22卒 本選考ES
事務職
22卒 | 慶應義塾大学 | 男性
-
Q.
ここ数年間に、あなたが自ら目標を掲げ挑戦してきたことについて、周囲の人々とどのように連携したかを含めて説明し、そこから何を学んだか教えてください。
-
A.
焼肉屋の厨房のアルバイトで「提供時間の遅れ」と「社員の月の総勤務時間の長さ」を改善した。勤務先の店舗では、アルバイトの人数が足りているのに料理の提供が遅い、社員の出勤回数が多く社員への負担が大きいという問題があった。私は社員の方々の力になるとともに多様な人たちを巻き込みながら仕事をする能力を磨きたいと考え、積極的に課題解決に取り組んだ。まず問題の背景として、従業員間のコミュニケーション不足による業務効率性の悪さ、バイトに無駄な動きが多いために社員が指導・代行する必要があるということが挙げられた。そこで目標を「協力的な職場環境の創出」と「アルバイトの生産性向上」に設定し、施策として「定期的な懇親会の開催」と「調理の順番のマニュアル化」を行った。業務外交流の機会の設置による信頼関係の構築や、効率的な調理の順番の共有によるアルバイト全員の生産性向上が可能だと考えたためである。当初は社員の数名が懇親会に参加してくれない、アルバイトがマニュアルに従ってくれないなどの困難があった。しかし、持ち前の粘り強さを活かし、長い時間をかけて参加をお願いして回ったり、マニュアルに則った指導を徹底したりした。また、当初は私を中心として2つの施策を進めていたものの、次第に他のアルバイトも協力してくれるようになったため、懇親会の運営やマニュアルの指導を分担するようにした。全員で一丸となって取り組みを続けた結果、最終的には2つの目標を達成することができた。そして、提供時間の短縮と、社員全員の勤務時間を月平均10時間削減することに成功した。私はこの経験から、周囲を巻き込んで主体的に課題解決していく力を身に付けた。また、全員で緊密に連携して物事に取り組むことの大切さを学んだ。 続きを読む
-
Q.
あなたの専攻している学問について教えてください。
-
A.
社会保障制度、社会政策/福祉を専攻している。大学3年時には、「ポストコロナにおける社会政策」についての研究を行った。コロナを契機としたデジタル化の進展によって失業者や格差が発生すると予測される一方で、今後持続可能な社会の構築が目指されることにより環境分野で多くの新規雇用が発生すると言われている。そこで、発生した失業者を新規雇用で補うことが可能だと考えた。そして、新規雇用に対応できるような技能提供を目的とした職業訓練委託機関を設置し、受講者は職業訓練給付金から講座受講料を支払うという新たな保障制度を構築することで、雇用の移行をスムーズに行えると考えている。今回のパンデミックは未曽有の事態であるが、その中で将来の制度について考察することは、未来を切り開く様で非常にモチベーションになる。 続きを読む
-
Q.
あなたが一番大切にしている価値観は何ですか?
-
A.
「粘り強く物事をやり抜く」という価値観を最も大切にしている。 続きを読む
-
Q.
上記の理由を教えてください。
-
A.
「どんな状況でも努力すべき」ということを幼少期に母から教えられて以来、この考えを大切にしており、過去の複数の経験を通じて「逆境下でも努力し続ければいつか必ず報われる」ということを確信しているためだ。 続きを読む
-
Q.
それが具体的に表れたエピソードを教えてください。
-
A.
高校時代、○○大学合格という目標に向けて受験勉強に勤しんだ経験を挙げる。私は小中高一貫校に在学していたが、中学の時に親友が外部の高校を受験する姿に感銘を受けて大学受験を決めた。高校1年生当時は「模試の成績が伸びない」という課題があったが、複数の模試を振り返って原因を分析したところ、応用問題の正答率が低いということがわかった。そこで、大学の過去問や問題集を解く時間を毎日必ず設け、知識のアウトプットを行う機会を増やすことで様々な形式の応用問題に対応する能力を磨いた。また、人生初の受験に対して万全の態勢で挑むためにはスケジュール管理が重要だと考えたため、3年間の勉強計画を作成し、状況に応じて計画を修正しながら地道に学習を進めた。その結果、3年間で偏差値を20以上上げて合格することができた。 続きを読む