【19卒】スタジオアリスの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.5508（関西大学/女性）（2018/9/10公開）

スタジオアリスの筆記試験は難しくないと聞いていたので対策は特にしませんでした。

説明会の時に選考に参加したい人は残って筆記試験をしました。会社独自の筆記テスト（漢字、計算、時事問題、あるセリフを敬語に直す問題など）と、暗記力を試すテスト（ある言葉を20個くらい言うので聞いて覚えて紙に書く）、音声を聞いてマークしていく性格診断。

初めての面接で緊張してうまく話せなかった感じがしましたが、しっかり話を聞いてくれます。ちゃんと受け答えができているかという基本的なところと笑顔が評価されたと思います。

優しい雰囲気で話しやすかったです。一対一でしたが、同じ部屋で仕切りがあって隣の学生の声も聞こえる感じだったのが少し嫌でした。面接と簡単な作文をしました。

学生時代に頑張ったこと

ソフトテニス同好会で同期と共に幹部を務めた1年間です。上下一心という代の目標を定め、最後の団体戦で優勝するために学年問わず高め合える関係を目指しました。しかし後輩からは、なぜ自分の希望しているペアと組めないのかなど不満も出ました。不満が出る原因は、後輩とのコミュニケーション不足にありました。チームを引っ張るのに必死だった私たちは幹部の視点で物事を考えてしまっていました。そこで私は後輩を普段から観察し技術の向上や努力を幹部に積極的に伝え、後輩が相談しやすい幹部になることを意識しました。幹部に自分の思いを言いにくい後輩の意見は、私が代わりに伝えるパイプ役もしました。この積み重ねで後輩達も、自分を見てくれていると感じたようで、行事や練習の参加率が上がりました。

自己PRをしてください

私は大学生活の中で、相手にものを伝える発信力を身につけました。その力を身につけられたのにはあしなが学生募金の街頭募金活動が大きく関わっていると考えています。私は呼びかけの中で必ず伝えていることが3つあります。
1つ目は普段は伝えられない、自分たちを寄付して下さる「あしながさん」への感謝を直接伝えることです。この4日間は唯一、「あしながさん」に会える機会なので、呼びかけの時もお金を募金箱に入れてくださる時も感謝を伝えます。
2つ目は遺児という言葉を知らない方々に遺児家庭の現状を訴え、今自分が奨学金をもらうことになるまでの経緯とこれからの夢を伝えます。私の実際の話なので説得力も増し、信号待ちをしている方が呼びかけを聞き、私の元にエールを送りに戻ってきてくださったこともありました。
3つ目は私と同じような遺児という立場で進学を諦めている人へのメッセージです。この募金活動を見かけて「私も進学できるかもしれない」と奨学金の存在を知るきっかけをつくれるかもしれません。これらのあしなが学生募金での活動を通して、発信力を身につけました。

店舗見学の話が評価されたと思います。店舗のスタッフがどのように対応していたかを細かく見るようにし、見学の後にインタビューした時に聞いた話を深く掘り下げてすることができました。

笑顔ではきはきと明るいトーンで話される方で、学生の話にも何度もうなずきながら聞いてくださいました。1回目の面接のとき同様、同じ部屋で複数人の学生が仕切りの隣で面接を行っていました。面接と折り紙をしました。

大学ではどんな勉強をしていますか

大学のゼミでデートDVのグループ研究をしました。現在団体などでデートDVの講演を行っているのは40代から50代の女性が多く、講演を受ける若者とは感覚のズレがあると感じました。既存のプログラムを参考にしながら大学生である私たちが大学生向けにプログラムを作ることで、より共感を得れるのではないかと考え、デートDVの予防ショートムービーを作成しました。
デートDVを扱う団体が参加するシンポジウムで私たちの研究を発表する場がありました。そこで団体の方に「私たちには表現できない若者の視点が入っていて興味深く、私たちも参考にします」というお言葉を頂きました。また他大学の授業でも使いたいとお声をかけて頂きました。その経験から、私たちでも声を上げればその声は周りに届くということを身をもって体験しました。

店舗見学でどんなことを見てきましたか

私が見学しに行った日は、七五三の撮影とお宮参りの赤ちゃんの撮影をしていました。プルルルルと口で音を鳴らしたり、タンバリンで気を引かせて子どもたちを撮影していました。家族で写真を撮るときには、子どものタイミングでシャッターを切っていました。赤ちゃんが泣き止まないときには無理に撮影を続けるのではなく、休憩を入れたり、おむつを替えたり、授乳をするアドバイスをするなど柔軟に対応していたのが印象的でした。衣装の種類も多く、私が見てもかわいいなと感じるデザインもたくさんありワクワクしましたし、着替えてかわいくなったり、かっこよくなった子どもを見ると自然と笑顔になれました。見学を通して、このような職場で働くことができたら、本当に天職というか楽しいだろうなぁと感じました。

自分の意見や考えをはっきり堂々言えたことだと思います。店長になることを見据えてチームで焼ていける力やリーダーとしての素質を見られていたと思うので、大学の同好会で幹部を経験したことや、部活での部長経験などが活きたと思います。

今までの面接よりは少しピリッとした雰囲気だったが、圧迫する感じはなく程よい緊張感でした。一対二の完全個室でした。

志望動機を教えてください

説明会や面接してくださる社員の方たちからも何回も聞いた「写真は未来の宝物」という言葉にとても共感したからです。その時にしか撮れない表情であったり、姿であったり、撮影した時の空間や思い出も未来に残していくことができるのが素敵だと思いました。撮影したその一瞬だけでなく、未来でその写真を見た時に「あの時はこうだったね」と話し合える大切な宝物を作るお手伝いができるという点に魅力を感じました。また面接や店舗見学を重ねていくうちに、働いている社員の方の人柄にも惹かれました。対応してくださる度の方も優しく、仕事を楽しんでおり、「こんな社会人にいいな」と感じる方ばかりでした。こんな方たちに囲まれて仕事をしていきたいと思いました。

あなたは周りからどのような人だと言われますか

私は面倒見がいいねとよく言っていただけます。ソフトテニス同好会で幹部を務めた時、後輩から「なぜ自分の希望しているペアと組めないのか」「なぜ頑張っているのに番手が上がらないのか」等、不満も出ました。なので私は後輩を普段からよく観察し技術の向上面や個人の努力など幹部に積極的に伝え、後輩が相談しやすい雰囲気の幹部になることを意識しました。
なかなか幹部に自分の思いを言えない後輩の意見も、私が代わりに幹部に伝えるパイプ役をしました。この積み重ねで後輩達も「自分をちゃんと見てくれている」と感じたようで、行事や練習の参加率も上がりました。また後輩が頑張っている姿を見たり、活躍している姿を見ることに喜びを感じ、後輩からも感謝してもらえることが多かったです。

内定の結果が自宅に郵送で届き、内定者ミーティングの案内を送るので2週間後くらいを締め切り日として内定承諾書を送り返すように言われました。面接中に「うちが第一志望ですか？」と何度も聞かれたので、内定を出した＝就活はやめるであろうというスタンスの考え方だったのかもしれませんが、私は就活をまだ続けたかったので提出期限の速さに驚きました。

一次面接からずっと個人面接で行てくれるので、他の人が話す内容と自分の話す内容を比べて面接中に焦るというようなことはないですし、優しく話を聞いてくれるので落ち着くことが大切です。そして何より、「笑顔採用」という言葉を使いながら採用を行っているくらいですから笑顔が一番重要だと思います。話している内容ももちろん大切だとは思いますが、それと同じくらい楽しそうに笑顔で話す姿や、人柄や雰囲気が見られていると思います。

子どもが好きでない人はまずこの仕事は無理だと思うので落とされると思います。あとスタジオアリスが第一志望と言い切れない人も落ちると思います。また体力勝負なところもあるので体力や、店長としてやっていきたいという気持ち、自然とあふれる笑顔が大切なのかなと思います。私も普段からよく笑う方ですが、面接中は意識して笑顔を心がけていました。

一次面接から最終面接まで必ず最後に「うちは第一志望ですか？」と聞かれます。ここまで徹底して聞いてくるということは、当たり前なことだと思いますが第一志望じゃないと落とすということだと思います。「はい！第一志望です！」と間髪入れずに答えられるくらいがいいと思いますし、私はそうしていました。「スタジオアリスの真剣な顔は笑顔」と社員の方に言われたので、面接中は笑顔で話すといいと思います。