【教育業界の王者、挑戦の舞台】【23卒】ベネッセコーポレーションの夏インターン体験記（文系/総合職）No.16550（早稲田大学/男性）（2021/7/20公開）

大学で教員養成課程に所属していて教育というものにそもそも自分の興味・強みを持っていたため教育業界において圧倒的な王者として君臨するベネッセに興味をもった。また、就職活動全体を見ても比較的に早い時期に開催されていたので練習目的でも参加した。

選考フローがESとWEBテストのみだったので、とにかく両者のクオリティを上げることを意識した。特にESに関しては、自分で推敲した後に友人何人かに見てもらい、修正をしていった。

上記の通り選考フローが短いため、ESのクオリティが求められていると考えられる。また、教育という少し特殊な業界であるため、自分がどう教育を通して社会に貢献していきたいかという熱意をESに書くとよいかもしれない。

戦略立案インターン

それぞれのグループにテーマが与えられ、ベネッセのフレームワークに基づいてディスカッションを進めていった。

GDにおける前提確認の重要性、視点の確認の重要性

架空のクライアントに対してベネッセのアセットを用いて課題解決の為のサービスを考えよ

1日目にやったこと

戦略立案のＧＤと会社概要についての説明があった。会社概要については、WEBや就活サイトに載っている情報よりも詳しく具体的なものだったので、入社してからのイメージが付きやすいと考える。

人材開発部の中堅社員

優勝は決めなかったが、優秀な学生には本選考優遇の案内がされる

最後ＧＤで形成した意見を発表する際にフィードバックをもらえた。その際に、必要のない定義や新規性、競合との差別化といった点を指摘された。ただ、優しく穏やかに指摘していたのが非常に会社の雰囲気を表していると感じた。

特に大変だったことはなかった。苦労したこととしては、グループのメンバーがあまりＧＤの経験がなかったのでそのような人達をどうやって引っ張っていくかが難しかった。また自分は教育についての知見も深かったためサービスの考案に労さなかったが、そうでないと難しかったのかもしれない。

ＧＤのグループの学生とは関わりが出来た。特に優秀だと思う人がいたわけでもなかった。

未経験者がいる中でのＧＤの進め方は非常に勉強になった。前提確認から、それぞれの視点の確認など意識しなければならないことが、経験者のみでのＧＤより多いと感じた。また教育という社会貢献性の高い産業だからこそ出来ることの魅力に関しても触れられた機会であった。

一通りの企業研究と教育に関する知見は持っていたので、これ以上出来ることはないのではないかと思う。しいていえば、サービスに少し触れておくという事だろうか。

グループディスカッションのテーマが実際に社員の方々が提案したサービスであったから、入社後のやることの想像が容易だった。教育に関する知見があったこともそれを容易にした一因かもしれない。フレームワークに関しても実際に社員の方々が使っているものだったことも一因だ。

参加学生の属性を予測する限りある程度高学歴であることは間違いなく厳しい選考になるのは間違いないと思う。しかし、教育に関する知見、教員免許取得予定の自分からするとそこで圧倒的なアドバンテージがあると考えるからだ。公教育に関わるためのマインドなどを絡めた志望動機は他の学生とも差別化を図れると思う。

志望度が上がった理由は、単純に面白そうだと感じたからだ。特にクライアントが現場の先生たちから教育委員会、市政、はたまた子供に勉強を教えようとする保護者の方まで様々にいることが面白いと感じる。そこでは、様々な視点を持たなければならないが、新しい知識に触れる機会が多そうで自分の好奇心をくすぐられた。

インターンシップの優秀者のみ本選考の優遇が案内されたため。まだ詳細な案内がなされたわけではないが、ＥＳとＷＥＢテは免除され課長面接から始まると就活サイトで見たことがある。

就職活動の初期段階ということもあり、業界を限定せずに幅広く見ていた。その中でも自分の強み・興味がある教育業界というのはある程度の志望度の高さがそもそもあった。その状態でインターンシップに参加したことで入社後の自分の働くイメージというのを持つことが出来て志望度が上がるきっかけになった。ただ、教育は今後確実に衰退していく産業なので、その点に関してまだまだ考える必要があると感じている。

教育業界というと停滞的で閉鎖的な空間であり、お堅いＴＨＥ日本企業というようなイメージを持っていた。しかし、実際に働いている方や内定者の方とインターンシップで関わる中で、そうではないなと思った。日系のお堅い企業というよりは、どちらかとベンチャーチックな雰囲気を感じさせるような人柄だった様に思う。自分は年功序列的な風土の会社には入りたくないと思っていたので志望度が上がった。