22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
東部グループが長期経営ビジョンで掲げている「つなぐ」というキーワードを踏まえて、あなたが学生生活で力を入れたことを教えてください。
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A.
私は学生時代、調査や研究を通して自身の専門分野である建築史の範囲を越えた知見を蓄えることに力を入れた。異なる分野や文化における知見を自身の知識と「つなぐ」ことで、私の携わった研究やプロジェクトは前進してきた。 卒業論文でテーマとした○○は、以前の研究室では扱っていなかった対象テーマであった。そこで私は自ら○○を繰り返し訪問し、現地の研究者や学生と関係を築き議論を重ねる中で、産業や政治などの社会背景と○○との繋がりを考察した。 また2019年には○○での防災プロジェクトに参加した。この時私は、対象地域に住む方々により積極的に防災を働きかけられるよう、日本では自ら防災装置の操作講習を受けることで歴史と防災の共存を図るための知識を蓄え、また2週間滞在した現地では住民と対話を重ね信頼関係を築いた。 今後も新しい知識や経験を吸収し、困難な課題に挑戦していきたいと考えている。 続きを読む
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Q.
東武鉄道・東武グループは、10年後にどのような事業を展開していると思いますか。東部グループを取り巻く環境を踏まえて具体的に記入してください。
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A.
アフターコロナの社会においては、仕事と居住地の結びつきが弱まり、人々は勤務先までの距離よりも生活や余暇の楽しみ方によって居住地を選択するようになるだろう。 その際、東京スカイツリーエリアなどの都市的な施設から日光や鬼怒川などの歴史遺産や景勝地まで多様な魅力を沿線に持つ貴社の優位性は高いと考えている。 一方コロナ禍においては、ホテルを病院の代替とするなど、想定外の用途への建築の転用が見られた。貴社沿線の駅空間や商業施設が、非常時に病院や支援・交流の拠点などその時々で求めらる用途へ速やかに転換されることができれば、地域全体の危機に対する対応力が一層高まるだろう。非日常時の転用をまちづくりの段階で予め想定し準備することで、日常の生活を豊かにするとともに、非日常から日常への復帰を支援する。災害に対する事前復興のような考えを、より広範な困難に対して擁する沿線を実現させる事業が展開されると、私は予想する。 続きを読む
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Q.
あなたは東武鉄道・東武グループで何を成し遂げ、どんな結果を出したいですか。またそれはなぜですか。具体的に記入してください。
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A.
私は貴社において、産業遺産や近現代建築を合わせた面的な観光地開発に携わり、マイクロツーリズムなど新たな移動需要の開拓に貢献したい。 日光や鬼怒川は近世以前からの伝統を有する地であるとともに、近代以降も鉄道と緊密な関係を持って日本の観光文化を牽引してきた地域である。これらの地域において、今後はSL事業や鉄道産業文化遺産と合わせ、近現代に発展してきた周辺の建築や都市空間にも更なる価値を見出し、面的な観光資源として活用していきたい。 近現代のレトロさ、モダンさを取り入れた観光地は若年層を含めた様々な属性にアプローチし得る可能性を持ち、インバウンド需要の復活が不透明な状態においてもマイクロツーリズムなどの潜在需要を開拓できる可能性に満ちている。現在はまだ確立されていない、近現代建築の観光・商業への活用ノウハウを模索し築くことで、沿線の文化的な生活を重視する貴社のブランディングにも貢献したいと考えている。 続きを読む