【論理性を磨く新規事業】【20卒】伊藤忠エネクスの冬インターン体験記（理系/総合職）No.6141（京都大学大学院/男性）（2019/7/19公開）

インフラ業界に興味があり、大阪ガスなどにエントリーしていたところ、おすすめで伊藤忠エネクスが出てきたのでエネルギー商社に興味を持った。また、5daysと手ごろな日数だったので応募した（結果的に3daysでの参加になった）。

Web面接であったため、画面相手に話す練習をした。また、深掘りされてもいい様に話す内容は論理的になるよう精査した。

伊藤忠エネクスの商材を用いて新規事業

1日目にやったこと

まずは人事からオリエンテーションとして会社概要の説明があった。次に自己紹介があり、出身大学、強み弱みを話した。また、自分史を記入しグループのメンバーに説明した。
また、2日目の発表のテーマが教えられた。また、生活の際に行う行動を紙に書き出し、それぞれの行動に対しエネクスの商材がいかに生活に入り込んでいるかを実感した。

2日目にやったこと

テーマである新規事業立案について話し合った。昼過ぎまで話し合い、模造紙に要旨を書き込んだ上で発表した。4人ほどいた社員が順々にフィードバックしてくれた。また、最終日の模擬面接に向けてESを見直した。

3日目にやったこと

人事の指導の下、人事側と就活生側にわかれて模擬面接を行った。実際にESを見ながら質問にし、人事による態度やESの内容についてのフィードバックを貰った。午後には役割を入れ替え、終了後にフィードバックを貰った。

ホームライフ部門、カーライフ部門

クオカード

商社の仕事とは「御用聞き」であり、当事者意識をもって業務にあたる様に指導されたこと。また、新規事業については奇抜さがあっても説得力、コストパフォーマンスが伴っていなければ実現は出来ないというフィードバックを貰い、論理性を磨くことの大切さを学んだ。

1から新規義業を立案するのが難しかった。既にあるような事業でなく新しさかつ説得力を持った事業を考えるのは難易度が高く、班員とも意見がぶつかり合った。模擬面接については、人事になりきって深掘りするのがとても難しく、あさってな質問を繰り返してしまったように感じた。

インターンシップに参加するまでは存在すら知らなかったエネルギー商社の商材、実生活における身近さを学べたのは意義深かった。また、その事業領域の広さは四季報や就活サイトだけでは得難いものだったので満足した。実際の社員の生活リズムや残業時間、給与、福利厚生などを人事から教えてくれたのでありがたかった。

伊藤忠エネクスの主な商材が何で、事業上でどういう課題、手を出していない分野があるかを勉強しておけば事業立案で活かせたと思う。

伊藤忠エネクスは石油、ガスの小売りがメインであるため、会社概要を説明されただけでは具体的に働いている姿を捉えるのは難しかった。しかし、新規事業立案は伊藤忠エネクスの商材をフルに活かそうと考えるため、実際の営業活動に関する練習にはなったと思う。

インターンシップ中のグループワークではしっかり説得力をもった意見を発信していくことができた。また、他のメンバーにも発言を促し、出た意見に対し否定すること無く良いところをくみ上げることが出来た自信があったから。インフラ業界であるためインターンシップから一定数採用することも考えられたから。

これまで知らなかったというエネルギー商社の生活レベルにおける身近さを学ぶことが出来、縁の下の力持ちであることを知った。自分の就活の軸が「人々の生活を支え、役に立ちたい」というものであったため、BtoBだけでなくBtoCで消費者とも近い距離であることも好感が持てた。

本選考の際にインターンシップ参加者の一部は早期選考（一次選考免除）を受けさせてもらえた。早期選考を受けることが出来る条件を人事に聞いたところ、「インターンシップ中の参加態度で決める」と言われたので、参加することで選考ステップが省略される可能性がある。

就活の軸が「人々の生活を支えたい、役に立ちたい」というものであったので、インフラ業界を見ていた。その中でも、街づくりという観点から私鉄業界、ライフラインの観点から電力、ガス会社を志望していた。また、生活に欠かせないお金を扱う金融業界、人々の生活の質を向上させることが可能なメーカーを志望していた。当事者意識を大切にしている会社は特に志望していた。

実際に電力、ガスを扱う伊藤忠エネクスのインターンシップに参加してみて、一口にインフラといっても様々な業務領域があり、自分の興味の幅を広げることが出来た。また、会社の規模が1000人未満程度の会社の方が自分の仕事の裁量が広く、やりがいも感じられるうえ、御用聞きという商社の業態から自分自身の成長にもつなげられると感じた。