【未来の医療を担う】【20卒】ヴィアトリス製薬の冬インターン体験記（理系/理系・薬系MR職）No.5864（慶應義塾大学大学院/男性）（2019/6/24公開）

元々、医薬品を通して、患者さんの命を救いたいという思いがあり、製薬業界に興味があった。世界トップレベルの製薬企業のMR職のインターンシップに参加し、製薬業界およびMR職の理解を深めるために参加した。
また、どのような人材がトップレベルの製薬企業で働いているのかを知り、自分に足りないものは何かを把握したかった。
ESで相当絞られていることを聞き、そこを通過したため、積極的にGD・面接もチャレンジしてみようと思った。

ファイザーのインターンに参加したことのある先輩からESを添削してもらった。
外資系企業の中でも、特に実力主義という話を聞いたため、GDで発表や書記といった役割を積極的に担い、質問もしていくことで、参加意欲を示し、目立つことを意識した。
また事前の企業研究で、企業理念やファイザーがどれくらいの研究開発費を投資し、どれくらいのパイプラインを有しているのかを調べ、面接で言えるようにした。

エントリーシート

MR職の職種理解、MRからのキャリアパスについて。

1日目にやったこと

製薬業界についてのレクチャー、MR職からのキャリパスについてお話をお聞きした。
その後に、MRのワークショップを行った。学生2人が現役MRに交互に医薬品の情報提供をしていくという内容だった。丁寧なフィードバックを頂き、それを踏まえてもう一度行った。

2日目にやったこと

2日目、3日目は、MRからのキャリアパスができる職種のレクチャーとワークショップを行った。
2日目は、マーケティングについてレクチャーをお聞きし、ワークを行った。
ワークの内容は、新薬を採用してもらうために、どのようなプロモーションを行うかを話し合うという内容だった。
発表はポスターにまとめて、時間は2分ほどであった。
インターンシップ終了後、ラウンジで懇親会を行った。
様々な職種や立場の社員さんと軽食をとりながら、お話を聞いた。

3日目にやったこと

3日目はメディカルサイエンスリエゾンという職種についてのレクチャーとMRからのキャリアパスとは関係なく、その他のいくつかの職種について、7，8人ずつでローテーションしながら、お話を聞き、質問するという形式で職種理解を深めた。

人事部の社員、マーケティングの社員、MRの社員

なし

グループの雰囲気を作るのがうまいと言われた。積極的にメンバー1人1人から意見を聞き出し、楽しい雰囲気を作っている印象があり、議論が円滑に進み、質の高い結論を出せているという評価を頂いた。

ほとんどの学生は他社のインターンシップで知り合っており、輪ができていた。
その輪に入っていくのが少し大変だった。グループワークや懇親会で積極的に交流を図り、社員の方々はもちろん、学生同士の仲も深めていった。
また、評価がよかった学生が、別ルートの選考に呼ばれるため、学生は積極的に目立とうとしていた。その中で、評価を得るのは難しかった。

学歴などは関係なく、自分がどの会社でその職種でどう働きたいかというビジョンを明確に持っている学生が評価されるということを感じた。自分が何をやりたいのか、何が足りないかを分析し、把握するいい機会となった。また、レベルの高い学生から、積極性、主体性、協調性など多くのことを学んだ。

もっと多くの企業のインターンシップに参加し、インターンシップにどう臨むのかを理解する必要があったと感じた。参加することがゴールではなく、参加して、学び、自分のスキル、経験として身につけることがゴールであることを学んだ。
また、企業研究をもっとすることで、疑問に思ったことをリストアップし、時間があれば積極的に質問にいけばよかったと感じた。

私は、働きやすい環境を重視している。インターンシップに参加し、風通しの良い企業ということを聞いたが、雰囲気や囲い込みが顕著な点を考慮すると、実力主義が激しい印象があり、私にとって働きやすい環境が整っているとは思えなかった。そのため、ファイザーで働いている自分を想像できなかった。

インターンシップに参加したが、良い評価を得られなかったため、別フローの招待されなかった。そのケースは、書類で落とされると聞いていたので、出ないと感じた。
実際に、インターンシップに参加して、別フローに招待されなかった学生で、本選考に出している人は、書類で不合格通知を受けていた。

製薬企業の中で、世界1位という実績は非常に魅力的であり、今後吸収合併により減少する製薬業界で生き残っていく企業であるのは間違いないと感じた。
しかし、そういった企業は他に何社もあり、自分の就活の軸である働きやすさを重視しても、多くの企業があると考え、そういった企業を中心に志望していくことにした。

インターンシップに参加すれば有利になるというわけではないが、良い評価を頂け、別フローに招待されれば、有利になる。そのパターンの学生から多くの内々定者が出ている。

インターンシップに参加し、評価がよかった学生は、その後別フローでグループワークやMR同行といったステップがあり、内定獲得に有利になる。
評価対象は、積極的に意見を言っている、発表している学生かと思ったが、インターンシップ中何も発言していない女子学生が別フローに招待され、積極的に質問している男子学生が招待されていなかったため、男女で少し評価が違う印象を受けた。

製薬業界を志望していた。
その中で、売り上げの高い順に志望していた。
大手であればあるほど、製品も多く、開発パイプラインもあり、生き残っていける企業であると考えていたからである。
また、風通しの良さは外資系企業の方があるということも聞いていたため、外資系の製薬企業で売り上げが高い順から志望していた。

製薬企業のMR職に対する魅力は非常に高まった。
しかし、売り上げが高いからといって、自分の満足のいく仕事ができるか、働きやすいかは別であり、自分の企業選びの軸を改めて考えなおした。その結果、働きやすい環境や社員の人柄の良さを重視して、就職活動することにした。
特に、面接に関して、話した内容が論理的かどうかではなく、自分がどんな考え方を持ち、どう行動してきたかといった人間性の部分を第一に知ろうとしてくれている企業を見極めることにした。