【グローバルな挑戦、リーダーシップへの一歩】【20卒】日産自動車の夏インターン体験記（文系/グローバルリーダー養成塾）No.5171（一橋大学/男性）（2019/4/9公開）

志望業界もあまり定まっていなかったが、まずグローバルという点を積極的に押し出しているところが目に止まった。その後会社やインターンのことを調べていくうちに、表面上でないグローバルさにひかれ、実際にどのような雰囲気なのか体験してみたかった。また、リーダーシップについて考える良い機会になると思ったことと、過去に参加した人からレベルが高かったと耳にしたため、参加した。

事前にインターンについて調べるほか、面接の雰囲気を体験記などでつかんだ。
面接前に自身がリーダーシップを発揮した経験について１枚のスライドにまとめよというお題が出ていたので、その作成及び効率的な説明ができるように準備した。

リーダーシップについて・あなたが社長ならどう発表するか、等

1日目にやったこと

日産の会社の説明、及びインターンの趣旨等の説明。１つのテーブルにつき６名前後のグループに分けられ、そこでブレインストーミングから始まり、チームワークに必要なことなど、
与えられたテーマについてポストイットを使いながらまとめる作業等を何度も繰り返した。

2日目にやったこと

厚木に移動して実際の工場見学や日産車の試乗（助手席）を行い、生産現場で働く社員さんのかたに質問する時間等が与えられた。インターンでないと見ることのできない箇所も多く、本社だけでなく向上を観れたことで実際の雰囲気もよくわかった。

3日目にやったこと

調達部門の方や役員の方の話を聞いた後は、午後はずっとチームで与えられたお題について議論、そしてポスターでの簡潔なプレゼンテーション、を何度も行った。その間大勢の社員のかたが様子を観ており、フィードバックをいただいた。

人事社員、及び見回りの役員

なし

時間が限られているのはわかるが、もっと口数の少ないメンバーから意見を引き出せるように努力しなさいとフィードバックをいただいたこと。説明の時に早口にならないことも大事だと指摘された。

想像以上にチームで話し合う時間と回数が多かったこと。一つのお題について与えられる時間が限られていたので、その中で一つの意見をまとめるのは容易ではなかった。だがフレームワーク等は事前に日産側が指定してきたため、その点は進めやすかったと感じる。

やはりメーカーということで、自分の商品があるということが、当たり前ではあるが非常に強みだと感じることができた。また日産本社においては、想像以上に外国人社員も多く、当然のように英語が飛び交っていたのが印象的であった。本社としてどうするべきか、海外支社ではどうするべきかなど、日本に本社のある大企業ならではの考え方を知れたのは非常によかった。

もう少し自動車業界全体について調べておけばよかったと感じた。また過去の日産の事例もあつかったため、より有意義な質問をできるために日産自動車についての知識も深めておけばよかったように思う。

社員さんとの交流を通じて、社風も非常によく感じられたように思う。実際に新入社員のかたが普段どう過ごしているのかも知れたため、自分が仮に入社した際の大まかなイメージは掴めた。
またグローバルを押し出している分、社内も日本の会社とは思えない時も多々あった。

インターンを通して実際に入社された方の話や、周りのインターン生のレベル、及びいただいたフィードバックなどから。自動車業界が必ずしも第一志望である必要はなく、また会社の社風が他の自動車会社とかなり異なる聞いた点、及びその雰囲気に自分が馴染めるかどうかなどを判断して。

上がった点としては、やはり想像以上にグローバルな会社であると感じたから。また大企業とはいえ、すぐに意思決定ができるような体制が作られていることや、今後の日産のビジョン等を聴くうちに、志望度が上がった。最初は自動車業界に興味はあまりなかったが、色々学ぶうちに業界そのものへの関心も上がった。

サマーインターンシップ経験者はウィンターインターンシップに参加することがかのうであるから。また実際の新入社員の方に話を聞いても、インターン経由での入社が多いと聞いたから。

サマーインターンシップ参加前の時点では、志望業界等は具体的に定まっていなかったので、グローバルに活躍できる機会があるという点でメーカーやコンサル、商社をざっくりと考えていた。また自分の専門に近い金融も観ていた。とにかく夏のインターンでは幅広く様々な業界を観たいと考えていたため、長期間のインターンシップには応募しなかった。

実際にメーカーとして、自分の商品があってそれを世界に売り出していくというのは、コンサルや商社にはできない非常に面白い部分だと感じた。その一方で本社と現場との違いや、海外とのコミュニケーションの難しさなども感じることができ、やりがいはあるとは思うが自分に向いているかはもっと他の業界を観ないとわからないと感じた。