【金融力を体感、広い視野で】【20卒】日本政策投資銀行（DBJ）の夏インターン体験記（文系/総合職）No.5871（早稲田大学/男性）（2019/6/24公開）

金融機関の中でも政府系金融機関がどのような役割を果たしているのか、何をやっているのかを知りたいというのがインターン参加の1番の動機であった。また、友人から社風が合いそうと言われたのも動機の1つであった。夏の段階であったので、様々な企業のインターンに参加しようと思い、応募してみた。

事前にインターンシップ選考の内容を調べたが、夏の場合はESのみでの選考であったので、結論ファーストで簡潔に書くことを意識していた。また、原体験から志望動機につながるようにESの構成を考え、説得力を持たせるようにしていた。

DBJの金融力を知る

1日目にやったこと

始めに、人事の方からスライドを用いた会社説明があった。その後、各グループごとに1人の社員がついて、お話を聞きながらランチを食べる時間があった。昼食後は事業再生ファイナンスに関する講義が行われDBJが実際に行った案件をベースにワークを行った。各グループごとに全体に向けた2分程度の発表を行い、解説を受けた。若手社員との座談会が20分×2人で行われ、有意義なお話を伺うことができた。最後に人事部の方から全体に対して就職活動のアドバイス(面接で意識すること)をいただき、プログラムは終了であった。

人事部

なし

事業再生ワーク後の全体に対するフィードバックで、「全体の流れが決まっていないにも関わらず、細かいところにこだわりすぎていた」と言われ、1人1人がもう少し広い視野でワークに取り組むべきであったと実感させられた。

学歴の高い学生が集まるインターンであったので、ワークの中で意見がぶつかり合い、まとまらないことにかなり苦労した。また、夏の段階であったため、金融の知識や就活に対する学生の意識の差が大きく、実際の案件を用いたレベルの高いワークで足並みを揃えて全員で協力して行うというのは非常に難しいと思った。

インターンに参加して、実際の案件を用いたワークを体感できたので、外から見るとどのような業務を行っているかわからない政府系金融機関で働くイメージや業務内容を理解することができた。また、社員の方との交流の時間は1dayであったのにも関わらずかなり多く取られていて、社風や社員の方の雰囲気を感じ取れたのは非常に有意義であった。

金融の知識が多少なりともあると、理解の深まり方やワークの進め方なども違うものになったかもしれないと思った。

社員の方との交流の中で穏やかで真面目な雰囲気の方が多くいることを想像することができ、自分の性格にマッチする企業であると思った。また、少数精鋭であるため若手からの裁量権が非常に大きく、若手から成長していきたいと思っていた自分にとって非常に魅力的な企業であると思った。

社員の方から本選考での面接は一対一で5回ほど行われ、自分自身の性格についてかなり深掘られると聞き、今の時点では到底たちうちできないと感じたから。また、東京大学出身者が多く、採用人数もかなり少ないことやインターンシップに参加していた学生の学歴を見て少し自信を失ってしまった。

政府系金融機関で働くことの使命ややりがいを感じることができたのと同時に、社員の方との交流によって自身が働きやすい環境がそろっていると思えた。また、フィードバックの中で社員や人事の方のレベルの高さを感じ、若い内から裁量権を持って成長できる環境があると思ったから。

1dayであったことに加えて、複数回開催されていたこと、業務理解や社風理解が中心のインターンシップであったので、それほど選考には関わりはないのではないかと感じた。

夏の段階であったので、自分に合う業界を探そうとベンチャー、金融、メーカー、デベロッパー、コンサルなど多種多様な業界を見ていた。その中でも、自身の数字に対する強みを活かせるのは金融業界であると考えていたので、金融機関を中心にインターンシップに参加していた。志望企業に関しては全く決まっておらず、インターンシップで仕事内容や社風、就活の軸に合うかを見てから決めようと考えていた

DBJが開催する4days冬インターン選考や本選考を受けてみようと思うようになった。また、政府系金融機関への志望度が上昇し、他の政府系金融機関のインターンシップに応募するきっかけとなった。金融機関の業界としての志望度が上がったのは事実だが、志望企業に関しては、本選考までインターンなどに参加してみてから決めようと思っていたので、影響はあまりなかった。