【革新と挑戦、未来への一歩】【23卒】味の素ファインテクノの技術職の本選考体験記 No.25106（横浜国立大学大学院/男性）（2022/4/21公開）

他の企業の選考で解いたことがあったので、基本的に対策は行わなかった。

玉手箱：言語、非言語、性格

各科目10問~20問で15~20分

なし

アルバイト経験、趣味・特技、長所・短所、ガクチカ、志望動機

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

企業のホームページに求める人物像に合致するようなエピソードを選んで書いた。

企業のホームページに求める人物像があったので、その項目について理解し、合致するようなエピソードを選んで書いた。

なし

エントリーシートに沿って質問が行われた。

自分の行っている研究に対して、自分の考えを持って進めているかは深く聞かれたので重視されていると感じた。

終始和やかな雰囲気で行われた。技術系の社員ということもあり、特に自分の研究内容に関する質問で話が弾んだ。

なし

なし

研究内容について教えてください。

私はセラミックスの作製プロセスにおける〇〇挙動について研究しています。
そもそもセラミックスは、原料粉体を液体に混ぜることでスラリーとし、このスラリーを成形し、乾燥させたのちに焼き固めることで作製されます。この〇〇工程において、原料粉体が構造を形成していく様子、これを〇〇挙動というんですけども、〇〇挙動はセラミックスの最終製品の品質に大きく影響を及ぼすため、〇〇挙動の理解は重要です。そこで私は、セラミックスの内部構造をリアルタイムに観察できる〇〇〇観察装置に着目し、観察を試みました。
今回、研究概要で紹介したスラリーは、分散性の異なる分散系と凝集系の2種類のスラリーを調製し、シート状に成形したのちに、〇〇過程におけるスラリー断面を観察しました。
結果、〇〇初期において凝集系スラリーのみに不均質な内部構造が生じました。この現象をより詳細に理解するために、不均質な内部構造が生じる期間におけるスラリーの流動を定量的に評価しました。画像の赤い領域が右側に流動した領域、青い領域が左側に流動した領域を示しています。
上の図で示されるように、不均質な内部構造が生じる直前に、異なる方向に流動する領域が現れたことが分かります。
この結果から、〇〇過程における不均質な構造は、スラリーの〇〇が不均質に進行し、生じた不均質な応力によってスラリーが流動したときに生じると考えられます。

アルバイト経験について教えてください。

卓球コーチのアルバイトで指導方法の工夫を行いました。従来の指導方法は自分の感覚に頼っていたため、お客様に技術のコツが伝わらず、リピート率も高くありませんでした。指導でお客様の技術が向上しないことをもどかしく思った私は、今まで少なかった技術指導の方法を増やす工夫をしました。まず、指導の際には体の動かす部分だけに注目するのではなく、ほかの部分にも注目して説明することで、体を連動させて目的の動きを達成できる方法をお客様ごとに探し出しました。また、自分のプレイを動画に撮り、伝えたい部分を一時停止して指導を行うことで、体を動かすイメージがしやすいように工夫をしました。全てのお客様ごとに最適な指導方法を見つけるには時間がかかりましたが、改善の積み重ねが重要だと考え、粘り強く取り組みました。結果、指導が分かりやすいという声を頂くことが多くなり、より責任が重いグループレッスンも任されるようになりました。

本社に到着後、待機室に通され、面接の流れについて面接を受け、その後別の部屋に移動して面接を受けた。

研究に主体的に取り組んでいるかや、研究室での役割などを深く聞かれたので、技術者としての資質は特に重視されていると感じました。

初めは少し硬い雰囲気があったが、面接が進むとともに和やかな雰囲気となった。逆質問では教務深いお話が聞けた。

なし

なし

研究を進める中で大変だったことは何ですか。

研究室で初めて扱うテーマを担当する中で、研究で用いる観察手法を確立することです。
研究室の中で頼る人がいなかったため、文献を読んだり、教授とディスカッションすることで少しずつ進めていきました。そして、新しく装置を作成する必要があることが分かったので、試料を適切な温度で温めながら観察ができるように装置を試行錯誤しながら設計し、システム全体の改良を重ねることで、最適な環境条件を達成しました。また、得られた画像に画像処理を施すため、専門外であるプログラミングを勉強し、プログラムを作り上げることで、観察手法の確立を達成しました。この経験を通して、目標達成のために、一つのことに粘り強く取り組める力を得ました。

自分の好きなことについて２分でプレゼンしてください。

私は先ほども申し上げたように卓球が好きなので、卓球の良いところについてプレゼンしたいと思います。私が卓球を好きな理由は主に3つあります。
一つ目は、卓球を行える施設が多く、気軽にできる所です。ラケットを持っている人がもう一人いればいつでも卓球ができる点は大きな長所だと考えています。
二つ目は点数を取るために必要な要素がボールのスピード、コース、回転など多くあり、複雑で奥が深いところです。ただ速いボールを打てばよいというわけではなく、どのように組み合わせれば点数がとれるかの戦術を考えるのは卓球のだいご味だと考えています。
そして三つ目は二つ目と関連しますが、戦術が無数にあるため、何度やっても飽きないというところです。違う人とはもちろん、同じ人と対戦しても全く違う試合になる点がとても面白いです。