【未来を拓く原子力の力】【21卒】アトックスの総合職の本選考体験記 No.11239（近畿大学/男性）（2020/12/17公開）

現在の原子力産業について思うこと。

他の人のエントリーシートを参考にしたが、学校の先生に相談したり、自分の研究についてもよく書き込んだ。

１つ１つの質問に対して、迷わずしっかりと答えることができたところは評価されたと思う。なた、オンラインであったため、すこし大きめの声で話すことも重要だと思う。

以前から存じ上げている方だったので、非常に柔らかい雰囲気で始まった。最初にアイスブレイクのような雑談があったが、終始和やかだった。

なぜ放射線業界を志望しているのですか。

私は、現在大学で卒業研究としてゲルマニウム半導体検出器を用いた食品の放射線分析などの研究をしています。そのため、放射線業界や原子力産業に興味を持ち始め、志望させていただきました。なぜ、卒業研究としてこの研究を選んだかというと、少しでも食品に携わることができると思ったからです。この研究をするまでは、先行する学科が生命科学科ということもあり、まったく放射線の知識はありませんでした。研究を進めていくにつれ、放射線の知識や、原発事故があった福島の現状、未だに食品の放射能をそのままの形で測定するとばらつきが出てしまうということを知りました。そのため、研究の中で得た知識や経験を少しでも活かすことのできる放射線業界を志望します。

何かアルバイトはしていますか。また、そのなかで何か得られたものはありますか。

ホームセンターで3年間アルバイトをしています。始めた当時は準備を疎かにし、動きも遅く、失敗をしていました。お客様や先輩従業員の方に迷惑をかけてしまってはいけないと思い、自分を変えることを決意しました。お客様をよく観察し、レジに来るタイミング、商品の多さを判断し、お客様がレジに来る前から動き出すようにしました。加えて、レジの点検を繰り返して行うようにもしました。その結果、動きがスムーズになり、失敗も少なくなり、お客様に「ありがとう」と言っていただくことが多くなりました。今では、新人に教える立場にもなり、自分が現在進行形で行っていることを教えることで、後輩にもミスを減らすためのアドバイスをしています。　この経験を通し、物事を効率よく、失敗することなくこなすためには、それに必要な準備や点検を怠らず続けることが重要で、良い結果に結びつくということを学びました。

しっかりと今思っていることを伝えることで熱意を伝えることが重要だと思う。自分の研究についてしっかりと説明できないと厳しい。

面接官の第一印象は少し固めだと思った。しかし、面接を始めるときにアイスブレイクのような会話をしてくれた。

原子力産業について今思うことは何ですか。

2011年の福島第一原子力発電所事故以前はまったく原子力について知りませんでした。事故以降はやはり悪いイメージがついてしまいました。しかし、大学で原子力発電所に所属し、卒業研究として放射線に関する研究をするようになりました。その中で、放射性医薬品やPET検査のRI事業など、放射線を正しく使用することで人々の健康に良い方向の影響を与えることを知りました。汚染水や生物影響など解決しなければならない様々な問題があると思いますが、医療や発電に放射線を使用することは今後も日本や世界に必ず必要になる技術だと思います。そのため、放射性物質というのは温泉など、身近な場所に使われるていることなど、事故で悪いイメージがついた原子力産業について、正しい知識を広めることが必要だと思います。

自己PRをお願いします。

私の強みはチームワーク力を発揮できることです。私は鬼ごっこサークルに所属していました。名前の通り鬼ごっこをするのですが、それ以外にも、数人でチームを組み活動する機会が多くありました。しかし、入ったばかりのころは単騎で動き、すぐに負けてしまい、情なさを感じていました。そのとき、先輩が「これはチーム戦だから」とチームでの立ち回り方や攻め方を教えてくださり、チームとして動くことの重要性を実感しました。それ以降も先輩や後輩と作戦を立て、他チームに勝つために自ら積極的に新しい戦法も提案しました。その結果、どのチームにも勝利することができたときがありました。このようにチームで意見を出し合いながら行動することは、仕事で成果を出す上で非常に重要だと思います。　私はこの強みを活かし、業務に励み、チームワーク力を発揮し成果を求めていきたいと考えております。