動の量と質の改善、特に質に関しては既存の営業先を見直し新規営業先を徹底的に洗い出しました。その結果誰が行っても収益を挙げられるような営業リストを発見し達成しました。

働く中で一番心が動いた瞬間（逆質問）

長年営業をしていて、最初は仕事のやりがいは良くわからず、正直辛いことばかりであった。しかし何年かして、エンドユーザーのお客様から感謝されることが最もやりがいであると感じた。また、感謝も社交辞令と本心からの感謝かどうかは受け手はわかるので、本心の感謝を受け取ったときが一番心が動いた。またエピソードとしては、自分の仕事ではないが、お客さんのためになる仕事を震災の時に行い、多くのステークホルダーを動かしお客様に貢献することで感謝された。

なし

なし

リスクコンサルティングの業務を体感するグループワーク

会社・業務説明ののち、グループワーク。また社員紹介や支店探検ツアーもあった。

リスクコンサルティングの考え方

リスクコンサルティングの業務を体感せよ

1日目にやったこと

冒頭は損保業界全体に関する内容と東京海上日動に関する説明を、学生全員がいる中で受けた。そして、会社の方で指定されたグループに分かれて、架空の飲食店のリスクを洗い出すワークを行った。皆で気づいたリスクを共有し、全体ルームにて答え合わせを行った。具体的には、挙げられたリスクに対して量と質を鑑みて点数化されるというもの。そのあとは更にグループワークを行い、実際にどのリスクが一番大きいのか、どうすればその飲食店の経営が安定するのかを考え、それを解決できる損害保険の提案をした。また、損害サービスの判例なども扱った。

2日目にやったこと

午前中は全体ルームで東京海上日動に勤めている、色んな社員の方がオンライン上で登壇し、各部署や今までのご経験について話した。そこで何か質問のある学生が、社員に対して質問をする形。午後は少しグループワークをやったのち、支店探検ツアーと称して、社員の方が動きながら支店の色々な箇所を投影し紹介してくださった。

中堅グローバル社員

なし

社員はグループに1人つく形でもなかったため、あまり関わりは無かった。全体ルームでこちらに向けて社員が働きかけるような関わり方が主であった。そのため、印象的なフィードバックは特になかった。

損害保険と聞くと、インフラのインフラと言われるが実際の仕事内容についてはあまりイメージができていなかった。そのため、リスクコンサルティングと言っても何をやればよいのかよくわからなかった。特に大変だったことが、「ヒト・モノ・カネ」の3つの要素に分けてリスクを洗い出すワークの時に、何のリスクがどれに該当するのか分からなかったこと。リスクと要素が1対1対応ではないことが多いので、苦労した。また、そもそもリスクを考え切ることも難しかった。

1人がとても主体的にグループワークに取り組んで、周りの学生を引っ張ってくれていた。他の学生はあまり印象に残っていない。ただ、あそこまで主体性を持って取り組んでいれば、グループに社員が固定で付かなくても、おそらく社員にも印象付けできていると思う。

思った以上に会社を運営するということは、様々な要素においてリスクがつきものであるということを、ワークを通じて肌で感じることができたことが、最も大きな学びであると思う。この考え方は損害保険業界に入社するしない問わず、どんな仕事でも役に立つ考え方だと思うためである。

リスクの考え方、どんなリスクが大きいのかどうかというところは、事前にインターネットなどで学習してから臨むと、グループワークが円滑に進むと思う。

業務内容というものは少しは理解することができたが、実際に1日の流れであったり、案件単位でどのように働いていくのか、イメージすることは難しかった。また、損害保険の業務にはおそらく代理店営業などもあることを考えると、自分が必ずしも今回扱ったような業務をするわけではないので、想像できなかった。

正直、支店インターンシップに参加した学生の中だと、自分は優秀層の部類に入ると感じた。しかし、グローバルコースの社員は皆優秀な人が多く、倍率も相当なことを考えると、生半可な気持ちでは内定は出ないと思ってしまった。また、支店インターンからは特に優遇などもなかったので、そう感じた。

リスクを洗い出し、それにより企業の成長・挑戦のサポートをするという業務は大事だと感じたが、そこまで魅力的に感じなかった。あくまでマイナス要素を0にして、再起の手助けをするというイメージを受け、私自身はより攻めの姿勢を持って企業の成長・挑戦のサポートをして行きたいと感じたため。

インターンシップに参加したからといって、限定のルートなどは案内されなかったため、有利にはならないと感じた。ただし、志望動機を語りやすくなるという点と、もしかしたら優秀者には何かしらの案内があったかもしれない点が可能性としてはあるので、一概には言えない。

特にフォローはなかった。座談会のようなものの案内はあったが、インターンの参加の有無を問わず参加できるものなので、フォローではないと思った。

金融業界に元々関心があり、そのそれぞれをインターンシップに参加することで、どの業界に進みたいと思うか判断しようと考えていた。実際に参加前は銀行・損保・カード・リースに関心があった。そこで損保業界No.1の東京海上日動のインターンシップに参加した。しかし、参加することで損害保険業務の魅力を私自身はあまり感じることができなかったので、銀行・カード・リースに絞ろうと思った。

先述したところと被る部分があるが、志望企業・業界としては損害保険を除いて考えようと思うように変化した。また、企業のイメージとしては、何となく超エリート層しかいないイメージを持っていたが、社員の方を拝見するにそんな臆する必要はないのでは、と率直に感じた。また就職活動の影響として、本選考では損害保険を受けないという結論に至った。