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【熱意と成長の融合】【16卒】IHIの本選考体験記 No.465(中央大学/)(2017/6/13公開)

株式会社IHIの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒株式会社IHIのレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 中央大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会(4月) → ES+SPI(5月) → OBOG交流会(5月) → 1次面接(6月) → 2次面接(6月) → 3次面接(6月) → 最終面接(7月) → 最終面接[再](8月)

企業研究

重工業業界は、3社による寡占状態で、事業内容も規模の違いこそあれほぼ同じである。そこで、主力事業が何かをきちんと調べて面接で述べることが重要になる。また、パンフレットや説明会では、その辺のことも分かったようで、分からないことも多いので、OB訪問で詳細を聞くことをおすすめする。会社によっては、OB訪問を行ったことを会社にフィードバックするところも多いので、熱意や志望度も同時に伝えることができるのでおすすめ。IHIもその体制をとっており、面接で多少失敗したが、すくい上げてくれたように感じる。

志望動機

2点あります。1点目は、自身の性格や部の副主将をして培った能力を最大限に活かせて、貢献することができる会社が御社であると考えたからです。2点目は人です。9名の方にOB訪問をさせていただき、どの方も謙虚な姿勢で、かつ高い志を持ってお仕事に取り組んでいらっしゃるような印象を受け、このような方々と一緒にお仕事をさせていただき、必死に食らいついていくことで、会社や引いては社会に貢献できる人間に成長できると考えたからです。

独自の選考 通過

実施時期
不明
通知方法
不明
通知期間
不明

選考形式

完全リクルーター

選考の具体的な内容

大学OB、OGの社員の方と計3回面接をした後に、人事部との最終面接。面接の質問内容は4回ともほぼすべて同じで、「志望動機」「入社後どのようになりたいか」「学生時代に頑張ったこと」など、非常にオーソドックスであった。3回目までの面接は学生3:面接官2という形で、最終のみ学生1:社員1であった。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生3 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
営業/人事
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

会社のことなど、細かいことは聞かれず、何を頑張ったのかや、チームで行動したことがあるかといったオーソドックスな質問ばかりであったので、おそらく、どういったコミュニケーションの取り方をするかや、社員の直感で会社と合いそうか合わなそうかを判断しているように感じた。

面接の雰囲気

緊張して噛んでしまったり、言葉に詰まったときに、「緊張するよね」や「つまりこういうことかな」のように積極的に言葉をかけてくださった。表情も終始穏やかで面接に臨みやすい雰囲気を作ってくれていたように感じた。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代にがんばったこと

まだ継続して頑張っているところなのですが、大学2年時より、体育会陸上競技部に所属し、日本一を目指し日々練習に励んでいることです。日本一は高校時代からの目標だったのですが、あと一歩のところで達成できずに全国10位で終わってしまいましたので、大学では、高校時代の反省を活かしつつ取り組んでおります。ここで注意したことは、経歴が自慢にならないように言葉遣いに気を遣った。また、できるだけ簡潔にアピールできるように最低限に言葉を削り、面接官の反応を伺ってから後付けするようにした。常に言葉のキャッチボールを意識しつつ、目標に向かい努力できるという強みをエピソードを交えて話した。

チームでなにかを成し遂げた経験があるか

部の副主将として、主将のサポートに徹しつつ、部を支えてきたこと。二年からの途中入部ではあったが、常に周囲を見渡し、相手の表情から自分に求められていることを察し、先に行動するなどのことを意識して行っていたところ、三年時に副主将に任命された。そして、初めて組織をマネジメントする立場に立ち、チームを一つの目標に向かわせるためには、部員全員が、部という組織に所属している意識を持つことが必要であると感じた。そこで、部員が組織への帰属意識を持つための方法を考え、主将に提案した。また、私たちの代が理想とする、緊張感のある親しい上下関係を維持するために、あえて嫌われ役を買って出て、厳しく指導をすることもある。副主将というステータスをアピールするのではなく、そこにおいて自分がどのように主体的にアクションを起こしたのかを説明するように心がけた。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生3 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
10年目の営業2人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

それなりに高度なコミュニケーション能力と、会社のことをどのくらい調べているかを質問されたので、熱意とそれを言葉で表現する力を見ているように感じた。また、学生がどういった考えでどいうった行動を実際に起こしたのかを聞かれていることから、その学生のポテンシャルを見ているように感じた。

面接の雰囲気

一次面接ほど終始和やかで優しい質問ばかりではなかったが、あくまで真剣に話を聞く姿勢を保ちつつ、入社の熱意がどのくらいあるのかを判断するための少し込みいった質問をされたが、時折笑顔をみせたりもしていた。

2次面接で聞かれた質問と回答

どの事業部を希望するか またそれはなぜか

資源エネルギー事業部でLNGプラント、もしくは社会基盤海洋事業部でF-LNGに携わりたいです。そこで、まずは御社のプラント技術と海洋技術を複合させ、現在のようにF-LNGの一部ではなく、すべてを自社で手掛けて顧客に提供できるように尽力したいと考えております。なぜか→規模の大きさがやりがいにつながるのかなと考えておりまして、そこに惹かれております。また、普段目にする機会はありませんが、確実に世の中の役に立っているという黒子的な役割に渋さというかロマンを感じました。熱意や思いが伝わるように、あえて言葉を洗練させずに思いのままが伝わるように工夫した。

チームで何かを成し遂げたことはあるか

部の副主将として、主将のサポートに徹しつつ、部を支えてきたこと。二年からの途中入部ではあったが、常に周囲を見渡し、相手の表情から自分に求められていることを察し、先に行動するなどのことを意識して行っていたところ、三年時に副主将に任命された。そして、初めて組織をマネジメントする立場に立ち、チームを一つの目標に向かわせるためには、部員全員が、部という組織に所属している意識を持つことが必要であると感じた。そこで、部員が組織への帰属意識を持つための方法を考え、主将に提案した。また、私たちの代が理想とする、緊張感のある親しい上下関係を維持するために、あえて嫌われ役を買って出て、厳しく指導をすることもある。1次面接と同じで、そこにおいて自分がどのように考え行動に移したのかをきちんと言葉にして、あくまで簡潔に伝えた。

3次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生3 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
15年目の人事部部長2人
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

しきりに他社の選考状況をきかれたので、本当にこの会社が第一志望であるのかを探っている様子であった。なので、熱意があることを、「第一志望です」と簡単に表現するのではなく、どうすれば本当に第一志望であると伝えられるのかを意識した。面接官も熱意をどのように言葉に変えるのかを見ている様子であった。

面接の雰囲気

これまでよりさらに質問に対する答えに高度さを求められたが、あくまで熱意を調べている様子で、特別厳しい質問をされたということはなかったが、穏やかな雰囲気でなかったことも確かである。

3次面接で聞かれた質問と回答

学業面で頑張ったこと

論理的思考力と伝達力を養うために、会社法のゼミに所属し、特に発起人の権限について勉強しました。発起人の権限とは、簡単に説明いたしますと、会社を設立しようとしている者の権限のことで、この権限がどこまで及ぶのかということを判例や通説をもとに議論しました。この勉強は入社後も役立てることができると考えております。ここでも、あくまで主体的にとりくんでいることと目的を持ってやっていることをアピールし、受動的でないことをアピールした。

どの職種を希望するか またそれはなぜか

営業職を希望いたします。理由は、営業は結果を求められ、常に結果を追求するという私の性格に適していると考えたからです。なぜ→私は陸上競技において、常に結果を追求してきました。そのなかで、結果がでないということは、自身の努力が足りていないか、もしくは努力の方向性を間違っているというように考えるようになりました。就職活動で多くの社会人の方にお会いしましたが、どの方も営業は結果を出して会社に利益をもたらしてなんぼと仰っており、結果を追求する営業という職種が自分に一番適していると考えたからです。あくまで簡潔に、エピソードも交えつつ、論理的に。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部部長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接は、一次面接に戻ったような感覚で、最低限のコミュニケーションを見られているというような感じであった。三次面接までが勝負で、そこを通過できれば、よほどのミスをしない限り落とされることはないように感じた。強いて言えば、人間性を見られているように感じた。

面接の雰囲気

これまでの面接で聞かれたことをもう一度聞くというような面接で、最終的な意思確認をしているように感じた。なので、終始穏やかな面接であった。また、雑談のような部分も多かった。

最終面接で聞かれた質問と回答

志望動機を教えてください。

2点あります。1点目は、自身の性格や部の副主将をして培った能力を最大限に活かせ、貢献できる会社が御社であると考えたからです。2点目は人です。6名の方にOB訪問をさせていただき、どの方も謙虚な姿勢で、かつ高い志を持ってお仕事に取り組んでいらっしゃる印象を受け、このような方々と一緒にお仕事をさせていただき、必死に食らいついていくことで、会社や引いては社会に貢献できる人間に成長できると考えたからです。改めて聞いているようで、本当にリクルーターが推薦したのに足る人物であるかの確認のような感じであり、特別気に掛ける部分といえば、最終だからと意気込んで緊張しないようにすることぐらいであった。

どの事業部を希望するか またそれはなぜか

資源エネルギー事業部でLNGプラント、もしくは社会基盤海洋事業部でF-LNGに携わりたいです。そこで、まずは御社のプラント技術と海洋技術を複合させ、現在のようにF-LNGの一部ではなく、すべてを自社で手掛けて顧客に提供できるように尽力したいと考えております。なぜか→規模の大きさがやりがいにつながるのかなと考えておりまして、そこに惹かれております。また、普段目にする機会はありませんが、確実に世の中の役に立っているという黒子的な役割に渋さというかロマンを感じました。本当にこれまでの面接の総集編というような具合であり、熱意が確かであることを飾らない言葉で表現した。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

あくまでやんわりとであるが、辞退されると非常に困るということを何度も言われた。

内定に必要なことは何だと思うか

なによりもまず、OBOG訪問を行うこと。リクルーター制なので、OBOG訪問の間に多くの社員の目に留まり、気に入られたら大きなアドバンテージがつくと思う。また、それが熱意となって伝わるので、志望動機に人を入れたりする場合に説得力が増す。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

ぎらぎらした闘志をむき出しにして、ビッグマウスな学生は内定者をみてもあまりいないように感じる。あくまで、闘志は心の内に秘めつつ、しかしきちんと目標をもって事を為している人が多い。

内定したからこそ分かる選考の注意点

三次面接までのリクルーター面談が勝負。一方的に自分のアピールをする人より、謙虚に相手や周りの話を聞くことができる人のほうが、有利に面接が運ぶように感じた。緊張していてもきちんと相手の言葉を理解し、くみ取ろうという姿勢が大切。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 海外拠点で働きたい

入社を迷った企業

楽天グループ株式会社

迷った会社と比較して株式会社IHIに入社を決めた理由

私がIHIを選んだ理由は、2つ。1つ目は自身の成長性。もちろん他にも成長できる会社は数多くあると考えているが、重工業という業界の括りの中では、最も若手に裁量権を持たせてくれると感じた。これは、重工業メーカー3社全てにOB訪問をさせていただき(各3~10名)、実際に自身で感じ取れたこと。2つ目は、社風と社員の雰囲気。もちろん、数名の社員の方にお会いしただけで、社風や社員の雰囲気をつかむことは不可能であると理解はしているが、それでもその数名の方全てを尊敬できると感じた会社がIHIであったから。

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株式会社IHIの選考体験記

IHIの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社IHI
フリガナ アイエイチアイ
設立日 1889年1月
資本金 1071億円
従業員数 28,449人
売上高 1兆3225億9100万円
決算月 3月
代表者 井手博
本社所在地 〒135-0061 東京都江東区豊洲3丁目1番1号
平均年齢 41.8歳
平均給与 836万円
電話番号 03-6204-7800
URL https://www.ihi.co.jp/
採用URL https://www.ihi.co.jp/recruit/ihi/
NOKIZAL ID: 1130555

IHIの 選考対策

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