【数字でつめるアナリスト】【20卒】シティグループ証券の夏インターン体験記（文系/リサーチ）No.5174（一橋大学/男性）（2019/4/9公開）

自分が大学で勉強していることが金融だったため、実際にインターンを経験してみたかった。またリサーチという部門は他にインターンを行なっている会社も限られていたため、実際の雰囲気も知れる良い機会だと思った。

事前にシティグループのことを調べる他、アナリストの業務内容についても調べ、疑問点は面接で聞けるように準備した。

与えられた２社の株価はどちらが買いか。

1日目にやったこと

二つの会社の財務諸表、決算報告書が与えられ、それを元にどちらに将来性があるかをチームで話し合い、ポスターにまとめて発表した。お昼に実際の社員の方へのコンサルタイムが一度与えられた。

リサーチ部門VP

なし

グループでのプレゼンテーションを終えた後、それぞれよかった点、悪かった点を指摘されるのだが、アナリストならここの部分はもっと数字でつめないと、など、現実的なフィードバックが印象的だった。

基本的には始まりとともに社員の方も仕事に戻られたため、全てをチームで決めて行かなければならなかった。またお題がざっくりとしていたことと、チームメンバーに金融の知識の乖離が大きかったこともあり、役割分担を決めて行なったが、チームワークを保つのは難しかった。

実際に外資系金融のリサーチ部門がどういった位置付けで、その中でのキャリア形成や実際の仕事内容、勤務時間など、ネットで調べても限界があることを具体的に知れたことは非常によかった。また新入社員の方へ質問する時間もあり、実際に外資金融、シティで働くとは何かをしる良い機会となった。

もっと金融の知識を実践レベルまで高めておけばよかったと思う。普段から少しでも決算報告書や財務諸表をみていたら、グループワークを進める際にもう少しスムーズな見通しがたてられたと思う。

特に新入社員の方が実際に入ってみて感じたギャップや、普段どんな一日を過ごしているかなどを細かく聴く機会があったため、そこでアナリストとして外資系金融期間で働くイメージがある程度ではあるが想像できた。またアナリストは非常に個人ワークが多いのだと感じた。

周りの学生を見る限り、本当に金融やお金が好きであるとか、アナリストになりたいという人が多かった。それに対して自分は金融に関心はあるものの、彼らほどではなく、またその専門知識もまだまだ足りない部分が多いと思った。また社員さんの雰囲気と自分の雰囲気が合わないと感じた。

アナリストという仕事がどのようなものであるか知りたかったというところが志望理由として非常に大きかったが、想像以上に個人ワークであり、自分には向いていないと思った。実際に社員の方も１人でレポートを書くのが苦である人は向いてないとも話されていた。

そもそもインターンシップでリサーチ部門のある会社が少ないので、インターン経験は志望動機を裏付けることになると思う。もちろんインターンで優秀な発表や分析ができればの話ではあるが。

具体的に定まっていなかったので、グローバルに活躍できる機会があるという点で、メーカーやコンサル、商社をざっくりと考えていた。また自分の専門に近い金融も観ていた。そのためにシティグループに応募した。とにかく夏のインターンでは幅広く様々な業界を観たいと考えていたため、長期間のインターンシップには応募しなかった。

シティのリサーチ部門しかみていないが、外資系金融の雰囲気は自分には向いていないように感じた。会社の雰囲気や社員さんの雰囲気もそうだが、実際にインターンで一緒になった学生が、特に強く金融を志望している人ほど独特の雰囲気があったたため、一緒に働く姿を想像することが少し難しかったというのが正直な感想である。