20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 筑波大学大学院 | 女性
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Q.
学生生活でもっとも頑張ったこと(そこから得たこと等の自己 PR についてなるべく具体的にご記入下さい)
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A.
私は現在錯体化学の研究室に所属し、日々精力的に研究に取り組んでいます。研究成果を論文にすることに なったのですが、用いた 2 つの錯体のうち 1 つの単結晶に関する報告がありませんでした。単結晶はその化合物の結晶構造を決定するのに必要です。他方の錯体の単結晶生成は当研究室で成功していたため、論文に 2 つの錯体の結晶構造を合わせて載せたいと考えていました。そこで私はこの錯体の単結晶生成に挑みまし た。生成スキームは、前駆体を水に溶かし、その後酸化剤を加えて溶液中で目的物を生成し、冷蔵庫内で静 置して結晶が生成するのを待つという流れです。しかしこの錯体は古くから使われているにも関わらず結晶構造の報告がないことから単結晶生成は困難だと思われ、私も何度も失敗していました。水や前駆体、酸化剤の量を変えたり、生成物の溶解度を制御するためカウンターイオンを変えたりなど、どうすれば結晶が生 成しやすい溶液条件となるのか試行錯誤を繰り返していました。そんな中先輩から提案された酸化剤があ り、それは反応後に酸化剤が沈殿となるのでこれを取り除くことができるものでした。これならば不純物の 少ない、結晶が生成しやすい溶液条件となるのではないかと思い使用すると、無事十分な大きさの結晶を得 ることができ、結晶構造を決定することができました。以上のことを成し得た背景として、次のような私の 性質が考えられます。粘り強く諦めずに努力し続けること、アンテナを常に張り巡らせて有益な情報を手に 入れ柔軟に活用すること、研究において一つ一つの操作や反応の意味を考えることです。またこの経験から、 難しい問題でも諦めずに進めていくことでやり遂げることができるということ、人と意見交換をすることの 大切さを知ることができました。このような私の研究スキルは、貴社においても十分発揮し貢献することが できると考えています。 続きを読む
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Q.
趣味・特技
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A.
音楽を聞くこと、または楽器を用い演奏することが趣味です。幼少期からピアノ、中学高校では吹奏楽部でバスクラリネット、大学では軽音部でベースを担当し、現在新しい楽器としてトラ ンペットを練習中です。 続きを読む