- Q. 志望動機
- A.
農林中央金庫の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒農林中央金庫のレポート
公開日:2018年2月9日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 早稲田大学
- インターン
-
- 阪急電鉄
- ワコール
- 農林中央金庫
- 東レ
- みずほフィナンシャルグループ
- 内定先
-
- 農林中央金庫
- キリン
- ソルベンタムホールディングス合同会社
- 入社予定
-
- ソルベンタムホールディングス合同会社
選考フロー
企業研究
インターンシップに参加することが非常に重要と考えます。ここのインターンシップに参加すると、企業説明に関する非常に分厚い資料を無料でもらえ、この資料を読み込めば企業研究は完結できます。それ以外の企業研究は主にホームページと就活サイトのコラムをよくチェックしていました。農林中央金庫は主に3つのビジネスから構成されているのですが、どの分野のビジネスにも興味があることを示したほうがいいと思います。受験者の多くが投資部門を志望しているため、他の分野に関心があることを示すとそれだけで差別化になります。また、内定後に聞いた話ですが、エントリーシートは一次締め切りで出さないとほぼ内定は出ないです。二次締め切り提出者で内定が出たのは一名だけでした。
志望動機
日本の農林水産業を金融面や経営面から支えたいと考えていたからです。祖父と父が農業を営んでおり、農業が私達の生活の土台となっていることを実感する一方で経営について頭を悩ませる彼らの姿を見続けてきました。そのため、農林水産業を金融面や経営面から支援する仕事に携わりたいと考えております。ゆえに農林水産業の発展を使命とし、三つのビジネスを通じて日本の農林水産業を支援している貴庫に強い関心を持ちました。 他の金融機関でもこうした農業関連への支援を行っている所もありますが、御社は3つのビジネスをもち幅広いキャリアの可能性があると感じました。特に海外で働けるチャンスもあり、海外志向のある自分に最も適していると考え御庫を第一志望としております。
インターン
- 実施時期
- 2017年02月
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
農林中央金庫に関心を持った理由・学生時代力を入れたこと・質問
ES対策で行ったこと
インターンシップでもらった資料を読み込んだ。エントリーシートをまとめた就活サイトをチェックしていた。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年04月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年05月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年05月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 10年目の人事
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
農林水産業に興味を持つ理由が論理的に示せた事。親が農業をやっているというエピソードはこの会社を受けるにあたっては便利すぎた。あと、成績証明書を提出し忘れても、面接は通過できる。
面接の雰囲気
面接官はフランクなイメージ。良くも悪くも緊張をほぐそうとしている感じが伝わってきた。雑談がメインな印象すら受けた
1次面接で聞かれた質問と回答
学生の時に力を入れたこと
日系IT企業のベトナム法人でのインターンシップでチームの黒字転換に取り組んだことです。私はウェブページの開発チームに配属され、商品の制作から納品までの管理を務めました。最も苦労した点は日本人上司が介護のため日本に帰国し、私一人でベトナム人十五人をまとめ、チームの利益を上げる必要があったことです。上司が不在でもチームの利益を上げ、黒字転換を達成するためには、全員で業務進捗を共有する習慣づけやメンバーの成果を可視化し、士気を向上させ目標に取り組むことが必要と考えました。まず毎朝自分の仕事内容と進捗度を口頭で発表させ全体で共有しました。また、案件の採用数と売上をまとめた資料を毎日公開し個人の努力を可視化させることで士気の向上を促しました。単に今までの取り組み方を変えるだけでなく、変更して戸惑っていることについて聞き、メンバーの不安に向き合うことを心がけました。結果、上司が不在の間にチームの黒字転換に成功しただけでなく、ベトナム人を対象とした社内表彰で初めて私が所属するチームから表彰者を出すことが出来ました。打ち込むことが出来た理由は顧客に私が制作した商品が採用され、実際に公式のページで使用されることにやりがいを感じたからです。この経験から、利益を出すためにはメンバー全員で目標を共有し、業務内容を逐一把握できる環境づくりだけでなく、メンバーの士気を向上させる仕組み作りが必要と学びました。
他に受けている会社とその理由
私はほかに政府系機関やメガバンクなどを受けております。中でも高いのは日本政策金融公庫さんとJETROさんです。なぜなら、自分が社会人になってやってみたい仕事は農林水産業に携わる人のサポートだからです。特に御庫と日本政策金融公庫さんは金融という武器を生かして多くの農林水産業従事者をサポートしております。ゆえに日本政策金融公庫さんも受けております。また、JETROさんも農林や食品関連への支援を行っているため、受けております。メガバンクを受けているのは金融が多くの企業に触れられる業界だと思っているからです。様々なお客様と関わることでより自分自身を成長させることが出来ると考えております。などと話し、金融と農業の2つの側面から農林中央金庫が第一志望と伝わるようにした。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 15年目
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学外での活動だけでなく、きちんと勉強をしているかどうか、社会問題に対して、意見を持っているかどうかが問われたと思う。社会問題については日本銀行の選考で嫌というほど問われるので、社会問題に詳しくなりたいのであれば興味がなくとも日本銀行を受験することをお勧めする。
面接の雰囲気
第一印象は真面目なイメージ。前回の担当者とは異なり、あまり雑談はすることなく、すぐに本番が始まった。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学でのゼミや勉強内容について
学業では国際移動論という人の国際移動という切り口から国際問題について検討する学問を専攻しました。ヨーロッパ難民といった人の国際移動は国際社会の課題に大きな影響を与えているのではないかと考えたことが専攻の理由です。活動ではゼミ生一人一人が人の国際移動の具体的事例を挙げ、その事例や議論すべき課題についてまとめた資料を作成しゼミ生に発表していました。発表では文章が冗長でわかりにくいという指摘を受けたため、受け手の立場に立って文章を作成し、簡潔にまとめて伝えることを心がけました。こうしたゼミ活動を通じて受け手の立場で文章を構成したり、姿勢を身に着けました。また、この活動を通じて実際に海外に身を置いてみたいと思い、ベトナムに滞在するきっかけにもなりました。
日本の経済の問題点は何だと思うか
労働力人口の不足だと思います。2012年以降、就業者数は増え続けていましたが、それは女性や高齢者の雇用を促し、労働参加率を上昇させたからです。しかし、17年には就業者数の上昇が頭打ちになり減少すると予想されています。経済成長を支える労働力人口の不足は日本経済の問題点だと思います。増やすならば、女性や高齢者の就労を更に飛躍的に伸ばすことや外国人労働者の受け入れを増やすことなどが挙げられると思う。モノづくりにしろ何にせよ、人がいないがゆえに経済が回らなくなって労働コストが上がります。しかし、労働力が少ない現状では給料を上げないと人が集まりません。例えばアクティブシニアや主婦を活用する事は一つの案だと思いますが、何らかのスクリーニングが必要です。まだそのスクリーニングの内容まではわかりません。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
エピソードを交えて第一志望であることをきちんと伝えたこと。ベトナムでの活動内容について明快に伝えられたこと。
面接の雰囲気
インターンシップですでに面識がある方で、最終面接に向けて、軽く話すような印象を受けた。学生時代についての活動の質問が主だった。
3次面接で聞かれた質問と回答
ベトナムインターンの具体的な内容
私はウェブページの開発チームに配属され商品の企画から納品までの管理を担当しました。目標達成のためには全員で業務進捗を共有する習慣づけによる業務効率の向上と一人一人の成果を可視化し、意欲を向上させ目標に取り組むことが必要と考えました。まず毎朝仕事内容と進捗度を口頭で発表するとともに終業後社内のソーシャルネットワークに一日の仕事内容について報告するチャットを立ち上げ、毎日記入し全体で共有しました。また、案件の採用数と売上をグラフ化した資料を毎日公開し個々人の努力を可視化させることで意欲を上げるようにしました。単に今までの取り組み方を変えるだけでなく、変更して戸惑うことについて聞き込みメンバーの不安に向き合いました。そうした取り組みを続けたことで、黒字転換しただけでなく、メンバーの中から、社内表彰者を出すこともできました。
他社の選考状況について
日本政策金融公庫さんは次が最終面接だと伝えられております。JETROさんはすでに落選しております。他ではみずほ銀行さんも次が最終面接といった状況です。
などと話した。受けている会社に一貫性があることを示せるような企業のみ伝えた。私は特にやりたいことが無かったので企業は片っ端から受験したが、全ての会社の選考状況まで伝えてしまうと受けている会社に一貫性が全くなくなってしまうため、企業によって選考が進んでいる企業名は慎重に選んでいた。その中でも自分が一番行きたいのは御庫であるということも伝えた。前述の通り、親が農家をやっているため、志望動機の説得力を簡単に出すことが出来たので、ここの選考には自信があった。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
第一志望だという熱意を伝えられたこと。この面接は志望度を問うものであり、そこがきちんと伝えられれば内定が出ると思います。
面接の雰囲気
面接官は二人ともかなり年次が高く、全く冗談を言えるような雰囲気ではない。すぐに志望動機を聞かれるところから始まる。
最終面接で聞かれた質問と回答
農林中央金庫を志望する理由について
祖父、父が農業をやっていることもあり、農業をおこなっている人々をサポートしたいと考えたからです。特に父が一番頭を悩ませていたのはやはりお金でした。資金のやりくりは全ての農家さんが気にかけていることであり、多くの農業従事者の方をサポートできるのはやはり金融であると考えました。中でも御庫は日本の農林水産業に貢献するという使命を有しており、自分の就職における軸に最も合致しているのではないかと考えました。また、日本政策金融公庫さんと異なり、海外で働くことのできるチャンスがあることも御庫が第一志望であることの大きな理由です。農業へのサポートだけでなく、様々な顧客と接することのできるチャンスがあると考え、御庫を第一に志望します。
何か私たちに質問したいことはありますか
今後日本の人口、特に地方の人口が減少することによる預金額減少のリスクについて貴金庫ではどのような対策を立てているのか伺いたいです。貴金庫の預金基盤であるJAバンクは他の金融機関が店舗数を減らす中、金融機能を提供する重要な役割を果たしておりますが、地方に多くの視点があることもあり、今後利用者の絶対数が減っていくことが予想されております。職員の皆様はどのような議論を行い、対策を立てているのかというプロセスまで詳しくお聞きしたいです。
この質問では農林中央金庫がもつ懸念についての純粋な質問をした。一就活生としてこの問題には個人的に興味があったので、役員クラスの方がどのような意見を持っているのか聞いてみたかった。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
すぐに内定の承諾が欲しいという旨の話を頂いた。その後は内定者の囲い込みのためか、1か月に一回という高い頻度でイベントが開催され、豪華な料理がふるまわれる。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンシップに参加する事。ここでもらえる資料やインターン参加者との情報網、人事とのつながりを獲得できることが内定への近道。内定者の多くがインターン経験者であった。その資料を基に企業研究を行い、今後力を入れていく分野を抽出し、自分の志望動機をリンクさせられれば説得力のあるアピールが可能だと思う。学歴に関しては多くが旧帝大・早慶上智であるので、かなり学歴重視の企業だと思う。あとこの会社は課外活動に積極的な学生が好きだと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
学生時代に様々な活動を行ってきた人。活動内容はサークル・留学・バイト・ゼミなど様々な経験をしてきている。多くの内定者が他にも内定を持っていて、入社を迷っている人が多かったことは印象的だった。エントリーシートを早く提出したこと。
内定したからこそ分かる選考の注意点
エントリーシート一次締め切り提出者でないと内定は出ないと思ったほうがいいです。人事曰く、二次締め切りからの内定者は一人だけでした。インターンシップに参加することが非常に重要ですが、インターンの面接は学生時代頑張ったこととバイト経験しか問わないので、選考が不透明です。インターンの選考も含めて、運の要素が強い選考だと思いました。
内定後、社員や人事からのフォロー
何度も内定者を集め、懇親会を行っていた。
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農林中央金庫の 会社情報
会社名 | 農林中央金庫 |
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フリガナ | ノウリンチュウオウキンコ |
設立日 | 1923年12月 |
資本金 | 4兆402億円 |
従業員数 | 3,588人 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 奥和登 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 |
電話番号 | 03-3279-0111 |
URL | https://www.nochubank.or.jp/ |
採用URL | http://www.nochubank-saiyo.com/recruit/ |