【報道の限界、解き放て】【19卒】ＴＢＳテレビの冬インターン体験記（文系/報道セミナー）No.3659（上智大学/女性）（2018/9/26公開）

テレビが好きでテレビ局のインターンに参加しようと思った。その中でも興味がある分野が報道であっため、このインターンを選んだ。インターネットが発達する今日においてテレビの報道が果たすべき・担うことのできる役割とは何か、またその限界について学びたく参加した。

自分のこれまでの経験に沿って、自分の考えをESに書いた。特に、テレビが衰退している中なぜ報道が必要なのか、テレビならではの特性を組み込みながら書いた。

報道とは何か

1日目にやったこと

座学。報道局の様々な部署の人が登壇し、仕事についてお話がある。それに対し、学生は最後に質問する。質問しなければならないムードが漂う。他にアピール等の機会がないため、ここで印象付けようとしている学生が多く見受けられた。

2日目にやったこと

ディベート。不倫報道は必要かというお題でディベートをする。座学出会えたことをもとに報道の役割と限界を考えながら行った。夜には懇親会があり、若手から局長レベルの人とお話ができた。

報道支局の局長と人事

なし

正直テレビが好きであったことからこのインターンを選んだだけで、そこまでテレビ局で働きたいとは思っていなかった。テレビ局で働きたいとアピールするより、自分がテレビ好きとして興味を持ったこと、かつこれまでの経験からテレビをどう思うかを素直に質問したり、感想として述べたのが評価されたように思った。

二日間ずっと座りっぱなしで座学であるのが辛かった。途中で寝ている学生も見受けられた。また、総計８人ぐらいが登壇したが、毎回質問の時間があり、何か発言しなければならないという感じがあり、毎回質問を用意するのが大変であった。また常に後ろに人事の人が座っていたため、緊張感があった。

報道を見ていて、なんでこんなニュースを取り上げたのだろうとか、どのような経緯を経てこの報道が出たのだろうと言った疑問が解消されて、テレビの報道に対する見方が変わった。伝えるべきこと、視聴者が知るべきことは幅広く、伝えたいことを伝えるのはほぼ不可能なのだなと感じた。

TBSの報道番組について。特に昔やっていた長い報道番組や有名なキャスターの話には良くなるので、基礎知識としてあったほうが理解が早いと思う。

社内見学や報道番組が出来上がる行程にも付き添うことができ、テレビ局の人の１日というものが想像できた。生放送直前のアナウンサーとのミーティングや、放送ギリギリまで速報を待って他局と差異をつけようと戦っている風景などを見ることができととてもリアルであった。

2daysの後に個人的に呼び出された。一日社員の方についていき、報道番組ができる工程を見学したり、手伝えることは少し手伝った。その後にその日の感想を聞かせてほしいとの連絡があり、人事や局長レベルの人と面接をしたので、これが本選考に繋がっているのだなと思った。

テレビを通じて伝えるということは面白いなとこのインターンを通じてより強く思った一方で、テレビ報道の限界や偏りも感じた。どの企業よりも選考が早いので、本選考も受けたが、そこまで志望度は高くならなかった。また社内見学を通じて、リアルな現場を目にし、自分の生活スタイルにはあっていないと感じた。

2daysの後に個人的に呼び出された。一日社員の方についていき、報道番組ができる工程を見学したり、手伝えることは少し手伝った。その後にその日の感想を聞かせてほしいとの連絡があり、人事や局長レベルの人と面接をしたので、これが本選考に繋がっているのだなと思った。

テレビ局・航空・商社。鎖国的な日本が国境をこえて活動するきっかけや、機会を作り出すような仕事を中心に見ていた。テレビは報道を通じて、日本人が世界市民の一員として知るべきことを伝え、日本のみならず世界規模で起きている問題に目を向け動き出すきっかけを作ることができる媒体であると思い受けた。航空は路線計画が前述のことに繋がると思ったから。

番組が作られる現場や生で働いている人を見て、正直大変そうであると思った。自分は体育会系であるし激務でも構わないと思っていたが、自分の私生活等のことも考えて会社選びにおいて、勤務時間や働き方等にも目を向けるようになった。会社に入るということは所詮雇われの身になるということだから必ずやりたいことができるとは限らない。だからこそ多少の不自由があってもやりがあったり、良い人々と関われるような仕事を選びたいと思った。