【未来を共創するコンサルタント】【23卒】 三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング 経営コンサルティングコースの通過ES(エントリーシート) No.64929（名古屋大学大学院/男性）（2021/11/15公開）

貴社でコンサルティング業務を体験し、自身の素質を見つめるために応募する。私は自営業者の父を持ち、昔から経営上の課題を自分なりに考える機会が多々あった。また同時に経営者は孤独であるということを知った。私はこれらの経験から、社会課題の解決や企業の繁栄を目指す経営者の方に寄り添い、共に価値創造したいと考えコンサルティング業界を志望している。そこで、ワークを通じて課題解決のプロフェッショナル集団である貴社の方々と関わることで自身のコンサルタントとしての素質を見つめ、今後の糧としたい。 また、私はアパレルのアルバイトで個人ノルマを達成するための課題解決や、卒業研究でGPSから走行経路を特定するための課題解決などを行った経験がある。しかし、それらは場当たり的な面もあった。そのため、コンサルティングとリサーチの両輪で顧客に大きな価値を提供している貴社独自の経営課題解決プロセスを体験し、学びたいと考えている。 続きを読む

私は２点が求められるように変わっていると思う。１点目は、社内外リソースを編み合わせて課題解決をする能力である。昨今世界を取り巻く環境は飛躍的に変貌しており、VUCAの時代と言われている。気候変動や超高齢化、急速なデジタル化などによって、企業を取り巻く環境は10年後には大きく変わっていると考えられる。それに伴いクライアントが未知の課題に挑戦することも増えていくだろう。そのような場合において、画一的な視座からのアプローチでは解決が難しいのは想像に容易い。例えば自動車メーカーが自動運転車の普及を狙う場合に、それは自動車業界の知見のみではなくインフラやIT、行政など様々な領域における高度な知見や経験が必要である。今後コンサルタントは、将来を見通しどのようなリソースが必要か見極め、そのうえで社内外のリソースを編み合わせてプロデュースする能力を持つべきであり、未知の課題の解決に経営者たちと共に挑むことが求められると考えている。２点目は、クライアントと真の信頼関係を構築する能力である。10年後には今よりもさらに働き方改革が推進されているだろう。それを受け各企業は残業規制などをより厳しく設けることになり、今まで社内の人員がまかなっていた経営戦略や組織マネジメントなどの上流工程を専門家であるコンサルティング会社に依頼する機会が増えると考えられる。つまり、コンサルティングへの理解が深くない新たなクライアントの経営課題の解決をすることになる。このような場合においてはコンサルタントが考える当たり前が通用しないと考えられるため、プロジェクトの初期段階からクライアントとの信頼関係を構築することが不可欠である。そのため、企業や経営者の歴史を共有したりコンサルタント自身が率先してオープンになったりと、コンサルタントとしてはもちろん、人として信頼されることが10年後のコンサルタントには求められてくると考えている。 続きを読む