【大きなモノを作る感覚】【16卒】栗本鐵工所の本選考体験記 No.1242（関西大学/）（2017/6/13公開）

ESの内容を振り返るのが中心だがそれ以外には性格面についてしつこいくらいに聞かれた。それぞれの面接官の中にこういう性格の人が良いというものがあるのだと思われる。また前述のとおり、若干圧迫というか、詰めてくる面接官がいたのでストレス耐性や質問にうまく切り返せるかなどを見られているような気がした。この面接官はどのように答えても一度はコチラの回答を覆してくるのでそれに負けない論理展開が必要かもしれません。

1人の面接官はかなり深堀をしてくる。例えば「長所短所を教えてください」と聞かれ「～なことがあったので～が長所です」という風に答えると「それは～じゃなく○○ってことだから短所じゃないの？」と聞くなど学生を詰めてくる印象があったためです。

短所を教えてください

人見知りなところです。例えば私は自転車でぶらぶらすることが好きなのですが、そこで道に迷ったときに人に聞けばすぐに解決するのになかなか聞き出せずに困ったことがあります。と答えると「仕事を進める上でもそういう風に人に聞けないようになるんじゃない？」と聞かれました。アルバイトの話になりますが、わからないことがあればパートさんであったり、社員さんであったりと人に聞くようにはしているのでそこは大丈夫だと思います。と答えました。

今までの経験、出来事に対する自分の判断基準を二文字で教えてください

「感覚」です。何事にも優先順位などはあるはずですが最後はフィーリングで決めると思います。就職活動でもある程度自分の中で基準や軸を決めて会社を選びますが、最終的には面接での雰囲気など明確に説明できない基準、フィーリングで判断すると思います。と答えると「ご家族と相談したりはしないですか？」と聞かれました。途中経過などは話しますが、相談はしないです。家族の意見はその話の途中で出て参考にする程度です。家族は私が頑固であることを知っているのでそこまで強く意見もしないことも影響していると思います。と答えました。

役員の人たちは何を質問するかなどはESを見たり立ち居振る舞いから即興で考えているようでした。やはりここでも性格面の質問が多かったです。今までの自分の行動を論理立てて説明できるようにしておきたいです。役員さんに堂々としている、理系っぽくないと言われました。せっかく専務さんがいたので思い切った質問をさせてもらったのでそれを堂々としていると捉えられたのかもしれません。

1次面接の二人の面接官がそのままいるのでかなり深堀をしてくる面接官もいます。役員にどういう人かを知らせるためだと思いますが再度性格面の質問を連発して詰めてきます。

最近気になるニュースは？

東芝の不適切な会計が気になりました。私も就職活動を始めてから各企業の売上、利益などの数字を見てきたので東芝のようにそこの数字を弄るようなことをされてはどうしようもなく、自分たちにあるはずの基準に満たしているかどうかもあてにならない状況になるので嫌だなと感じました。「そのニュースについて質問する気だったのにあえて君から触れたの？」と聞かれました。私がちょうど就職活動しているので本当に気になっただけですと答えました。

今まで個人的に鳥人間とか、ロボット作成のようなモノづくりをしたことはありますか？

ミニ四駆程度しか経験はないです。と答えました。「モノづくりの経験なしで今後やっていけると考えていますか？」と聞かれました。私はモノづくりが好きなわけではないですが、モノづくりを通じて人の役に立ちたいと思っています。栗本鐵工所の事業内容を考えれば直接的に人の役に立つモノをたくさん作っているので、単純にモノづくりが好きなだけの人より仕事に対するモチベーションは落ちにくいはずだと考えています。と答えました。