【リスクコンサルティングの挑戦】【20卒】損害保険ジャパンの夏インターン体験記（文系/総合コース）No.5918（早稲田大学/男性）（2019/6/24公開）

金融業界に興味を持っていたので、その中で損保業界の業務内容や働き方や社風を詳しく知りたいと思っていたので、インターンに応募した。また、ワークを経験したことがなかったので、自身の強みや弱み、グループでの立ち回り方などを学べると思い、参加を決意した。

ESのみであったので、特に対策自体はしなかったが、書き終わった後に、先輩と友人に添削してもらい、改善したものを提出した。

保険金サービス、リスクコンサルティングの業務体験を通じて、損害保険事業の基礎を理解する

1日目にやったこと

2日目～3日目にかけて台風が迫っていたので、2日目の15:00でインターンが打ち切りになってしまった。1日目は、オリエンテーションや会社説明が行われた後、すぐにリスクコンサルティング業務のワークに取り掛かった。実際にヒアリングなどを行いつつ、リスクマップを作成するなど本格的なものだった。

2日目にやったこと

1日目に引き続き、内容を詰めつつ、スライド作りを中心に行っていた。最終発表と優勝チームの発表後、全体に向けたフィードバックがあり、個人での振り返りとメンターからの個別フィードバック、内定者との座談会が行われた。

人事の方

モバイルバッテリー

内定者であるメンターの方からメンバーとは異なる視点で発言できていたが、他のメンバーの意見に思うところがあっても受け流す場面も見られたとのフィードバックを受け、後半に関してはまさにその通りであったので、印象に残っている。また、全体フィードバックでは言葉遣いやビジネスマナー、プレゼンテーションスキル、タイムマネジメント力など割とスキルやマナーとして重要なことについて学んだ。

どのチームも同じであったと思うが、とにかく時間が足りなかった。全体で3日の予定が1.5日のプログラムになってしまい、ワークの時間も短めに設定されていた。加えて、自分も含めてワークに慣れていない学生が多かったので、議論を収束させていくことが非常に難しかった。また、スライド作りにかけている時間もなく、全体的にレベルの低いパフォーマンスをしてしまったと思う。

業務内容やビジネスモデル、社風などを2日間で学ぶことができたので良かった。夏の初期の段階で参加したので、ビジネスマナーやプレゼンテーションのスキルについて学べ、資料をいただくことができたのはその後の就職活動にも生かすことができた。また、絶望的に時間が足りないワークをこの時期に経験できたことも非常に良かった。

最終発表の評価基準が内容の質の高さだけでなく、プレゼンテーションや言葉遣い、姿勢なども含まれていたので、ビジネスマナーに関する本に目を通しておくと結果が大きく変わったかもしれない。

社風という意味ではどちらかというと派手でがつがつした人が多いと思ったが、業務内容自体は非常に興味深く、ヒアリングなどを経験して試行錯誤しながらメンバーと協力して、最適解を出すという形のビジネスをやっているイメージは湧いた。そのため、この企業で働く自分は想像できたと思う。

正直、内定が出るかどうかは五分五分といったところなのではないかと感じた。私は超優秀者に選ばれず、冬の限定インターンシップも書類選考落ちなので、そこまで高い評価はされなかったため、本選考で覆せるかどうかはわからない。しかし、例年最終的な内定者は本選考の通常ルートの人が圧倒的に多いようなので、全くないとも言えないという考えである。

2日間のインターンシップになってしまったのが非常に残念であったと思うほど、ワークの内容、全体フィードバック、メンターの方のアドバイスなどは非常に充実していたと思う。また、人事の方のフィードバックもかなり的確なものであったと感じたこと、リスクコンサルティング業務への興味がわいたことの2つで志望度が上がった。

前述したように、優秀者は本選考の早期選考ルートに招待され、かなり早い段階で内定が出る人もいる。また、たとえ早期選考ルートに乗れなくとも、本選考からの巻き返しは可能で、インターンに参加することで得た企業の情報や社風の感覚などは周囲の学生に比べて有利に働くと思った。

金融を中心にベンチャー、コンサル、IT、旅行、デベロッパーなど様々な業界を見ていて、業界については全く絞っておらず、インターンに参加することで自身の強みを活かせる業界、興味のある業界を探そうと思っていた。また、志望企業に関しても同じ考えであったので、全く絞っておらず、色々な企業を見てから判断しようと思っていた。

引き続き損害保険業界も本選考の受験企業の候補として考えようと思った。その他の志望業界にはそれほど影響を与えなかった。メンターからのフィードバックによって、それまでの就職活動は何とかなるだろうといった甘い考えが大きく変わった。自分がやりたい業務とは何なのか、どのような仕事がしたいのか、そのためには今何をすべきなのかを深く考えながら就職活動を進めるようになった。