【銀行員の新たな視点】【22卒】三井住友銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.14004（慶應義塾大学/男性）（2021/4/18公開）

とにかくミーハーな就活を当初はしており、所謂メガバンクは生活にも密接であり知名度もあり年収も良いので受けてみようと思っていた。また一応就活軸のようなものを考えた時に何となく金融が合致したこと、そして他のメガバンクのインターンに参加して銀行業界の魅力を感じたことも参加の理由の1つである。このインターンは夏の複数デイインターン落選者に用意されたもので、のちにメールで参加の案内が来たので参加した形である。

自分はこのインターンに招待された＝夏のインターンに落選ということなので、選考には受かっていない組であり何とも言い難い。

先述した通り通過していないのでわからない。ただし、選考に進めること（ESとWebテスト通過）は最低限必要であると思う。

応募

取引先企業の経営戦略に関する課題解決型グループワーク

個人ワークを20分行い、グループワークを50分、最後にロープレを10分行った。そのあと座談会で終了。

銀行員の取引先企業の課題へのアプローチの仕方・考え方

ある企業に対し、最善の経営戦略を提案せよ！

1日目にやったこと

まずは資料が与えられる。取引先企業の基本情報と、考えうる戦略4つが記載されておりそれを個人ワークで読み解いていく。そしてグループで4つの戦略をそれぞれ検討し1つにし、ロープレの形で提案を行う。最後は座談会を行い終了。

人事社員

なし

社員の方との関わりはロープレの時と座談会くらいであまりなかった。また、フィードバックに関してもそこまでいただけはしなかった。ただし、印象に残っていることとして1つあるのが、銀行員ときくとスーツをカチッと着こなしているイメージであったが、私服で対応されていたというところである。

個人ワークが20分あったものの、グループワークが50分しかなかったので、その中で皆が納得できる結論を出すことが大変だった。選択肢が4つあったが、どれも取引先企業の情報を正確に捉え分析しなければ難しいものであった。また、個人ワークがあると全員が共有すべきなのか、それとも1人の考えをたたき台にしていくのか、そこの塩梅が難しかった。

50分のグループワークでの関わりのみ。ワークを進めることに必死で、周りからそこまで学んだことはない。

同業他社比較まではいかなかったものの、銀行業界の法人営業の仕方・考え方という点では実際のワークを通じて、リアルに学ぶことができたと思う。また、法人営業担当者は本当に多くの部署の方と関わりながら案件を進めていく、ということをリアルに体感することができた。

まとめサイトなどもあると思うので、銀行の法人営業担当者の働き方を多少なりとも調べておくと有効であると思う。

何となく法人営業の働き方は知ることができたと思うが、今回のような資料をどのように集めてくるのかであったり、自分が実際にどう動いていくのか、というところは想像することができなかった。また、インターン自体の時間も短く、そこまで想像することは難しいと思う。

自分の参加したインターンは既に選考に落ちた人向けなので、自分よりも優秀であると判断されている学生が数多くいることを鑑みると難しいのではないかと思った。また、昔のメガバンクであれば大量採用を行い難易度も低かったと思うが、今は人数も絞っており難易度は高いと思う。

先述したが、銀行と聞くとどうしてもお堅い真面目な方が多いという印象を受けていたが、座談会を通して三井住友銀行は全然違うということを理解でき、魅力に感じたためである。具体的には、スーツではなく私服を身に着けていることや、話し方・態度が極度に真面目過ぎないというところである。

選考はどんな企業であっても、早く行った人の方が有利になると思う。その点に関して、プライベートセッションに一般の人より早く案内されるということは、選考も早く進みやすいということなので本選考でも有利に働くのではないかと思う。

インターンシップ参加者はプライベートセッションという、本選考の前段階に早く案内された。ただし、そのフォローの案内もインターン参加の4カ月ほど後に来た。

金融業界やIT業界をメインで考えていた。その中でもインターン参加前は銀行業界の志望度は高かったものの、それぞれの差別化はあまりはかれておらず、どの企業に特に惹かれているということもなかった。しかし、インターンに参加することで、三井住友銀行のデジタルへの強さや先進性、少数精鋭の環境を知ることができ魅力に感じ他行よりも志望度が上がった。

既に記載しているところと被る部分もあるが、まず企業に対しては他行に先駆けた先進性を感じた。社員に関しては、お堅いイメージであったがスマートでありながら自由がある点や、個性を本当に尊重されるといった今風な考え方が浸透していることを感じた。業務に関しては相違はなかった。就職活動への影響としては、メガバンクの中でもメインで志望していこうと思うようになった。