【映像力で社会を変える】【21卒】日本放送協会の冬インターン体験記(文系/映像ジャーナリストコース)No.9785(慶應義塾大学/男性)(2020/7/20公開)
日本放送協会のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2021卒 日本放送協会のレポート
公開日:2020年7月20日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2021卒
- 実施年月
-
- 2020年2月
- コース
-
- 映像ジャーナリストコース
- 期間
-
- 3日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
もともとNHKは好きでよく見ていた。留学がきっかけで、日本人の社会に対する問題意識や関心の低さに危機感を持った。映像を通じて、人々の関心向上につながるような仕事がしたいと思い、映像に特化した仕事として映像ジャーナリストに興味を持った。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
まず採用ホームページで職種別インターンシップの内容について調べ、自分がどの職種をやりたいかを明確にした。その後、NHKの秋インターンに参加していた友人から話を聞き、情報収拾をした。ESは添削なしで提出した。面接に関しては、過去の体験記などを参考にし、想定問題と回答を準備した。
選考フロー
応募 → エントリーシート → 最終面接
応募 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 応募媒体
- 企業ホームページ
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1対1の面接を2回行ったが、1回目は緊張していたため、思うように話すことができなかった。しかし、「焦らずに、時間をかけてもいいから、自分の言葉で喋っていいよ」と言われ、親身になって聞いてくれた。2回目は、緊張もほぐれて流暢に話すことができた。どちらの面接でも、その人自身の考えや価値観、大事にしているものを見ようとしていると感じた。だからこそ、型にはまった話し方より、たどたどしくても自分の言葉で紡いだような話し方の方が、評価が良かったのかもしれない。
面接で聞かれた質問と回答
NHKのインターンシップを志望した理由を教えてください。
私がNHKのインターンシップを志望した理由は、人々の無関心に働きかけ、社会問題や環境問題の啓発につながる仕事に興味があったからです。その背景として、自身の留学経験があります。私は今年の夏までドイツに留学していました。現地では気候変動や、香港デモなどの問題について盛んに議論が交わされ、私自身も強い刺激を受けました。しかし帰国後、日本では周りでそのような話題をする人が圧倒的に少ないことに、危機感を抱きました。そこで、公共放送であれば幅広い人々に影響を与えることができると考え、NHKに興味を持ちました。
なぜディレクターではなく映像ジャーナリストを選んだのか、その理由を教えてください。
私が映像ジャーナリストを選んだのは、自分で見たものや感じたことを大事にしたいと考えたからです。確かに問題啓発や関心向上という意味では、番組制作を行うディレクターでもできると思います。しかし、私は今までの海外在住経験や留学経験から、自分の目で見たものだけが真実だと考えています。そのため、現場に足を運べる映像ジャーナリストがふさわしいと考えました。さらに、NHKでは映像ジャーナリストが番組を制作することもあると聞いています。現場感を持って、問題提起をできるのは映像ジャーナリストだと考えたため、志望しました。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 研修センター
- 参加人数
- 30人
- 参加学生の大学
- 早慶上理、MARCH、日東駒専、地方大学などの学生が中心だった。
- 参加学生の特徴
- 必ずしもジャーナリスト志望の学生が集まっていたわけではない。また、映像制作の経験がある学生もわずかしかいなかった。しかし、みな何かしらの問題意識や考えを持っており、それを映像で表現してみたいという意思のある人が多かった。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
映像ジャーナリスト(映像取材・映像制作)
1日目にやったこと
開講式の後、ジャーナリズムに関する講義が行われた。映像の持つ力や、NHKが大事にしていること、ディレクターと何が違うか、といった話題が中心であった。学生の質問時間も長く設けられ、意見を言う機会もあった。また、スタジオの見学もした。
2日目にやったこと
映像編集の仕事についてガイダンスを受けた後、実際にニュースで流すような、数分間の映像を制作した。2人1組に分かれて編集体験を行い、講評会も行われた。その後、座談会の時間があった。
3日目にやったこと
映像取材の仕事についてガイダンスを受けた後、実際に事故現場を再現した場所に向かい、カメラを使って映像を撮影した。撮影した後、ニュースに使う映像を検討する機会があった。その後、座談会が行われ、最後には終講式と懇親会があった。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
映像センターのディレクター
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
映像取材が終わった後、ニュースに使用する映像を検討する機会があった。そこでとあるカメラマンから、「映像から考えていることが伝わってくる」と言ってもらったことが印象的であった。私はどちらかというと自分が感じたことを言葉で伝えるのが苦手で、映像ならなんとか自分を出せるのではないかと思い、一生懸命に撮影をした。その気持ちを、映像を通じて汲み取ってくれたのは、さすがNHKのカメラマンだと感じた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
映像編集が最も大変だった。数多の映像を取捨選択し、それを自分で考え構成を行うのが主な体験内容だが、30分という限られた時間の中でそれらを終わらせるのは至難の技だと感じた。また編集するだけでなく発表の機会もある。なぜそういった構成にしたのか、参加者やディレクターの前で発表するのは、かなりの緊張感があった。実際に流れているニュース映像は、膨大な労力がかかっていると実感した。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
カメラマンという仕事は、歴史の証人であり、誇り高き職種であるが、泥臭い部分も多くタフな仕事である。想定しない状況に対応する力や、こだわりを持って映像を撮ってくるという使命感も大事だと知った。そして何より、公共放送であるがゆえ、目線を低くして日常を観察し、記録する習慣が重要だと教わった。こうした姿勢は、映像の仕事に限らず、どんな仕事においても重要だと思う。問題啓発や関心向上ばかり言っていた自分には、それが足りなかったとインターンシップを通じて痛感した。
参加前に準備しておくべきだったこと
このインターンシップに関しては、一から教えてもらえるので、特に準備や勉強をする必要はないと思う。座談会の時間も十分すぎるほどあるので、疑問は全てそこで解消された。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
心から尊敬できる職員の方々に囲まれ、たった3日間という日程にもかかわらず、手厚い指導を受けられたため、NHKに入っても、同様に指導を受けながら成長していく自分の姿がイメージできた。転勤や休日の過ごし方など、リアルな事情も全て座談会で聞くことができたため、非常に有意義だった。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップと本選考は一切関係がないため、内定とも直接関係があるとは言えないから。この経験を踏まえ、自分がどう感じ、その上でどんな仕事をしていきたいかを考えて本選考を受けなければ、たとえインターンシップに参加していても、内定をもらうのは難しいと思う。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
とにかくどの職員さんも包容力があり、何一つ隠さずに話してくれた。また、親身になってこちらの意見や考えを聞いてくださり、心から信頼することができた。たとえ仕事で辛いことがあっても、このような尊敬できる方々に囲まれていれば、絶対に乗り越えられると確信した。とにかく、他のどの企業よりも職員さんの人柄が素敵だった。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップと本選考は一切関係がないものの、このインターンシップでは感じたことや考えたことが山ほどあり、その経験を以って説得力のある志望動機ができると確信したから。インターンシップに参加せずに本選考に参加するのと、インターンシップに参加して実際の機材にも触り、ニュースの制作体験もした状態で本選考に参加するのは、全く経験値が異なる。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
このインターンシップは、本選考とは一切関係がないと明記されており、その通りだった。しかし、希望すればお世話になったディレクターやカメラマンと連絡を取ることができる。そこにアピールの要素は全くなく、むしろNHKとのマッチングを確かめる場として活用すべき。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
インターンシップ参加前は、漠然と人の生活を支えるような仕事としてインフラ業界を考えていた。特に身近に感じていた鉄道業界のインターンシップに応募していたが、ミスマッチがあったためか、ことごとく面接で落とされてしまった。そこで、もっと公共に近い仕事を考えるようになり、独立行政法人や特殊法人などを考え始めた。その中でNHKを知った。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
企業のイメージと、実際の仕事内容は必ずしも一致しないし、今回は良い意味で裏切られたと思う。日本放送協会と言われると堅苦しいが、実際の職員さんはオープンで優しくて面白い方ばかりであった。この経験から、イメージで企業を選ぶのではなく、実際に社員さんに会ったうえで、雰囲気や社風が自分に合うかどうか確かめる作業が重要だと感じた。
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日本放送協会の 会社情報
会社名 | 日本放送協会 |
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フリガナ | ニッポンホウソウキョウカイ |
設立日 | 1950年6月 |
資本金 | 1億6337万5000円 |
従業員数 | 10,333人 |
売上高 | 7485億4300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 前田晃伸 |
本社所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南2丁目2番1号 |
電話番号 | 0570-00-3434 |
URL | http://www.nhk.or.jp |
採用URL | https://www.nhk.or.jp/saiyo/ |