【未知の医薬世界への挑戦】【20卒】ヴィアトリス製薬の夏インターン体験記（理系/生産技術）No.4972（名古屋大学大学院/女性）（2019/4/12公開）

製薬の生産技術インターンは珍しかったため。世界最大手の企業の医薬品の製造現場ではどんな人が働くのか、どんな仕事内容か、また自身の専攻がどのように活きるか確かめたいと思った。また、工場が地元であり、気軽に参加できると思ったから。

面接がなく書類選考のみであったため、内容はじっくりと練った。事前に内容を調べたりはしなかった。なぜこの専攻で、なぜ生産技術か、ということを細かく書いた。

応募

ワークショップ。（造粒条件が粒度分布に与える影響と溶出の改善について）

1日目にやったこと

まず会社紹介があり、ファイザーの拠点、開発手順、目標、ミッションなどについて話があった。次に製造部門の働き肩、キャリアなどの話があり、工場見学を行った若手社員の紹介が行われた後、ワークショップを行った。

2日目にやったこと

ワークショップの復讐の後、二つ目のワークショップを範を変えて行った。最後にはプレゼンがあった。ワークショップの前には、予備知識として生産技術の社員の方から講義があった。

人事、生産技術本部の社員約10名ほど

なし

皆がそれぞれ自分の発現ができるような雰囲気づくりが大切、正解はないからより良い答えをチームで生み出そうとする努力と課程が大切というフィードバックをいただいたこと。

班にどのようなメンバーがいるかによって、ワークショップの出来がかなり異なっていた。ワークショップの内容もかなり実践的で、打錠の知識がない分イメージがつきにくかった。かなり頭を使う二日間だった。工場見学では、一部の工程しか見ることができなかったため、もっとたくさん間近で見たいと思った。

生産技術職は調べてもあまり情報がないし、また実際にファイザーの雰囲気に触れることができたのは貴重な体験だった。内資よりも内資、という言葉を社員さんが言っていたが、その通りだと思った。外資のイメージである冷たさのようなものはなく、社員を大切にする温かさがあった。

生産技術について聞きたい事をまとめておくとよかったと思う。また食品や他の業種の生産技術とは何が違うのか、など疑問を持っておくとさらに有意義になったと思う。

実際に若手社員の方々とご飯の時などにも沢山お話する機会があったから。学部時代どんな研究を行っていたか、なぜファイザー、なぜ生産技術、なども全て教えてくれた。また、生産技術の更に上の社員さんも沢山来ており、製剤、品質管理など様々な職種の話が幅広く聞けた。

かなりハイレベルな人ばかりであったが、インターン参加は確実に有利になると思うため、チャンスはあると思う。ただ生産技術という職種の特徴上、機械などバリバリの理系の人の方がやや有利かもしれない。また、生産技術職の募集は数人であり、かなり狭き門なので壁はある。

内資よりも内資、の言葉通り社風が温かく、また社員の方々はみな自分の目標をもって主体的に仕事をしていたから。生産技術の仕事も、工場でラインに立つわけではなく生産工程のマネジメントが主な業務であり、世界の製薬企業の生産ラインを支えたいと考えるようになった。

インターン参加者限定の工場見学会や会社説明会があったため。インターン参加者から、募集人数の半分はとるという情報もあったので何かしら有利には働いていると思う。また、本選考で適性検査が免除だった。

インターン参加者限定の工場見学会やセミナーがあった。インターンシップでの行動が影響しているかは不明。

製薬メーカー、医療機器メーカー、食品メーカーなど幅広く見ていた、中でもリーディングカンパニーである企業は新薬開発力があり、合併や吸収が激しい業界の中であっても今後も生き残っていくと考えたため中心にみていた。製薬メーカーは外資、内資に拘らず見ていたが、外資のイメージ（リストラされやすい）から内資の方が志望度が高かった。

実際に医療に携わる企業の中で働きたいという思いが強くなった。生産技術のイメージは、工場という閉鎖的なイメージから、おとなしくまじめな人が多いのかと思っていたが、部活のような雰囲気があり、にぎやかで結束力の強い会社であると思った。研究、開発に目が向いていたが、生産技術職にも強く興味を持つようになった。