【面接タイプ】オンライン面接【実施場所】オンライン【会場到着から選考終了までの流れ】オンライン【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事/技術【面接の雰囲気】一次と同じく和やかな雰囲気だった。一次面接と同様に人間性について深堀してくるような質問であった。最後にアピールタイムがあったためもっとアピールしておけばよかった。【エントリーシートには書いていない内容で学生時代に力を入れたこと、苦労したことはは何ですか】私は学生時代は部活動に注力してきました。その中で最も大変なことは部員の勧誘活動です。私の部では部員が少なかったため毎年の勧誘活動に力を入れてきました。人数も少ないため毎年の勧誘活動にはローテーションが組めない中、部員全員が参加しておりスケジュール的な負担も大きいです。しかし、それと同時期に大会があり、その練習も勧誘活動と平行して行わなければいけないことが大変でした。これをどのようにして乗り越えたかと申しますと、早い段階で大会を見据えて練習のスケジュールを立て、期日を設定し、その各期日までにどの程度パフォーマンスを仕上げるかといった計画を立てました。そして大会に関する事項は練習内で完結させ、練習が終われば勧誘活動に切り替えるというメリハリをつけました。【研究内容について分かりやすく説明してください】私は「陽電子消滅法を用いた人工光合成光触媒チタン酸カルシウムの空孔型欠陥を評価」というテーマで研究をしています。大気中の二酸化炭素の削減が世界共通の課題となっていますが人工光合成はそれを解決するための手段として期待されています。CaTiO3触媒を用いた人口光合成は光エネルギーと水、二酸化炭素で光合成を行いその生成物として水素や一酸化炭素を生成します。これらの生成物は化学材料として利用されているため環境的にも産業的にも利点があります。触媒に存在するカチオン空孔は正孔捕獲中心となるため空孔型欠陥は光合成の活性に影響を及ぼすと考えられています。また、触媒を生成する際に使用する溶剤によって光合成の活性が異なるということが報告されています。そこで本研究では5種類の溶剤(KCl, LiCl, NaCl,CaCl2, RbCl)を用いて作成した触媒試料と溶剤を用いずに作成した試料を用意しその空孔型欠陥の評価を行っています。空孔型欠陥の検出には陽電子消滅法が効果的です。その特徴として高感度、非破壊的、試料の形状を問わない等が挙げられます。試料に陽電子が照射されると陽電子は試料中を拡散し、やがて電子と対消滅しγ線を発します。消滅の際に発生するγ線は試料の欠陥情報を含んでいるためこのγ線を解析することで物質の空孔型欠陥評価が可能です。そこで陽電子消滅法を用いて人口光合成光触媒の空孔型欠陥と光合成との関係性を明らかにするという事を目標としています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】学生時代は部活動で主将としてリーダーシップを発揮していたためその点に関する質問が多く、積極性を評価されたと感じた。
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