【未来への航空革命】【20卒】日本航空（JAL）の冬インターン体験記（文系/業務企画職(事務職、数理・IT職)）No.5901（早稲田大学/男性）（2019/6/24公開）

総合職事務系の中に数理・IT職という三年目からデータを扱う部署への配属が決定されるコースがあることを知って、自身の強みを活かせる企業の1つであると感じて、興味を持った。また、航空業界で働くことがどのようであるのかを知りたいと思っていたので、参加を決意した。

ESに関しては、昨年本選考を受けた先輩に添削してもらい、結論ファーストで書くことを心掛けていた。また、適性検査に関しては英語があるとのことであったので、SPI問題集の英語のページは目を通してから試験に臨んだ。

JAL業務企画職の一員として働く未来の自分を思い描くインターンシップ

1日目にやったこと

午前中は人事の方からJALの業務企画職の会社説明とJALフィロソフィに関する説明を受けた。午後は、各事業部の説明を担当社員から受けた後に、20代のお客様にもっとJALを進めてもらうための施策を考えるグループワークを行った。その後、懇親会が開かれ、全プログラムが終了した。

人事の方

なし

全体に向けたフィードバックしかなく、グループごとにメンターがつくということもなかった。全体に向けたフィードバックとしては、「どのチームも柔軟性の高いアイデアが出ていてよかった」というようなものであった。

グループのメンバーは全員穏やかで良い人であったので、苦労したことはそこまでなかったが、強いて言えば、自分が航空業界に関する知識が全くなかったため、ワークの中で出た機内設備に関することなどについてグループの人に説明してもらうときがあり、迷惑をかけてしまったことは大変だった。

会社説明や各事業部の業務内容の説明などはHPなどで調べても中々実感がわかなかったので、ストーリーの流れの中で説明を受けたことで理解が深まり良かったと思う。また、懇親会では30年目前後のベテラン社員の方からお話を伺うことができ、非常にためになったので、参加してよかったと思っている。

航空業界に興味がある人は業界研究や企業研究として調べていると思うので、特に準備は必要ないと思うが、私のように航空業界に対する知識がない人は事前に調べておくと良いかもしれない。

インターンシップに参加して、業界理解や会社理解はでき、やはり面白い業務ができそうだとは感じたが、JALで働くイメージがどうしても湧かなかった。また、グループワークが実現可能性を考えるようなビジネスよりのものではなく、発想を大事にしているものであったので、自分とは合わないと思ってしまった。

私はJALに対する志望度がそこまで高くなく、単純に数理・IT職という職種に興味があって応募していたので、インターンに参加していた周りのメンバーのJALに入社したいという気持ちにはかなわないと思った。また、志望度が高くないままでは面接官にもアピールすることができず終わってしまうのではないかと考えたため。

インターンシップの参加によって志望度自体はあまり変わらなかったが、自分が勤めているイメージが湧かなかったことと、数理・IT職については業務内容の説明の時ぐらいしか話にも出てこなかったため、ほとんど収穫がなく終わってしまったことも影響したと思っている。

3daysインターンの中には、早期選考ルートに招待されている人もいたが、1dayインターンは会社理解の側面が強く、本選考の優遇ルートにつながるようなものはなかった。

この時期には金融業界に気持ちを固め始めて、本選考でも金融を中心に受けることを決めていた。とはいっても金融一本に絞るつもりはなかった。志望業界としてIT関係は志望業界の1つではあったので、SIerやSEなどの職種などがある色々な企業を見ていた。また、就職活動の軸も固まりつつあり、社会貢献性の高い政府系金融機関や、影響力の大きい金融やITといった人々の生活を支えるインフラといった業界が自分の中で志望度が高くなった。

JALやANAといった航空業界はとてもやりがいのある仕事ができる環境が整っていると思った。しかし、IT関係をやりたいのであれば、IT業界に行った方が良く、金融関係の仕事をしたいのであれば金融業界に行った方が良いということを、このインターンシップを経験して思うようになり、航空業界は自身の志望業界から外れることになった。